本節は Calc マニュアル全体で使われる種々の表記法を詳解します。
キーストローク表記において、大文字は、その文字をタイプする間、 シフトキーを押し続けなくてはならないことを意味します。 コントロールキーを押しながら打つキーはC-xのように示されます。 メタキーを押しながら打つキーはM-xのように示されます。 その他、RETはリターンキー、 SPCはスペースバー、 TABはタブキー、DELはデリートキー、 LFDはLine-Feed キーを表します。
(もしあなたのキーボード上に LFDやTABキーが無かったら、 それぞれC-j, C-iキーで代替できます。 もしメタキーが無かったら、 Alt か Extend Charを探してください。 最初にESCやC-[を打つことによっても、同じ効果を得ることができます。 M-x, ESC x, C-[ xは全て同等なのです。)
時々、次に進むのにRETを打つことが「明白である」とき、 RETキーは示されません。例えば、RETは通常 M-x calc-keypad RETのようなキー・シーケンスでは省略されます。
コマンドは一般に次のように表記されます。
: p (calc-precision
)
またはM-# k (calc-keypad
)。これはそのコマンドが通常、
pキーあるいはM-# kキー・シーケンスを
打つことによって使われるが、それは同じく示されるフルネームの等価コマンド、
例えば、M-x calc-precisionを持つことを示します。
代数的表記での関数に対応するコマンドは次のように書かれます。
: C (calc-cos
) [cos
]
これはCのキーがM-x calc-cosと等しく、
かつ代数形式で対応する関数が
`cos(x)'であることを意味します。
いくつかのコマンドはフルネーム以外の等価キーを持っておらず、
次のように表記されます。
: calc-sincos
[sincos
]
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