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裁ちそば |
福島県南会津郡桧枝岐村に伝わるそばの打ち方で、小さいそば玉を60cmほどの短くて太い麺棒で丸く延し、切れやすい生粉打ちの生地を丸く延して畳まずに何枚も重ね、布を裁つように包丁を手前に引いて切る。小間板は使わない。このことから「裁ちそば」といわれる。群馬県利根郡片品村に伝わるそばの切り方。丸出ししたそばを半切りして数枚重ね菜切り包丁を手前に引いて切るところから「ひきそば(引き蕎麦)」という。これら、桧枝岐村も片品村も尾瀬をはさんだ双方の入り口に位置し地域的にもそば打ちの特徴が共通している。 |
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