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ヒノウトン    ヒノウドン
 
京都・油小路にあった日野屋製のうどん。江戸時代初期の医者で歴史家・広島藩医黒川道祐は、「・・・油小路下立売南 日野屋湯煮饂飩難歴数十町不冷云(茹でて数十町持ち歩いても冷めない)」と記している。「茶会記」でもっとも古いのが「松屋会記」で、この中に、奈良におけるそば切りの初見が登場する。元和8年(1622)大和郡山の記録に「ヒノウトン 又ソハキリ」とある。
*「松屋会記」の項参照
 
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