今まで作ってきた「電子工作」はすべて「あまり実用的でない」ものだった。「ゆおーん」という音叉のような音を出したり、その音を大きくしてスピーカーで鳴らしたり・・・。 どちらかというと勉強のために作ったものなので、オシロスコープで波形を測って、トランジスタが思ったとおりに動作していたらそれで満足。あとはお蔵入りとなっていた。 でも今回作ったポケットライトはかなり実用的。 いつも手に届く所に置いておいて、夜中に冷蔵庫の中をあさったりするときに重宝する。自分が作ったものを日々使う。これってなんともいえず嬉しいものなのだ。 この感覚に味をしめてさらにもうひとつ、単4形電池用のものを作った。 単4形電池用の場合、電池ケースがひとまわり小さくなるので、回路もその分コンパクトに作らないといけない。 昇圧用のコイルも今までのものはサイズが大きくて入らないので、東京に出張した折に秋葉原へ足を伸ばし、ひとまわり小さいコイル用のコアを入手してきた。ついでに台湾製の白色LEDもゲット。この製品、特許に抵触してないのだろうか? 2つ目となると作業はだいぶ慣れたもの。回路もだいぶきれいに仕上がった。 前回作った単3形電池用のものよりひとまわり小さく、コンパクトなのがまたなんとも嬉しい。 ![]() 単4形電池用ポケットライト
その後、実家の母からもひとつ作ってほしいと要望があったので、さらに追加で2つ作製。これで合計4台に・・・。 秋葉原で購入した台湾製の白色LEDは色が少々黄色がかっている。私は少々がっかりしたのだが、妻は「エメラルドグリーンできれい」と言っていた。ものは考えようだ。 ![]() 合計で4台に・・・
|
[←前を読む ]