Essay



白色発光ダイオードその2 2002年3月9日

 大阪の日本橋で買い揃えた部品を使って、さっそくLEDを光らせてみることにした。

 まずはとりあえずLEDを光らせてみたいので、LEDに電流安定化用の抵抗をつないで5Vの直流電源につなぐ。

 ひかるひかる!

 懐中電灯でお馴染みの黄色い光と違って、異様に白い、どちらかというと青白い光だ。LEDで周囲を照らすことができるほどの光量が出せるというのは感動的だ。

 しばらくの間、部屋の照明を消して、真っ暗な中でLEDの光を見つめて悦に入る(ちょっとオタッキーだ・・・)。この日はこれで満足して寝る。



 さて、つぎのステップは単三乾電池ひとつでこのLEDを光らせること。

 まずはコイルを作る。先日買ってきたフェライトのトロイダルコア(ドーナツのような形のやつ)にエナメル線を巻いていく。コイルを巻くなんて小学生のときに理科の実験で電磁石を作って以来だ。ドーナツの穴状の部分にエナメル線を通して巻いていくという作業は、手芸でもやっているような感じだ。

 コイルを作り終わったあと、部品をワニ口クリップ付きのケーブルでつないでいく。回路が正常に発振するかどうかを確認した後、いざLEDをつないで見る。

 ひかるひかる!!

 初めて作った昇圧回路はどうやら無事動いた模様。1.5Vの乾電池から4Vの電圧が取り出せている。面白いものだ。

 またまたしばらくの間、部屋の照明を消して、真っ暗な中でLEDの光を見つめて悦に入る(やっぱりオタッキーだ・・・)。そしてこの日もこれで満足して寝る。

乾電池1本で光らせた白色LED

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This page was last updated on Mar.10, 2002.