　　　　　４月２０日（火）［移植後４１日目］

　とても忙しかった。主治医がひでくんの血が欲しいとのことで朝から急に採血。酵素活性をみるとの説明を受ける。９時半に学校。２限目が参観だった。ひでくんと先生が向かい合って勉強している横に母が座る。算数では磁石を使った足し算引き算の学習。最後に、ひらがなで名前を書いた。日直だったので号令もかける。３限目は懇談。本人は先生と留守番。昼食後、書類に印鑑をもらいに母が会計に行く。その間に、主治医とＭＲＩへ。慌てて追いかけ間に合う。機械の中で横になった本人を安心させるため、足を母が軽くつかむ。機械から出る大きな音。時間が余計に長く感じた。あとで耳せんを貸してもらえたと聞く。部屋に戻るとすぐに回診、その次はリハビリ。輪投げなどをして楽しく遊んで（？）帰ってくる。　最後は主治医によるビデオ撮影。状態を映像で記録しておく。疲れ気味でグズグズ状態。でもなんとか頑張った(Drが足や手を器具で軽く叩いての診察、色のテスト、歩く、ジャンプ、片足で立つ、しゃがんで立つ、字を書く、読む)。夕食後は入浴。やはり疲れたのか、布団に入ったらすぐに寝た。明日いよいよ退院となった。

　　　　４月２１日（水）［移植後４２日目］

　夕刻、移植の経過と現在の病状、今後の予定について説明をうけ、退院した。

　次のページに主治医の話（要約）あり。