普通の計算機ではエラーメッセージをひとつだけ発生する多くの局面で、 Emacs Calc は演算前の式を生成します。 例えば、1 RET 0 / は式 1 / 0 を push し、 0 L は式 `ln(0)' を push します。 これは浮動小数点のオーバーフローやアンダーフローでも起こります。
ある関数呼出しを(計算せずに)記号形式で残さねばならない場合、
Calc は通常、理由を説明するメッセージを生成します。
重大と考えられるか、ユーザーの誤りを示唆するメッセージは自動的に表示されます。
その他のメッセージは Calc のメモリ内に保持されたままで、
w (calc-why
) がタイプされた時のみ表示されます。
同じ計算から発生したメッセージが複数ある場合も、
w を使って表示させることができます。
(この場合は、最初の(自動)メッセージの最後に `[w=more]' が付いています。)
d w (calc-auto-why
) コマンドは、
エラーメッセージが自動的に表示される局面を管理します。
(Calc は計算の後 ユーザーのために事実上 w を押します。)
デフォルトでは、「重要な」メッセージについてのみ自動表示します。
これ意外に選べるモードは、全てのメッセージを自動的に報告するか、
一切報告しないか
(この場合メッセージを見るには常に自分で w を押さねばなりません)です。
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