初心者のそば打ち道具  <  サイトへ移動  

素人のそば打ち道具入門 
        (失敗しない道具選び)

─ はじめに ─

 趣味でそば打ちを始めた頃、24センチの麺切り包丁と70センチの桧の麺棒を買ったがこれを含め自分で買ったいくつもの道具や、そば打ち同好会の活動をとおして買い揃えた道具類などにはいくつもの失敗談がある。
もう少し道具についての知識があったり、相応の経験を積んだ先輩などに相談してから買っていたら、ミスマッチによる失敗や、使い勝手の悪さからくる買い換えがうんと少なくなっていたと思う。

 このページはそんな失敗と経験を踏まえて、そば打ちの初級者から中級者くらいまでを対象にし手頃で普及品的な道具類をわかりやすく理解できるように解説したものである。従って、上級者のための道具や高級品、またはこだわりの道具類などについては知識を持ち合わせていないこともあるがあえて触れていない。
趣味として楽しむために始めるそば打ちだから、ほんの一時しか使わない(使えない)中途半端な道具を買ってしまうのでなく、身の丈にあって使い勝手の良い、ながく愛用できる道具と出会ってほしいものである。

そば打ちの道具全般

 一般的に、そば打ちを始めたばかり初心者が打つ(そば)粉の量は500g程度であり、経験を積むに従って打つ量も増えるので、ながくそば打ちを続ける場合には初心者用の道具のままでは対応しにくくなってくることを認識しておく必要があると思う。どの程度までそば打ちを続けるのかもわからない段階では、急いで道具を買い揃えたり、広告につられてそば打ちセットに飛びついたりせず、すこしとどまってじっくり構えた道具選びをするほうが失敗や後悔は少なくなると考える。何度も道具を買い換える失敗例をいくつも見ているだけに少しでも役に立てればと考えてこのページを新設した。


主なそば打ち道具について

こね鉢」   「包丁」  「めん棒

小間板」  「のし板」  「まな板