Essay



白色発光ダイオードその3 2002年3月15日

 LEDが無事ひかることを確認したので、LEDや回路一式をケースにおさめることにした。大阪日本橋にふたたび出かけ、単三乾電池が2本入る手ごろな電池ボックスを買ってくる。
 この電池ボックス、いい具合にスイッチが付いておりデザインも悪くない。この中に乾電池と昇圧回路、LEDを組込めばペンライト(ペンの形はしていないが)はひとまず完成だ。

 会社でドリルと旋盤を拝借してケースの加工を進める(もちろん勤務時間外です)。電池は1本入ればいいので、もう1本分の開いたスペースに昇圧回路を押し込む。LEDのフードはアルミを旋盤で削って加工し、穴をあけた電池ボックスに接着剤で取り付ける。

 完成したのが下の写真のものだ。昨今の携帯ストラップブームを真似て、赤いひも(久しぶりにタンスの奥から引っ張り出した服のポケットに偶然入っていた!)を付けた。
 気になる昇圧回路の効率は60〜70%くらいだった(これも会社のオシロスコープと電流プローブを拝借して測定)。まずまずの値といえそう。乾電池の電圧が0.5V程度になっても光るので、使い古しの電池が使えるのもなかなかよし。

 このペンライト、子どものおもちゃとしてはもちろん、夜中に暗闇の中で夜食を探すときなどにも重宝している。

ふたを開けた状態

ふたを閉めた状態

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This page was last updated on Oct.27, 2002.