20060811

2006/08/11 Fri
デブは歩くと内腿が股擦れを起こすから困る←痩せろよ

今回は本丸であるところの三日目にサークル入場(コミケに出展側として参加する人は当然準備などのために早めに入れる制度。一サークルにつき三人まで入れる)できることがわかったので一日目だけでもしっかり始発参加しておくことに。いやまぁおれのチェックリストだと昼入りでも十分間に合うはずだったんだけどCくんとKさんが甘露氏のとこに並ぶとかで強制始発参加なんだよな。別にいいんだけど!部屋そなえつけの強力な目覚ましで4時半に起きたはいいんだけど寝るときにクーラー調節するの忘れててなんかみんな体調不良のまま出発。拡張工事により二階から直接入れるようになったゆりかもめ汐留駅のシャッター前行列を作って、新橋発の新交通で汐留は一駅目なのに相変わらず余裕で満員のゆりかもめに体を押し込んで東京ビッグサイトへ。

06:01

今回は(と言ってもC68・C69は知らないんだけど)列の作り方がちょっと違いつつも、例によって例のごとくのミドルなポジションに陣取ったらひたすらルミネスで時間つぶし。朝からずっと曇り空でいつ降ってきてもおかしくないのが続いてたんだけど、結局振られることはなく逆に日差しもあたらないから割とすごしやすい会場前行列だったよ。地面にも座れたし便所も普通に空いてたし、今までのコミケでもっとも楽な待ち時間だったかもしれない。

09:08

手動パノラマ。そういえば列並び始めのときに隣の列で携帯ゲーム機持ってる人をカウントしたんだけど、大方の予想通りDSが首位独走なのはいいとして意外とPSPもがんばってる感じだった。DS:PSP:GBAで10:6:1ぐらい。まぁーでも今回のコミケでは3日目にスコチさんに見せてもらったってのもあるけどDSフル稼働時の実力に素直に感心したなー。その辺はまた後で。

10時に開場してCくんとKさんが死地(←甘露列のこと)に赴いたのを確認してからおれもチェックしてたとこ周るかーとフラフラ歩いてったら東はたったの30分弱、西は10分弱で買い終わったので適当に連絡入れておれだけ撤収。前回(二年前の冬)もたしか11時ごろにはおれもCくんも買い終わってしまっており、12時ぐらいにはすでにアジトにもどってると言う神速っぷりだったけどその記録を更新する勢いだったぜ!別にチケット入場でもなければ徹夜もしとらんのに、4時間並んで実動は1時間未満とか何このやる気のなさ。

10:47 11:07

早々と撤退したらそのまま新橋でJRに乗り換えて山手線で神田へ、神田から中央線に乗り換えて飯田橋へ。と書くと東京在住の人なら気づくかもしんないけど、せっかく夏場に東京に来たんだし、かれこれ一年以上見続けてる「たかじん委員会」の影響により順調にネトウヨになりつつあるおれとしては一度は行っておくべきと判断して靖国神社へ行ってきたのです。・・・いや靖国に行くなら東京メトロの九段下駅に行くのが正しいんだけど靖国が皇居の北らへんにあるとしか覚えていかなかったので適当に当たりを付けてブラブラ行ったというかんじ。結局20%ぐらい距離を無駄に歩いたんだけど、この辺の適当さも例によって例のごとくだからまぁいい。一人でぶらつく時はどんだけ適当でもどんだけ時間食っても許される(と言うか許す許さないの判定を自分でしていい)からすばらしい。

11:47 11:55

神田で待てど暮らせど普通電車がやってこないから不思議に思って路線図をよく見たら、この時間は全部快速だとかでローカルに乗りたい奴は神田の次の駅であるところの御茶ノ水で乗り換えてくれとのことだった。なるほどどうりで。指示に従って乗り換えたら、やってきた電車(総武線、かな?)が朝のラッシュ時には椅子が全部跳ね上がりますだとか、一両当たりについてる乗降口の数がおれの知ってるJR車両の倍以上あったりとか何か妙だった。何もかもをラッシュ時にあわせて作ってある東京マジ徹底してる。JR飯田橋駅についたら駅前の地図を見てとりあえず南を目指して歩くことに。

ここで更に妙だったのが、JR沿線ではここが靖国にもっとも近いはず(?)なのに駅前の地図には靖国のやの時もなかったし、看板や道案内も何一つとしてなかったところだ。日本全国から人が来るところだろうにこの不案内さは何ぞやとか思ったんだけど、まぁあれか、日本人なら靖国神社の場所ぐらい知ってて当たり前であって今更その方向指示にコストを割く必要などないみたいな政治的判断が、ないか。日本中から人が集まってくるところだってこの辺りじゃ腐るほどあるだろうしなー

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途中山勘で大通りから外れた道に入ったりしつつ、やっぱり行けども行けども靖国が書かれてる地図が無いままに大き目の交差点まで来たら対岸に交番が。交番と言えば周辺案内であり交番と言えばお巡りさんに道を聞けるだろう!と交差点を渡ったところで、今自分が渡った大通りが「靖国通り」だったことに気づいた。案の定交番の地図を見たらもうすぐ横に靖国神社が。渡った靖国通りをまた渡り戻って(←道向こうだったので)、靖国通り沿いに歩けばそこは東京理科大・・・じゃなくて靖国神社。

12:27

平日の昼間なだけあってあんまし人いないかなーと思ったら結構いた。少なくとも季節外れの石山寺よりは人がいた。んでむちゃくちゃ意外だったのが、参拝者はもちろん日本人が多いんだけど外国人もそれなりの数が訪れていたこと。しかも二次大戦とかに関しては烏丸所長並に謝らない姿勢を徹底してる鬼畜b、じゃなくてアングロサクソンどもも神妙な面持ちで英文の解説とか読んでやんの。いやメリケンかどうかわからんけど。あとチャイナっぽい人もちらほら居て、もし彼らが台湾人だったならおれは頭下げて非礼をわびるけどチャイナとか特アのひとだったらこの神社潰したくて潰したくてしょうがねぇんじゃねぇのかお前らとか煽りのひとつでも入れたくなるところだけど、こちらも神妙な面持ちで写真撮ったり説明聞いたりしてたからホント不思議だった。他国の戦争祈念施設に足を運んだことのないおれが何を言ってもアレか!まぁただのネトウヨだしね。

12:36

手と口を清めたら参拝。二礼二拍手一礼もちゃんと立て札に書いてあるし、拝殿には5・6人ぐらいしかいないから割とゆっくり頭を下げることができた。近しい間柄のひとでここに合祀されてる人は、少なくともおれの知ってる範囲では居なかったと思うんだけど気持ちとしては盆の墓参りと似たような心境だったかな。

参拝が終わったら、拝殿の横にある宮崎のてっちゃんが「世界に誇れるほど非常に良く出来た戦争資料館」と評する遊就館へ。

12:37 12:39 12:44

入ってすぐのお金のかからないゾーンにいきなりゼロ戦(本物)が置いてあったり加濃砲が置いてあったり(本物)してビビらせてくれる。ゼロ戦の方はやんわりロープが張ってあったけど加濃砲もといキャノン砲は思いっきり触れる範囲に置いてあってみんなベタベタ触ってんのな。ほんの60年ばかし前にはこれを使って殺したり殺されたりしてたことを思えばそれなりに感慨深いものがあるよ。遊就館のメインは有料ゾーンなので大学生料金の500円を払って中へ。

神武天皇とかその辺から始まって日本そのものの歴史、どちらかと言うと内政よりも外交と戦争についての資料やら記述が延々続くんだけど、全ての説明が和文と英文で表記されてる上に時系列に沿って国の成り立ちなんかが紹介されてるので、日本人にとってもだけど多分ガイドとかつけなくても外人にとってわかりやすくなってるんじゃないかな。あとあれ、場所が場所なだけにいわゆる「自虐史観博物館」ではないので対外戦争についての記述の切り口がすげぇ新鮮。全ての戦争行為において殺す側があれば殺される側があり、日露戦争大勝利!とかテロップのついた映像が上映されてれば当然そこでのロシア側は大敗北だったわけで、んー、なんというか、それはそれで考えさせられるものがあるかんじだった。大東亜戦争で死を遂げた日本兵の遺書をわんわん泣きながら読んだんだけど、戦争の良し悪しなんつうもんはそれこそ後世の歴史家が考えることであって実際の戦場に絶対的にあるものじゃないんだよなーとかなんとか。んー。

こういうあれやこれやを含めて非常に考えさせられることが多い資料館だし、おれを含めた多くの「戦後教育被害者」はあまりにも無知すぎる上で国体についての意見を植え付けられてしまっているので、ウヨサヨ関係なく・行った上でどう判断するかは個人の自由だけど、日本人として1度は行っておくべきだと思う。戦争の歴史を美化するのはそりゃまぁいかんことだが、戦争の歴史を知ろうともしないのはそれ以前の話だろう!とネトウヨが申しております。

見て回るのに1時間が標準らしいんだけど、出てみれば3時間近くたってた。遊就館を出てからもう1度拝殿で参拝。土産物屋(?)で大麻を買って帰った。

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昼前にビッグサイトを離れるとき連絡を入れたっきりだったんだけど、Kさんからいい加減戻ってこないのかとか言われたのでアジトへ戻ることに。帰りはちゃんと東京メトロの九段下駅からナントカ線に乗って日本橋経由で帰ったよ。

15:36

そういえば東京メトロの駅では無線LANが標準で使えるとかだったけどPSPとか試してみればよかったな。あと何だかんだで朝から5時台から外に出っぱなし、10時ぐらいからはずっと歩きっぱなしだったので股擦れとか筋肉の痛みがもんのすげかった。昼飯を食うタイミングも逃しちゃってたし。

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アジトに戻ったらCくんもKさんも休んではってなんかアニメ「プラネテス」の再放送見てた。この日は昨日一緒にライダーの映画を見に行ったMくんと晩飯を食う約束してたので、コミケはもう一瞬で終わったから気合入れて読むような戦利品らしい戦利品もないし足を休めつつ部屋でぐだぐだ。17時半ごろ連絡があったのでKさんと別れて(←Mくんはおれの友人で、Cくんとは面識あるんだけどKさんとは全然会ったことない)東京駅へ。相変わらず社会人然としてるMくんに美味いもの屋があるっちゅうことで案内してもらったんだけど、盆休み前最後の平日と言う日が日だったので予約で満席。二番手として行った店も1時間半待ちとか割と悲惨な状況に。結局その辺をブラブラして適当な焼き鳥屋に入ることになった。

19:42

焼き鳥屋なのにつくねしかないと言う不思議な店で近況とかバカ話とか。5月ぐらいに会った時は結構つらそうな雰囲気が言葉の端々から感じられたんだけど、今は普通に楽しい仕事を割り当てられてるみたいで、楽しく働きながらお給金もらえるなんて幸せな奴だなぁとかおもったよ。月給から幾らかは毎月貯金してるらしいし、まぁ彼はおれの知り合いの中でも重度の特オタと言う点さえ差っぴけばパンピー度の高いひとだから驚くべくも無いか。二時間ぐらいしたら店員に追い出されたので、社会人のMくんに三千円ぐらいおごってもらいつつ喫茶店で二次会。

20:53

おれはともかく彼も甘党なので二人そろってチョコパフェ。そういえばまだ彼が大学生だったころ、学食でチョコパフェ食いながら何の気なしにプリキュア(第1期)の話をしてて思わず「これや!」と叫んだ事もあったっけなぁ。何もかも懐かしいよ。関西弁丸出しで今日一日あったこととか最近のたかじん委員会の話とか大学の友人に突撃生電話とかしてたら閉店だからと追い出されたのでお開きに。前もMくんに言われたことだけど、こうやって関西弁ですごい勢いで駄弁れるのは無茶苦茶楽しいらしい。何でもないようなことが幸せだったと思うとは、こう言うことを指すんやね・・・

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次の日はコミケに行くでもなくおれ以外はみんな用事ないので目覚ましもかけずにダラリと就寝。