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 万葉衣装企画・山口

             大阪材料株式会社

  洋裁教室の記録(自宅で教室を開いて35年)

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イベント記録

    ● 山口洋裁教室ファッションショー
        1993.11.20 テイジンホール
 
    「NHKおしゃれ工房」に掲載 1994 .6月号    
     
   
 
        ● 作品展 「布三昧」&ファッションショウ  1997.9.27〜28 さざんかホール     
        
         
     ファッションショー

 
   
       タペストリィー
 
                                手芸作品
  
   


 

 山口千代子洋裁教室作品展
          
2005.10.1〜2中ノ島中央公会堂にて


      
      
    

      大阪市中央公会堂 
    

      小集会室
    
 


  作品展のテーマは二本立てです(展示作品 100点)
      *メーン会場    「自分色(じぶんのいろ)
 
自分色 “素敵”は自分の似合う色 がテーマです。
 色を4つのグループに分けて展示。自分の似合う色はどのグループ?
  
 客様のお好きなファッション、特にお似合いのカラーを見付けて頂こうと思っています
 自分に似合う色をパーソナルカラーといい、似合う色はあなたをより輝かせてくれます。
 展示品を通してお客様とのコミュニケーションを楽しめるようにしました。
 

           
               
             
       
  
 

* サブ会場「寿衣(じゅい)」(永遠への装い)
 3階  特別室(貴賓室)にて
       
   「寿衣」を辞書で引くと経帷子とある。経帷子とは葬られる時に着用する単の白麻布着の事
 「死に装束」といえば忌み嫌われタブー視されてきました。その暗いイメージを払拭し反対
 に明るいイメージで捉えられないものかと考え、取り組んでみました。

  いかなる宗教に関係なく自分のフィナーレを飾るにふさわしい衣服に包まれる装いが、あっ
  てもいいと考えたのです。衣服ほど、その人となりが端的に表れるものはないでしょう。
  人柄・知性・教養・感性・生き方もが感じられような衣装をいろいろ試てみました。
  その上に幸せであったことに感謝する心が衣服に込められると、華やかな美しい姿として
  人々の心の中に永遠に生き続けるのではないでしょうか。  
   

                            私の寿衣 (背中に座右の銘  凛)
                              ・素材は絹のつむぎ
                              ・デザインは奈良時代、東大寺の女性制服
 
・寿衣の「寿」の字は多くの場合、特別の祝い事やめでたいことの意味で使いますが、
 人は仏あるいは偉大な神によってこの世に生かされていると考えてきました。その
 生きていること、命が「寿」の意味なのです。
 例えば無量寿とは永遠にある命の意で、「寿命」とは生きている今、その命なのです
 仏像彫刻や仏画に「寿像」があります。高僧の生前に造られる肖像彫刻、画像をいい
 寿像を造ることは功徳になるのです。又、寿塔・墓などを生前に用意するのも同じで
 それを逆修といい、死後に供養するより、より功徳になると説かれています。
 逆修の「逆」はあらかじめの意。生前にあらかじめ、死後の利益を期するために仏事
 を修することをいうとあります。寿衣は仏教用語ではありませんが、生前に自分で準
 備して置くのも形を変えた功徳になるのでは            
 ・インターネット上に中国では「寿衣舗」が無数にあります。韓国も同じですが日本
  では数件しかありません。中国や韓国のように生前に用意する風習がないからなのです
 ・中国では病院の隣に「寿衣舗」を構えているとのことです。
 ・元気な時・幸せな時・記念日にこそ準備してはどうでしょう。
 ・死と向き合うことへの恐怖心をなくし、心構えやその上安心感をも得られのでは。
 ・真っ白にこだわる必要はなく、自分の大好きな色・一番好きなお花の柄・座右の銘
   好きなデザイン想い出の衣装・・・・と自分の生きた証を衣装に託したいのです。
  ・素材は天然繊維とくに絹にこだわりました。一点だけは木綿の総レースです。
  ・上に掛けるのではなく体を衣装で包むことにこだわったので、着せ易いデザインに
  しています。前開きで袖はゆったりと、細い袖も袖下・脇は開けてホック留めに。
  (介護衣服・障害者の衣服のアイディアを取り入れています)     
  ・着せ易いデザインのひとつとして奈良時代の正倉院に伝わる衣装を参考にしました
  また、仏像の菩薩の衣装、天衣をデザインにアレンジしてみました。
 ・会場では解説者を待機させ、楽しい会話で皆様にも関心を持って頂こうと思ってい
  ます。(解説者に仏像・文化財修復彩色師西村潤子氏を。共同研究者)

 「寿衣」という言葉はあまり知られていないようです。
 又それを考えたことがなかったけれど、非常に興味が持たれて、自分なりの準備を考える
 機会になったと言います。
 昔は用意されていた「寿衣」今改めて皆さんと共に考えてみる機会となる、問題提起を
 したいと思っています。