損傷した筋肉が筋幹細胞を活性化させることを発見!?その2

前回の記事「損傷した筋肉が筋幹細胞を活性化させることを発見~筋疾患の病態解明や創薬開発に期待~」で、私なりに疑問に思った部分は

損傷した筋肉の作成方法で、この発表によると、物理的損傷を加え、壊死させる培養系での筋損傷モデルを構築し、そのモデルを用いて解析した結果、損傷筋繊維から漏出する成分は、サテライト細胞を活性化させ、活性化した細胞は細胞準備期にあたるG1期に入ることを見出した。とあります。

この、物理的損傷を私たち、はり師が使う「鍼」でも損傷させることができるのかということです。

というわけで、鍼刺激でも骨格筋に物理的損傷を加えることは可能なのかどうか。次の課題として論文を調べることにします。

また、物理的損傷を加えることによって、骨格筋に、どのような変化が起こっているのかも調べてみたいと思います。

2025年08月10日