●鑑定書とは
鑑定とは本来は資産価値を評価する行為です。
但し、日本の宝石鑑別機関は宝石の真贋、品質鑑別のみを行っております。
宝石鑑定書はダイヤモンドのみに作られる”ダイヤモンドグレーディングレポート”を示す場合が一般的です。
ダイヤモンドグレーディングレポートは本物のダイヤモンドかが識別された上に、世界的に統一されたGIA(米国宝石学協会)の
提唱する
4C(カット、キャラット、クラリティ、カラー)に分類されるダイヤモンドの品質、その他フィニッシュ、ダイヤグラム、蛍光性など分析内容が表記されます。
※正しいグレーディングを行うために完成品となったジュエリーの場合はカットやカラーにおいて
見ることが出来ない場合がございます。その為、原則ルース(裸石)にのみ発行される場合が多くなります。
●鑑別書とは
ダイヤモンド、色石を問わず全ての宝石において発行可能な証明書で
科学的に分析・検査をして、鉱物名・宝石名、分析結果、そして人為的処理が施されているか等が記載されます。
ジュエリーに使われている石の真贋、種類がわかります。
※何れにおいても、レポート番号などが記載されます。
これにより確かに鑑別・鑑定が行われたことが証明されます。
また、価値に影響する品質においては表記されません。
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