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メイン・メニュー

|----+-----Calc 2.00f----+----1
|FLR |CEIL|RND |TRNC|CLN2|FLT |
|----+----+----+----+----+----|
| LN |EXP |    |ABS |IDIV|MOD |
|----+----+----+----+----+----|
|SIN |COS |TAN |SQRT|y^x |1/x |
|----+----+----+----+----+----|
|  ENTER  |+/- |EEX |UNDO| <- |
|-----+---+-+--+--+-+---++----|
| INV |  7  |  8  |  9  |  /  |
|-----+-----+-----+-----+-----|
| HYP |  4  |  5  |  6  |  *  |
|-----+-----+-----+-----+-----|
|EXEC |  1  |  2  |  3  |  -  |
|-----+-----+-----+-----+-----|
| OFF |  0  |  .  | PI  |  +  |
|-----+-----+-----+-----+-----+

これがキーパッドを起動したときに最初に現れるメニューです。 縦割ウィンドウの右側に表示されます。 このメニューの上に、Calc スタックが表示されます。 24行のスクリーンなら、スタック top の 3項目を見ることができます。

数字キー, 小数点, EEXキーは数の入力に使います。 指数表記では EEX に続いて指数部を入力します 入力した数は ENTER やその他の関数キーを押した時に、 普通の Calc と同様にスタックに push されます。

+/- キーは普通の Calc の n キーに相当します。 数値入力中なら、入力中の数値や指数の正負を切替えます。 それ以外の時は、スタック top の数に作用します。

INVHYP キーは他のキーを修飾します。 このマニュアルに書かれた各種効力のみならず、 キーパッド・モードでは更にいくつかの「インバース」機能が与えられていて、 それらは以下と後続の節で説明します。

ENTER キーを押すと、数値入力中なら入力を完了し、 それ以外ならスタック top の内容を複写します。

UNDO キーは直前の Calc 演算をアンドゥします。 INV UNDO は「リドゥ」コマンドで、 HYP UNDO は「引数の復活」(M-RET) です。

<- キーは、 数値入力中なら「バックスペース」として振舞い、 それ以外ならスタック top の内容を削除します。 INV <- はスタック全体をクリアします。 HYP <- はスタックから整数を取得し、 その数に相当するスタック要素を削除します。

EXEC キーはプロンプトを出して、 普通の Calc キー・シーケンスの入力を促します。 必要に応じてこれに数値接頭引数を含めることができます。 普通に Calc ウィンドウに移ってコマンドを打込んでも構いません。 キーパッド・モード起動時にも、Calc ウィンドウは普通に使えます。

メニューのその他のキーは、明白な Calc 機能を実行します。 CLN2 は、現在精度を一時的に 2桁減らすことにより、 スタック top の内容を丸めます。 FLT は、スタック top の整数や分数を、浮動小数に変換します。

INVHYP キーと下記のキーを組合わせると、 たとえメニューに無い関数であっても呼出します。 メニューの切替が面倒でなければ、これらのキーを覚える必要がありません。

INV +/-
1/x と同じ。
INV +
SQRT.
INV -
CONJ.
INV *
y^x.
INV /
INV y^x (yx乗根)。
HYP/INV 1
SIN / INV SIN.
HYP/INV 2
COS / INV COS.
HYP/INV 3
TAN / INV TAN.
INV/HYP 4
LN / HYP LN.
INV/HYP 5
EXP / HYP EXP.
INV 6
ABS.
INV 7
RND (calc-round).
INV 8
CLN2.
INV 9
FLT (calc-float).
INV 0
IMAG.
INV .
PREC.
INV ENTER
SWAP.
HYP ENTER
RLL3.
INV HYP ENTER
OVER.
HYP +/-
は スタック top の 2項を誤差型式にまとめます。
HYP EEX
は スタック top の 2項を剰余型式にまとめます。
INV EEX
は スタック top から取得した整数に応じて (0: `[]', 1: `[)', 2: `(]', 3: `()')、 引き続く2項を両端とする区間型式を生成します。

OFF は Calc を閉じます。 M-# kM-# M-# も同じことです。 これは普通の Calc でqM-# c を押すのと似ています。 もし(コマンドラインから full-calc-keypad を指定してEmacs を立上げて) Calc がスタンドアロンで走っている場合は、 OFF の替りに EXIT が出て、 これをクリックすると Emacs そのものが終了します。


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