20111001-20111031

2011/10/16 Sun*
どうしよう東照宮

09/17(土)の話

夜半は涼しかったんだけど明け方が結構暑くて目が覚めた。奥日光と言えど暑い時は暑い。起きると外は結構しっかり雨が降っており、天気が良かったら前日歩きそびれた戦場ヶ原リトライしようかと思ってたんだけど、こんな中で歩いたらスニーカーどろどろになるよねーと言うわけでさっくりとスルー。木道を歩くルートもありそうだったものの、おれがガラガラ引っ張ってたってのもあって断念した。そういえば帰ってきてから知ったんだけど、大昔(まだ年齢が一桁だった頃)に家族でこの辺に来たことがあるらしい。写真も残ってて、戦場ヶ原の水辺に落っこちてズボンドロドロになってる姿がバッチリ写ってたけど記憶にはさっぱり残ってなかったのでまぁいいや。

と言う訳で、日光観光プランBの日光東照宮へ。

前日で大分慣れたからこの日はもうほぼ終日おっぱいベルトにGoProをぶら下げっぱなし(撮ってなくてもつけたまま)。東照宮なんて遠足のメッカみたいな所なので大量の小学生がいてVカムを指さされることしばし。肝心の東照宮は事前にあんまし調べてなかったので、見所とかよく分からないまま適当に目に付く物にいい加減なコメントをしながらブラブラした。関西人にはあんまし良いイメージのない家康公のお墓の門の作者がラノベ作家っぽい名前だよねーってコメントしたり、三猿が右から並んでる辺りに正しさを感じたりして1時間ぐらいで見学終了。全般にイマイチ盛り上がりに欠けたものの、反響を利用した龍の鳴き声は割と面白かったし、有名所を押さえたという意味でよしとしよう。

大規模なカステラ屋で日光土産を物色したら、バスに乗って東武日光駅、に比べて寂れまくっているJR日光駅へ。そして終点駅なのに相変わらず手動な自動ドア。

たぶん節電は関係ない

今回の旅のメインはもちろんインディジャパンであり、この土曜日は予選レースが15時ごろからスタートする予定だったので、その時間にあうように移動したんだけどこれがもう物凄い大変で、いや大変と言うかそもそもバスのダイヤが無いのよね。曲がりなりにも由緒ある国際レースの日本ラウンドだってのに、新幹線の停まる宇都宮駅からツインリンクもてぎまでの直通バスが日にたった3本。しかもお昼までのみ。なので東照宮観光を終えたおれらがもてぎに行くには、まず一旦バスで国鉄茂木駅まで行って、そこからタクシー(か何か)でサーキットに乗り付けるしかないと言うスパルタっぷり。なるべく公共交通機関を利用してくださいって言ったやつ出てこいよ!

ありません

とりあえず駅前で昼飯として「ソース焼きそばラーメン」(意外としっかりソース焼きそば味だった)を食ったら駅前のコインロッカーに荷物ぶちこんでいざもてぎへ!と思ったらコインロッカーが軒並み埋まってて、唯一空いてるやぁと思って扉を開けたら中には既に紙袋が3つ。それらをサクっと外に放り出して自分の荷物入れようとしたら丁度隣があいたので、一瞬逡巡してそっちに自分の荷物を入れといた。そういえば紙袋の中身ってなんだったんじゃろなと覗いてみたらなんとX68000。おれは使った事がないのでどの機種なのかは分からんかったけど、火星のジャンクショップでベータのデッキを発見した時のような時代錯誤感、一体どう言う理由でこれを運ばなけりゃいけなかったのか全く想像つかないこととか、あとちょうどシュタインズゲートが放送されてる関係もあって思いきり大笑いさせて頂いた。

で、このバスがまた・・・専用のシャトルバスでもなければ直通バスでもなく平々凡々な路線バスであり、当たり前だけど当たり前のようにしっかり各バス停を通過しつつ、いざ着いてみたらかかりにかかったり1時間。事故渋滞に巻き込まれたとかF1観戦の長い列ができてるとか、そう言う特殊事情抜きにしたらこんなに長いこと路線バスに乗ったのって初めてじゃないかしら。茂木駅に着いたら今度はこっからサーキットに行く手段を探さないとなーと思った所、バスの運ちゃんが機転きかせて「帰り用の臨時便が今出る所だから、回送だけどそれに乗ってったら良い」と言う主旨の事を殆ど聞き取れない流暢な栃木弁で提案してくださったので、何とか無事に公式予選に間に合う時間に現地入りできたのであった。あの茂木駅前に停まってた1台のタクシーを、バスに乗り合わせた8人で奪い合う事態に発展しなくてホント良かったよ。

みんな大好き佐藤琢磨

で、人生初ツインリンク。ピットがメインスタンド側に設置されてるので結構近くに見える。ちなみに予選の間は自由席チケットでもあちこち入れるので、ここぞとばかりにお値段の高い席から激写しておりました。サーキットゲートに程近いメインスタンドは人で溢れてたけど、それ以外だと例えば最後のシケイン前の90度コーナーとか良いポイントでもガラガラだった。と言うか全体的に空いてたかんじ。まぁインディだしな。

クリックで元画像。ズームレンズのテレ端だとディティール甘くていやん。

明日の決勝はたぶんずっと一箇所に居座って見ることになると思われたので、今日の間に色々見て回るベーというわけで例のヘアピンもしっかり見学&激写してきた。

もてぎっつったらこのヘアピンと直後の下りストレートだよね。一回目のオーバルコースをくぐる辺りもアップダウンあって妙にいやらしい事が記憶に残るけど、個人的にはいつもオーバースピードでつっこんでしまうこのヘアピンを推したい(何に)。Forza3ではプレイ回数が圧倒的に鈴鹿の方が多くて、もてぎのフルとか殆ど走った覚えがないんだけど、今回これがあると言うので敢えて家で練習走行してから来たのであった。ゲームで見た風景の実物が目の前にあると変な気持ちになるよね。一種の聖地巡礼みたいなもんかしら。となると次に目指すはル・マンかニュルブルクリンクか・・・と言う話をKくんにしたら何のためらいもなく「日程決めてくれたら手配するよ」とかノリノリで返されて困った。いや行きたいけども。

予選が終わって宇都宮に戻るバスが出るまでの空き時間に物販やら展示関係をウロウロみて回っていたら、09年でスーパーGTから引退したGT仕様NSXのコックピットに乗れると言う展示ががが!高級車とかハイパフォーマンスカー好きなのに900万以上する車に乗ったことがない(それも展示車だったけど)おれとしてはぜひともおさえておかねば!と言うわけでKくんにはその辺ブラブラしといて貰っておれだけ座ってみた。NSX type-R GTの市価は5000万!

左手をかけて 横の壁をまたいで 腰骨を押し込んで ハンドルを下ろす

超腰いてェ・・・!自分の車に乗っけてるレカロのフルバケなんか比じゃないぐらい腰がガッチリしてて全く動ける要素がない。これに4点シートベルトして背中を貼りつけたらもう気軽にトイレ休憩とかできないよなコレ。安全だし車の挙動よくわかって走りやすいんだろうけど、レーサーのかたはほんにご苦労さまです。

そうこうしてたらバスが来たのでゆっくらまったり宇都宮への旅。宇都宮についたら例のX68000がまだロッカー横に置いてあって、つくづく日本は治安がよござんすなぁと感心しつつ、本日宿泊予定のホテルへ。JR宇都宮より東武宇都宮に近い所にあるホテルだったので街のど真ん中を突っ切って歩いていたら、県庁所在地のどまん中の道路なのにオービスが設置されてて、こんな所に設置しなきゃいけないような土地なんだろうなと妙に考えこんでしまった。

ホテルに荷物をぶち込んだら晩飯探して二人で徘徊。宇都宮と言えば餃子・餃子と言えば宇都宮なので、以前宇都宮餃子は二度と食うまいと心に誓った(2010/11/23参照)のは無かったことにして、無難に王道路線で行くことに。とは言え、餃子専門店なんか見渡すかぎりあちこちにあって選択に困ったので、宇都宮駅前でも見かけた「ローカルの大型フランチャイズ」っぽい所にした。適当に選んだ割にはこれが大ヒットで、10種類ほどの味の違う餃子を食べ比べられるセットが手数でごまかされてる気がしないでもないものの、味はうまいわ良心価格だわで大満足。おれのなかで勝手に下がってた宇都宮餃子の名誉が回復されたのであった。翌日も観戦だったのでお酒はほどほどにして2日目は終了。

そう言えば今日は東照宮に行ったんだからラムレーズンも食っとかなきゃ片手落ちだよな!と言うわけで、ホテル横のマルケーでサクっと調達してホテルでもそもそ食ったのでした。ラムレーズンうめぇ!

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09/18(日)の話

宇都宮からツインリンクに向かうバスが朝に3便しかないと書いてあったものの、始発で行くのはバスが混みそうな上、早く着いても向こうで暇になりそうだったので1本遅いので向かうことに。ここで初めてバスの臨時便が1本じゃなくて何本か出てる事を知る。出発する時間は3回なんだけど、それぞれ何台かバスが出るとかそう言う感じ。それなら最初からそう書いてくれりゃいいのに、変に情報を誤解してあれこれ考えてしまったじゃないか。まぁ結果的に何も問題なかったので来年から表記を改めてくれりゃいいかなと。来年ないけど。

そんなに到着が早くなかったのに自由席ゾーンはあちこち座れる余地があった。特にヘアピンからのストレート(ダウンヒルストレートと言う名前らしい)横の席は殆どが空席で、確かにここでクラッシュする事はないだろうけど、コーナーからの立ち上がりと、続く90度コーナーへのブレーキ勝負が見られる良いポイントなのに。となるとよっぽど観客少ないんだなぁ。

開始まで1時間半でも空席が目立つ

ストレートの中ほどで最前列が確保できたので腰を据えて、そば飯とか食いつつ開会式を待つ。インディについて殆どお勉強しないままぶっつけで観戦に来たので、開会式イベントで「星条旗よ永遠なれ」が歌われることとか、それにあわせて戦闘機(日本だとF4)が宇都宮の珍走団もかくやな爆音で飛来する事とか知らなかったので、なんか色々と度肝を抜かれてしまった。この距離で戦闘機が飛んでるのを見るのは初めてだったんだけど、これは今度航空ショー観に行かないと!って思ってしまう。抜かりなく航空自衛隊の宣伝ブースが会場に設置されてたのも頷ける。

ところで、おれの中でアメリカンモータースポーツと言えばデイトナUSAであり、デイトナUSAと言えばステージ開始時の「Gentleme start your engines」(※音が出ます)なんだけど、Kくんに聞いてみたらインディも同じコールがあるとの事で物凄い期待していたら、茂木市長だかなんだかのへっぽこな「スターァアアッ ユァー エンジッ!」って掛け声しか聞けなくて一気に腰砕け。土地柄を出したい意図は分かるけど無理しないでここだけセガから音源借りてくればいいのにね。

で、インディ本戦が開始。予選の時から思ってたけど、姿形がオープンホイールのフォーミュラカーなのでF1みたいな甲高いイグゾーストをイメージしてたら低速走行時は随分低音だったのが印象的。特にフォーメーションラップとかイエローフラッグ出た時なんかはVIPカーが群れをなして走ってるようなイメージ。高速で集団走行時は期待通りの音圧と高音で耳を痛めさせてくれるけど、それでもF1よりはおとなしめだった印象。あと当初はオーバル(楕円)コースをぐるぐる回るインディらしいレースになる予定だったものの、先の地震の影響で超高速レースは危なすぎるとの判断があってロードコースになったとかどうとか。そりゃ平均350km/hとかでバンプしてるとこ走ったらすっ飛んでっちゃうもんな。

90度コーナー

こうして見るとF1にしか見えない。本戦では観戦ポイントがストレートの目の前だった事もあり、どうせ流し撮りしても上手く写せないような写真はほとんど撮らず、胸にぶら下げたGoProさんでの動画撮影にお任せしといた。ズームも手ブレ補正もないのでこう言うレース撮影には向かない機材なんだけど、何も構わずダラダラ撮り続ける用途には最高に適してるので、後で見返すかは別としても記録ツールとしては優れてるかんじだ。

足ぶらぶら

レースリザルトは方々で書いてある通り、最初から最後までトップの順位は入れ替わることもなく順当なレースだった。おれが個人的に応援していたオリベイラさんはチームメイトの佐藤琢磨を巻き込んでクラッシュリタイアしてあちこちからブーイングが飛んでたけど、むしろ佐藤琢磨を応援してない身としては(クラッシュはあかんけど)盛り上がって良かったんじゃないかなと思っておりベイラ。

レースが終わったら地獄の長時間バスツアーの始まり。いい加減コレに乗るのも4回目なので慣れっこだぜと思ったら、本戦終了後の帰りって事でその辺の道が普通自動車渋滞しやがってんの。バスは全席前を向いてるシャトルバスで、全員着座状態だったので足が爆発するとかそう言うのは無かったものの、待てど暮らせど茂木市を出られないあのイライラ感は、むしろマイカーで来なかったことはこの一点だけ考えれば良かった気がする。結局ツインリンクを出発してから丸2時間かかって宇都宮駅についたのでした。二度ともてぎに行くまいと心に誓うに十分なしんどさ。

その後はサクっと荷物を回収して駅内でおみやげも買って新幹線に乗り、常識的な時刻に家に帰り着いてインディ観戦ツアーは無事に幕を下ろしたのでした。


2011/10/09 sun*
(about) 10years after

昨日の土曜は高校時代からの友人であるところのbonkura君が結婚されると言うことで新横浜まで行ってきた。凄いタイミングで引いてしまったひどい風邪で意識が朦朧としてたものの、任された披露宴の余興もきっちりこなせたし全体的に概ね良い式だったんだけど、恒例の「新郎新婦の人生の歩みダイジェストムービー」で

2003年

これがスクリーンに大写しになった時はおれらのテーブルだけ爆笑の渦に包まれたのであった。天使のほんの気まぐれだよ・・・(※音が出ます)。奥さんはオタクでもなんでもないと言うのにまさかこれを持ってくるとは流石としか言いようがない。そう言えばどうでもいいけど、この頃ってまだyoutube無かったんだよな。当時は動画を持ち出すガジェットがノートPCぐらいしか無かったので、アニメのカットを印刷して持って行ってたのが思い出される。時が経つのは速い。


2011/10/02 Sun*
休日シフト終わり

明日から通常営業っていうか正確には昨日の土曜から通常営業。これでようやく・・・ようやく?そう言えば別に変則休みになってたからって困ったことあんまし無かった。むしろ色んな所用の関係で木金休みの方が都合よかったぐらいの勢い。それにしても、休みのスケジュールは平常運転に戻るくせに社内的な節電の呼びかけって解除にならなくて、相変わらず定時時間外の空調とか照明とか昼休みのネットサーフィンとか禁止されたままなんよな。棚ぼた的に一度下げられてしまった間接費を今更上げて良いって話にもならんだろうから仕方ないんだけど、便乗だよなこれ。まぁ別にいいか。

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それはそれとして、いい加減振り返っとかないとまずいインディジャパンの話。まずは1日目から。

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09/16(金)
先月末唐突にKくんから連絡あり、今年でインディジャパンが最後なので折角だからもてぎまで観に行かないかとの事。丁度休みを取れるタイミングとも重なってるから二つ返事でOKして行ってきた。休日シフトの関係で木曜から休みに突入しており、折角連休取ってそんな遠くまで行くんだったら周辺観光もしようぜー、と言うわけで1日目は移動+奥日光観光にあてた。

9時過ぎに名古屋駅で待ち合わせて、東京駅ではおれが覚えてる限り初めてくぐる乗り換え口を経由して東北新幹線に、宇都宮駅では急にどローカルになってドア開閉が手動のJR日光線に、JR日光駅では日本人向けのガイドがないからやむなく英語の案内を読解して東武バスに、乗り継ぎ乗り継ぎようやくたどり着いた奥日光。件の日光東照宮がある所からは更に奥地に潜り込んで、かの有名な「いろは坂」を愛車のロードスターではなく路線バスにゆられて半時間。もう完全に山の中。

だんたいさん

横に山がないので随分大きく見える男体山。中禅寺湖のほとりは華厳の滝やら写真のような地場産商店やらがせめぎ合っており、山奥にしては意外とヒトケがあるかんじ。鈴鹿サーキットの自転車イベントでは大会規定により断念したGoProを、おっぱいベルトで装着して散策開始。今回の旅はおれとKくんの二人旅(他に身内でインディ見に行きたがるような奴は居ないので)だったんだけど、彼と前回北海道をレンタカーで旅した時、iPhoneでビデオ撮ってたのが面白かったので今回はちゃんと機材を用意したというはこび。今回使ってみて、おっぱいベルトは両手がフリーになるし「撮る方も撮られる方もカメラを見てなくていい」のでダラダラ散策するのにはホントうってつけだった。装着してる姿が最初の一瞬だけ恥ずかしいけど慣れたら平気(たぶん)。

自殺の名所でありホム(←トバルNo1のロボキャラ)の必殺技である所の華厳の滝は、観瀑台なるポイントに行くのに通行料530円とか書いてあって、滝見るだけでなんでそんなに金払わにゃならんのよ!とブチブチ文句言ってはみたものの、折角ここまで来たんだしと言いきかせて観瀑台まで行ったらこれがド迫力で大満足。常に滝の飛沫がかかるのでそう長居はできないし撮影機材も心配になってくるんだけど、それをもって余りあるダイナミックさ。天気も良くて、これは見にきてよかった。

ケゴンドライバー

地上に戻ってきて餃子コロッケ(ほぼコロッケ)を食いつつ、すぐ横にある中禅寺湖のほとりをぶらぶらした。日光から山を超えてこっちに来るバスは乗客でそれなりに混んでて、華厳の滝付近もそれなりに観光客で賑わってたのに、湖のほとりとなると打って変わって殆ど人が居ない。居るのは貸しボート屋のおじさんぐらいなもんで、今はちょっと遅いけど避暑のシーズンだしもっと人が居ても良さそうなのに、と話してて、そう言えば今日って平日だっけと思いだしてそれが理由だろうと言う結論に。停めてあったヘリコプター型のボートが老朽化しており、テールローターが折れてるのを見てBHDだと興奮してみたり。暇な大学生もかくやな内容の会話である。

奥日光に向かいながら歩いてたら追っかけてくるバスに拾って貰えるだろうと見越して歩いてたら思いの外バス停が見当たらず、結果的にはバス停を見つけられてそのタイミングで丁度やってきたバスに乗れたんだけど、ホントの「湖沿い」から一本山側の道をバスは走ってるらしいので、似たようなことしようとする人は要注意。なんせ一時間に一本しかないので、一回でも逃してしまうと割と本気でプランが崩れてしまう。

更にバスにゆられて、本日2個目の目的地であるところの戦場ヶ原に到着。こうして戦場ヶ原って文字列を打ってるそばから、Google日本語変換の変換候補には「戦場ヶ原ひたぎ」の文字が出てくる事からも分かる通り、戦場ヶ原と言えばひたぎ、戦場ヶ原ひたぎと言えば言わずと知れた化物語のヒロインの一にしてCV一色ヒカルのキャラクター(※参考)。え?何?

赤沼のバス停前にあるお茶屋さんでキャリア(←2泊3日の旅なので衣類だけなら鞄に入ったんだけど、撮影機材が入らなかったのでガラガラにしたのでした)を預かってもらって、とりあえず次のバスまでの時間で行ける範囲を見てくることにした。

ひたぎクラブ 熊出没注意

・・・ええと、見渡すかぎりただの雑木林なんですけど。そりゃまぁ殆ど人の手が入ってないから見た目は原生林ぽくてステキだけど、Kくんもおれも戦場ヶ原の予備知識を全然仕入れてなかったので、まぁこんなもんなのかなぁ、トレッキングしてる人もちらほら居るし、こう言うもんなのかなぁとウンウン唸りながら、片道にかけられる20分のリミット過ぎたのでそのまま引き返した。お茶屋さんに向かう道中、散策路の入り口にこんな看板が上がってた。

CV.斎藤千和

道間違えてるじゃん!そりゃただの雑木林だよ!戦場ヶ原さんは何も悪くないよ!と言うか、この看板自体が地図で言うと右側の道から来た時に背中向けて立ててあるのがそもそも問題だろうと。もっと分かるように明示してくれてたらあるいは・・・。とか悔やみながら、まぁどうせ戦場ヶ原の横をバスで通るんだからその時みりゃいいじゃんと結論して、サクっとお茶屋さんにRTB。預けてたキャリーを返してもらいつつ、この辺りの顛末を話したら大いに気の毒がって頂けた。預け賃の気持ち半分、ソフトクリーム食いながらバスを待って、そのあとはノンストップで本日の終着地である奥日光へ。

いかな山奥と言えど、温泉旅館の観光地として開拓されてるだけあってそれなりに人は・・・いない。もちろん他の観光客はいるし、バスの運ちゃんも旅館の従業員もいるけど、なんか潰れた旅館がそのままにされてたり、老朽化した建家を修繕することもなくそのままにしてたり、色んな理由はあるんだろうけど、実際に人がいるかどうかとは切り離された部分でヒトケがなかった。肝だめしには困らない土地だなぁ。泊まったのはそんな中にあって唯一「最近やり変えました」オーラがぷんぷん漂う湯守釜屋。奥日光地区全体がすでに硫黄の香り漂う場所なだけあって、お目当ての温泉も硫黄濃度が高め。

晩飯はなぜかしゃぶしゃぶ食い放題。食い放題なのに食い放題じゃない部分の料理まで充実してて感心しつつ、酒飲みながらダラダラ食ってたら2時間ぐらい経ってた。今回ビデオカメラを用意したのは、勿論インディ本戦を撮ったり観光でうろうろしてるのを記録する目的もありつつ、こう言う晩飯なんかを撮るのが面白いんじゃなかろうかと思ってたので、適当にセットして全部記録してみた。

与太トーク

こんなかんじの映像が2時間も・・・。まさに誰得。意外と音声ちゃんと入ってるし、何より170度の広角サイズなので、手が届く位置に置いてるのにしっかり二人とも見切れず映ってるのが素晴らしい。定点撮影だから手ぶれを気にすることもないし、こう言う使い方が一番推奨されてる使い方なんじゃないのかコレ。しかし問題は撮るだけ撮ったはいいけど、どうやってKくんと共有するかなんだよな。ファイルサイズがやたらでかくて編集するのも一苦労だし。

そんなこんなで一日目が終了。バッテリ関連を充電しまくりつつ、まだ21時ぐらいだったけど外も真っ暗だしサクっとお布団に入ったのでした。

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旅行前後ひっくるめて、色々かったもの

  • GoPro関連(本体、LCDモニタ、チェストバンド、予備バッテリ):\47,305
  • 東芝製SDカード32GB:\4,750
  • Gears of War3(通常版):\5,784
  • 魔法少女まどか☆マギカ6巻(BD):\5,880
  • DARK SOULS:\5,956
  • CATEYE CC-RD200:\5,000ぐらい

ちょっと使いすぎなんやな。GOWとかまどまぎマラソンとかは別途書くことがあれば書こう。

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自転車ネタも溜まり気味。書きたいことたくさんあるのはいいことだ。