20031228

2003/12/28 Sun
実録・有明は赤く萌えていました

けたたましい目覚ましの電子音と共に目覚める。コミケ初参加と言う事もあってテンションは絶好調!寝起きも爽快!!なんて事は全然なく「うあー、だりー、寝ててー」とのたうちながら出かける準備。一日目は様子見と言うか本番(30日)へ向けての予行演習のつもりだったので06:07の始発に乗ってビックサイト入りしようと朝5時半に部屋を出発するも━━━

05:49

ばっちりコミケダイヤでした。あはは、そりゃそうか。

始発から2本遅れぐらいのゆりかもめビックサイト行きに乗ったらヲタ満載!乗車率400%!!なんて事も全然無く、大体6-7割ぐらいの乗車率で話に聞いてたよりも少なくて肩透かし食らった感じ。しかしやっぱりとゆーかなんとゆーか、一日目は女性が多い。

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ゆりかもめ車内ではヲタトークするような気持ちの余裕も無く、連れと二人でぼーっと東京湾観光(汐留-国際展示場間は20分ぐらいかかる)。周りが一人の例外も無くヲタトークをしている中、俺等二人は時折見える景色に「レインボーブリッジってこれかー?」「あー、フジ新社屋だー」「あー、船の科学館だー」とかこう出来るだけ平静を保とうと努力している姿が不自然すぎます。そうこうしてる内に会場へ到着

06:20

おーこれが噂に聞く「年2回鬼のように稼ぐマクド」かぁー、それじゃ記念に一枚。パチリ。暗くてよくわからん(明るさ補正したんだけど)けども、早くも店外で食う人が居るぐらい繁盛してるのが凄い、てゆーかお前等徹夜組だろ!!

とか何とか見る物全てにツッコミをいれつつ「最後尾はこちらでーす!」の声に従って入場列に並ぶ。

06:22

わーいビックサイトがましょうめんだー。しかしこの建物は写真で見ても実物で見ても、今にも変形合体しそうな形してるよなぁ。因みに後ろではM1グランプリの会場設営中で、右手には何故かcitroen(WRCに参戦しているフランスの自動車メーカー)のビルがあってびっくり。既に数千人単位で列が出来てたけど6時台は後から来る人のペースはまだ割かしゆっくりとしてて和やかな雰囲気。

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「列が出来たら前の方から座っていってくださーい」のスタッフ指示が出て次々に人が座っていくが、地べたに座ったらケツが冷えるしそんなに個人スペースが無いわけでもなかったので余裕ぶっこいて立ってたら、いつの間にか自分の座れるスペースが無くなっていた。ぐぬぬ、まずは自分のスペースを確保しなきゃならんかったのか(気付けよ)。そして追い討ちをかけるように足先から冷えてくると言う罠が・・・上着は三枚着てたし下はジーパンだけだけども寒いのは慣れてるから大丈夫だぎゃーとか思ってたんだけど、足先はマジでやばい。靴下二枚履きとか足先カイロとかが大げさでも冗談でもなかった事に気付いたけど、現地なので勿論どうする事も出来ずそのまま3時間立ちっぱなし。

立って待つのは慣れてるっちゃ慣れてるので、漫画読むかラノベ読むかカタログチェックするかゲームボーイしてる人しか居ない空間なのに、適当に写真撮ったり知り合いにメール送ったりして暇つぶし。cgbspender君は彼は彼で余裕でネギ塩焼きそばとか食ってたし。ヲタの環境適応能力とは素晴らしいですね。

結構明るくなったので動画を撮ってみたり。タイムスタンプは08:19。

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そしていよいよケイオスの中心へと群れをなして入場開始

09:40 09:42

ギャー!

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ビッグサイトの前庭みたいな所に「左は東館、右は西館」と看板が立っていて、そこでcgbspender君と「おれは甘露にいく!」「わかった!俺は企業を回る!」とお互いに妙なテンションで二手に分かれる。分かれる、と言うか方向決めたら後は適当に押され流されて行くだけと言う。まさしく、往くヲタの流れは絶えずして・・・

09:50

ギャー!なんじゃこの列は!え、これ全員企業待ち!?始発から2本目で来たのに既に右から4列目!?て言うか誘導するスタッフなんで全員コスプレしてんの!?え、あ!?コミケ開始ですか!?ホントに拍手とかしはるんや!!いやもうなんだかワケわからんぞなもし!!

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人が動き出して大分落ち着いた頃にcgbspender君からメール

cgbspender君からのメール
甘露ムリポ

はやッ!まだ開始の合図から12分しか経ってへんがな!

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10:13

おードコモ頑張ってるなぁー、でもこんな事してもやっぱり回線パンクするんだよなぁ。とか思ってる内に前の人が居なくなって(列行動が解除されて)さぁいざまじょかべを買いにF&Cへ直行だ!と思ったけど、よくよく考えたら企業ブースの場所とか調べてきてねーやアハハ、と言う訳で外周をウロウロしながらそれらしい列を探す事に。

10:18 10:18

あーみっけた。入場口からまっすぐ外周回ってたらぶち当たったので良かった良かった。そしておとなりの列を見ればねーこねこソフト。へぇー、まだ進藤さんで頑張ってるのかー。ハイテクねぇ。

おっと建物に入る順番が回ってき・・・あれ?まじょかべ売ってない?え、でも魔女アラのコスした人が売り子してるし・・・あぁ、そう言えばF&Cはブース二つあったような気がするなぁ、並ぶとこ間違えちゃったのかアハハ。ってどないすんねん!!もう目の前まで順番が回ってきてるしここまで来て「あ、並ぶ列間違えました」は無茶苦茶気まずいし、かと言って欲しくも無い魔女アラ立体(\8000)とか買うのは財布が痛いしいいいいいいい!!!!!

「どちらになさいますか?」
「カレンダー(\1500)下さい」

そんなアタイを笑うがいいさ・・・

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取り合えず電撃帝王を買ってから半泣きで企業ブース徘徊

10:44 10:45

色々見て回ったけどやっぱりこの二つが今回はダントツの客入りだったなぁ。

んで、どっちの方が多かったかと言うと

10:54

右がVAの列で左がTYPE-MOON、と言う訳で搬入坂の下まで行ききっちゃって最後尾の看板すら見えない月の方が多かった模様。つうかこの列自体がすでに恐ろしい長さなのに、まるで死地へ赴くようにそこへ並びに行く人が要るのがもっと恐ろしい。俺なんか写真撮って逃げるぐらいが精一杯だったですよ。おまいら根性ありすぎ。

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このままフラフラしてても埒が明かないと言うか、家に帰って「まじょかべ買えませんでした」じゃ兄に何をされるか分からないのでヘルプ電話、兄に。寝てるかとも思ったんだけど丁度パソコンいじってる最中だったらしく、F&Cのサイトとか見てもらって「メトロノーム」のブースに行けば良い事を教えてもらう。そうか、F&Cの名前が入ってないから壁に貼ってある会場案内見ても分からんかったのかーとか言いながらメトロノームを探してみたら、F&Cブースの対岸、西館を横断して逆側と言う位置に・・・ギャー!

ギャーギャー言っててもアレなので意を決して会場内を突っ切る事に。あはははは、どけどけぃ社会通念すら知らぬクソヲタども!!!オレにはまじょかべを買うと言う崇高なる目的がうわきさまなにをするやm(ry

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ハァハァ言いながら何とか対岸に到着

11:15 11:27

前回の「みずかべ」が開始6分で無くなったと言う伝説を聞いていたので、最後尾看板持ってたスタッフの人にまじょかべ買えるかどうか確認したら、鈴蘭抱き枕とこなかなVFBは無くなったがまじょかべは大丈夫だとの事。そうか、抱き枕は1時間「もたなかった」のか・・・とか思いながら兄の分と合わせて二つ購入。そのまじょかべも俺が買ってから30分ぐらいではけそうな量だったしなぁ。流石は人気企業ですな。

ちょっと抱き枕欲しかったのは内緒。

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企業ブースでする事は一通り終わったのでぼちぼち個人の方に行こうと思ったらcgbspender君から未影さんの本買っとけーと言われてた事に気付いたのでサークルスペースを聞いて向かう事に。

11:34 11:41

西館を出る所で既に迷ってコスプレ広場で立ち往生したり(通行規制が多くて素直に移動できない)しつつ、なんとかスペースに辿り着いたら当然の如く「新刊売り切れ」の文字・・・うぐぐ。取り合えず既刊を買ってcgbspender君と連絡取ろうかと思ったらKさんから電話。コミケに来てる事を言ったら妙に嬉しそうな声で返されたのがアレ。良いんだ俺は!若いから!

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ぼちぼち会場を出ないとniezo君と会う時間に間に合わないのでcgbspender君に電話するも、まだ甘露の列が3分の2ぐらいしか動いてないので全く全然完璧に動けないと言われる。買った荷物が飲み会で邪魔になるだろうから一旦泊まってる部屋に戻ろうと思ってたんだけど、部屋の鍵を持ってる彼が動けないならしょうがない。この荷物持ったまま飲み会へ突入だーとか思ったけど、取り合えず彼の様子だけでも見にいこうと東へ行ってみた。

12:09 12:11

ぬわー、こっちはこっちで人多いなぁー。しかも見て分かるように殆どが女性!かなり場違いだ俺!とかニヤニヤ独り言を言いながら、剥がして持って帰る度胸はない森林保護ポスター(前回はこつえーだったやつ)を写真に収める。ほへぇ、今回はばらスィーか。

で、甘露の列はどこかなーと外へ出てみて

12:21

(絶句)

流石にこの中からcgbspender君を探すのは無理だと判断して、niezo君に連絡入れてからオフへ向かうために会場を後にする。

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12:33 12:53

出口とか駅の場所とか全く分からなかったので取り合えず近くに見える駅を目指して行ったらゆりかもめの有明駅(終点)だった。へぇー国際展示場正門駅はやたらめったらヲタポスター貼ってあったのにこっちはその辺の飾り全く無しなのか。時間も昼だからコミケ帰りの人も殆ど居ないし閑散としてたのがなんとも。持って行ってた手提げ鞄が紙袋なんか余裕で入らないサイズだったので開き直って表は☆画野朗・裏は七尾奈留の紙袋を二つ肩から提げて一路秋葉原へ。正直山手線は辛かった。

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秋葉原に着いて無事niezo君と対面。と言うか俺は彼の顔写真を見たことがあったので直ぐ見つかった。そして第一印象「うわー俺とコンビ組んだら良い対比になりそうな程線の細いひとだなぁ」いやしかし、なんちゅうか服装もオサレ組とヲタ組のような対比(しかも俺はコミケ紙袋持ってたし)でアレだったなぁ。

お互い微妙な間合いを取りつつ、取り合えず俺は飯食ってなかったのでマクドへ直行。いつも通り食ったら流石に笑われるだろうなぁと思ってワンサイズダウン(ビッグマック→ダブルチーズ、ダブルチーズ→ハンバーガー)して注文したのに「よく食いますねぇー」と言われた。ハハハ、いつもならここにチキンナゲットが着くのですよ。肥満の原因。

13:33 15:42

大阪の日本橋では看板だけ残して潰れてしまったヤマギワに行ってみたり、色んなサイトでよく名前を見かけるアソビットシティ(実はただのラオックス)でniezo君がベヘリットの置物を買うのをヲチしてみたり、海洋堂で彼が実は立体ヲタだった事を知らされてみたり、関西には進出してないと思ってたらそう言えばこないだ日本橋にあったのを思い出したメッセサンオーへ行ってみたり、エロゲ看板が出てる店に片っ端から行ってみたり、とらのあなで萌えたん神社へ参拝してみたり、兎に角「俺と彼を繋ぐのはエロゲとI'veだ!」と言わんばかりの観光ルート。そう言えば彼はエロ同人とかに興味がなかったみたいで、意外っちゃ意外。

そうこうしてる内に霧島緑さんが池袋に着いてしまったとの連絡が来たけども「待たすか?」「待たそう」と言う、言っちゃって良いのか的政治裁量の元もう暫く秋葉徘徊を続行する事に。どこの店に行っても「これ買わないのか?」「いや荷物増えるがな」を三回ぐらい言い合う、会って1時間でこの辺の冗談を言い合えるってのはネット上でとは言え流石に2年近く付き合いがあった間柄ならではだよなぁ。

でも「お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!」を勧めてくるのだけは勘弁な!

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ぼちぼち宴会の時間も近づいてきたしこれ以上霧島さんを待たせたら後で何されるか分からない(わらい)ので池袋へ行こうと秋葉原駅に向かった時にniezo君が一言「紙袋が恥かしいなら折って鞄に入れたらどうよ?」

(・∀・)ソレダ!!!と言うか何でそんな簡単な事に気づきませんか俺は。つうわけで紙袋たたんで手提げに入れたらあらスッキリ。つくづく自分の抜けっぷりに自嘲の笑みが止まりません。まぁ、何だかんだで緊張してたのかなぁ・・・

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そんなこんなで池袋駅に到着。

16:58

代表してniezo君が霧島さんに電話。

「で、どうって?」
「手の銅像前で待ってろって・・・」
「ハァ?手の銅像?」
「あ、ホラあそこに何かある」
「・・・いやこれはどうみても手じゃないし、そもそも石やんこれ(※←これの事)」
「駅の外にあるって言ってたけど」
「じゃ駅を出てみるか」

17:02 17:03

あった。

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手の銅像前で暫く待ってたら霧島さん登場。第一声が「どうも、ゴルゴ13です」なのはお約束らしいけど、そろそろ時代の流れにあわせて「どうも、大門圭介です」に変えた方がウケると思った。いや冗談ですってうわなにをs(ry

立ち話もなんなので忘年会の会場となる和民に移動するも、Kさんがまどろみを満喫していてまだ暫く来れないと言うので先に色々つまみながら結局南極MAD談義。niezo君が生霧島さんを前にしてガチガチになってるので、ここは一つ俺が気張らにゃならんとか適当に理由つけて酒をガバガバ飲んでたら1時間程経って、出来上がってしまう頃にKさんがやってきた。

18:41 18:41

俺の隣に酒を飲みまくってるniezo君、向かいに烏龍茶を飲む霧島さん、斜め向かいに手当たり次第に食ってるKさんが座る形で忘年会本番スタート。って言うかこの時点でもう俺もniezo君も酒入ってアレになっちゃってたので何の遠慮する事も無く、抽象的な話から突っ込んだアレな話まで止まる事無く駄弁りっぱなしの1時間半。もう今となっては内容なんかどうでも良くて、ひたすら楽しかった事しか覚えてねぇー。因みに右の写真は左が俺で右がniezo君、撮影は霧島さん。しかし俺ってどの写真でも親指立ててるよな・・・キモッ!

お勘定の時霧島さんが「社会人なのでおごりますよー」とそれなら最後にパフェ食っときゃ良かった!太っ腹なお言葉をおっしゃられたので、ごちそうさまでしたと頭を下げ、ほろ酔い気分で店を後に。

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niezo君が酔った勢いで「カラオケに行きてぇー!」と提案してくれたのが意外にもGOサインが出たので、街頭で客引きやってるあんちゃんに連れられ、なんたら言う1人1時間900円と言う超暴利カラオケ屋になだれ込む。案内される途中で「ウチの店には来た事ありますか?」と聞かれたので思わず笑いながら「無いです」と答えた。俺が東京徘徊するの12年振りですがなー。いやまぁその頃からあったなら行った事あるかも知れんけど。

20:54

森山直太郎とかチャゲアスとか加藤登紀子とか、みんなもうバラバラ過ぎる歌を歌うので俺も負けじとアリスを歌ったら「「おお神よ!」で叫ばなきゃダメだ!」とダメ出しを食らったり。あぁ全く、なんて面白い集団なんだろう。しかしグリーングリーンと言えばこっちが出てくる俺ははみ出し刑事純情派なのか。因みに写真は全員でルパンをアカペラ熱唱している様子。1回目さっき和民で撮った設定のままだったのでフラッシュ焚かれて大失態。

キッチリ一時間歌い続け(全員満遍なく歌った)カラオケ代もちゃんと各自払った後、買うものがあるらしく池袋のとらのあなへ。昼間どの店でも見かけてどの店でも買わなかった(と言うか秋葉原では何も買わなかったんだけど)CDを見ながら霧島さんといたるのアゴヲタ談義。用事を済ませたら池袋駅に戻って霧島さんとお別れ。お世話になりましたとかご馳走さまでしたとか頭下げつつ、しっかり「それではよいコミケを」と言い合ってる辺りがやっぱりダメヲタっぽくて和んだ(コミケに行くのは俺と霧島さんだけだったので)。いやホントに、ご馳走さまでした。

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忘年会が終わってこれからどうしようかと言う話になったらKさんが家に泊めてくれるとの事なので、それじゃあ時間を気にせず東京観光をしようと言う事に。その前に病さんにプレゼントするネタCDを買うためデカイCD屋に行きたかった(秋葉原にあれば買おうと思ったんだけど、あるはずも無く)のでniezo君の案内で新宿のタワレコへ。

いやー流石にでかかった。ロビー4フロアに渡って全部タワレコだし、大阪駅近所にある店の倍ぐらい床面積あったような。んでプレゼントするCDと、AphexのSAW85-92があったので折角だしそれも合わせて購入。

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ホクホク顔で外に出たらKさんが「これから何か予定あります?」と聞いてきたので意を決して一言「・・・都庁に、行きたいです!」(それは予定とは言わない)。大笑いしながらも快諾してくれたKさんに感謝しつつniezo君と三人で歩いて都庁へ向かう。途中ドコモタワー(FOMAタワー)も見えた。イギリスっぽかった(時計とか)。

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22:14 補正後

と言う訳で都庁。誰が何と言おうと都庁。でっけぇ。ただただでっけぇ。でもそのでっかさがすごい。俺は都庁のでっかさを超える事が出来ないので俺にとって都庁は永遠に偉大な存在であり続けるんだとか訳のわからない思考をしてしまうぐらいすごい。がんばれ。超がんばれ。

あひゃあひゃ笑いながら地面に寝っ転がって都庁見上げてたらいつの間にか見当たらなくなってたKさんが「まだ展望台に上れるみたいだ」と電話をくれた。niezo君と走って行って上り最終10分前にエレベーターに滑り込み、45階まで55秒でレッツラドン!イーーーーヤッハァーーー!!って程は速度を感じないんだけど、分速240mだからあれで時速12km出てた事になるようでガクガクブルブル。しっかり耳も痛くなった!

22:23

そして都庁展望室からの眺め。都庁がただただでっかかったなら、都庁からの眺めはただただ綺麗だった。摩天楼っちゅうのはこう言うのを指すんだろうなぁ。でもパッと見て最初に浮かんだ言葉が「帝都」だった俺はあのハイエンド空間に相応しくない人物ナンバーワンだったと自負しております。大神さん!!

因みに左上に室内が映り込んでるのがアレだけど、クリックで補正前のひぎぃなサイズ。あと、帰りがけに都庁記念スタンプ押したら中央部分が全く写らなくて半ギレ。何の記念になるねんコレ!

しょっぱい記念

都庁登庁案内

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パンフを貰い忘れたまま都庁を出てniezo君がまだ暫く時間に余裕があったので、それじゃあこの辺案内しますよとKさんに案内されるまま、動いてない動く歩道の脇を通って新宿近辺をウロウロする事に。

22:50

これ!これが噂のアルタ前!テレビでは見るけど実際に来た事ある奴はそうそう居ないんじゃねーのかハッハーン!!とか、恥ずかしながらおのぼりさん全開。お昼休みまでの半日をここで待つのはしんどいだろうなぁとか思ってたらそのまま歌舞伎町探検にシフト。アレな人やアレな建物が立ち並んで、流石は東京の風俗街だなぁと関心して写真撮ってたら「歌舞伎町で写真は止めた方が良いっすよ」と言われて我にかえる。ダメだ、酔ったテンションだと俺は東京湾に沈みかねない。よく考えたらこんな時間に歌舞伎町をうろつくなんて随分度胸のある事をしたもんだ。

22:54

少し前話題になった2分1000円で殴り放題のおっさんが出没する公園とかも見て、新宿の地下駐車場(道路に沿って真下に地下街と駐車場が広がっている)を覗いて、駅に戻ってきたら丁度いい時間になってたのでniezo君とお別れ。俺は体力の限界まで東京を楽しもうと思ってて散々色んな所をウロウロしたけど、嫌な顔一つせずに案内して、付き合ってくれて本当にありがとう。いつか大阪に来る機会があったら通天閣だろうがなんばパークスだろうが大阪駅のタワレコだろうがどこでも案内してやるから遠慮なく言ってくれ!多分迷うけどナ!

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niezo君と別れた後新宿からKさんの家がある池袋までなんとか線に乗って移動。つうか、新宿駅の券売機人多すぎ(切符は買ってきて貰ったけど)!!そもそも駅構内に人多過ぎ(俺もそれを構成する一人だけど)!!誰も彼も「よいお年を」って言いすぎ(俺も言ったけど)!!で、電車に乗ってその事を言ったら「いやーあんなの全然多くないですよ」と言われた。多い時が見れなくて本当に良かったと思う。

車内でPalmと携帯の安全係数の話をしてる内に池袋に到着。Kさんが乗ってきた自転車を拾いにさっきのカラオケ屋の前辺りまで戻って、そっから今度は池袋周辺を案内してもらう事に。俺が自転車に乗らせて貰って「トレジャーも近所にあるんですよー」「それじゃあこっちに足向けて寝れないなぁ」とか話をしながら進んでたら

23:50 23:52

サンシャイン60キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!わーいわーい道向かいがアニメイト本店だー!!!

実際の所、こっち(アニメイトじゃないよ)の方が都庁なんかよりずーーーーっと「モノリス」と言う言葉が似合うと思うんだけどどうなんだろうか。池袋モノリス。この遠目に見た時のスケール感の無さはNASAのケネディ宇宙センターと同じ原理(ケネディ宇宙センターは一辺が150mの立方体なので遠くから見ると普通の建物に見えるが近くに来るとむちゃくちゃでかい)なんじゃないかなぁとか思いながら面白い物が見れると言うので横の公園に自転車を止め、サンシャイン60のふもと(?)まで行ってみた。

00:01 補正後

地面から垂直に200mの高みまで伸びる建造物。見上げると上下の感覚が分からなくなる。唖然。でっかい建物大好きっ子のSmithくんですが、ここまで常識外の物を見るとある種の恐怖すら感じました。アレだ、雄大な大自然を前に人間の無力を悟るとはよく言うけど、こう言う風景を見ると人間の科学力に慢心する人の気持ちが分かるかんじ。

しかし今思えば、夜の0時にサンシャイン60の壁に走り寄ったり手を着いてからまた離れてったりして「スゲースゲー」とバカ騒ぎしてるおっさん二人組ってのは物凄く不審だよなぁ。でもこの凄さは人に言いたくなる凄さ(あんまり知ってるひとが居なさそうな凄さ)なので、機会があれば是非とも夜中に訪れてやってみて下さい。おもしろいですよ。

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一通りサンシャイン60を満喫した後、夜食にカレーを食う事に

00:54

「アマイノ?カライノ?」「普通で」「・・・・・・・・・・フツウ」と言う人と、「ハイ」「イイエ」「水のお代わり下さい」しか分からない人のインド人コンビが妙に面白いけど、ナンもちゃんとその場で焼くしカレールウも(大雑把に)その場で作ってくれる本格カレー屋。俺は辛い物が好物だけどここのチキンカレーの辛さは尾を引くと言うか、我慢しにくい辛さのカレーで食うのが大変だった。甘口と言われたマトンカレーの方は普通の辛さ。そんなに腹は減ってなかったけど両方とも実に美味かったのでガバガバ食えた。

食い終わって水2杯飲んで、さて普通に割り勘しようと思ったら「ここはおごりますよ」と太っ腹なお言葉をおっしゃられたので、頭を下げつつ写真を撮りに店の外へ(店内は狭いから中だと邪魔になる)。ごちそうさまでした。

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店を出てからまた暫く自転車に乗って池袋を見て回りながらのんびりとKさんの家へ。同居人が居ると言う事だったんだけど物音も聞こえなかったので取り合えず風呂場で足を洗ってから2リットルペットボトルの烏龍茶(台所前には同じお茶の空ペットボトルが数十本!)片手にKさんが以前撮ってた写真とかおもろ動画とかを一緒に見てぐだぐだした。3時を回ってそろそろ眠くなってきたしKさんは次の日(と言うか既にその日)に会社があるとの事なので、朝飯食う事も視野に入れて目覚ましを9時にセットして寝る。

「あー、布団か毛布かどっちで寝ますー?」
「毛布一枚あれば大丈夫っすよー」
「あー、おれ電気つけっぱなしで寝るんですけど大丈夫ですかー?」
「全然大丈夫っすよー」
「そんじゃーお休みなさーい」
「ういーす」

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・・・ダメだ!明るくて眠れないいいい!!!眠れないけど、ここで文句を言うのははばかられる!!て言うかさっきからジャネットジャクソンとかクイーンの曲が流れてるし!!この人音楽も聴きながら寝るひとなのか!!ヒィー!とか思いながらも結局眠っていたようです。「空腹は最高の調味料」よろしく、「疲れは最高の睡眠薬」ですな!

HAHAHA!!でもお陰でDoesn't Really Matterはバッチリ暗唱できるようになったさ!ついでに風邪も引いたぜ!!ゴホッゴホッ!!と冗談めかしましたが、本当にお世話になりました。いつかまた東京に行った時は今度こそガーヒーやりましょう。

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niezoくん、霧島緑さん、Kさん。
俺の東京散策をここまで素晴らしい物にして下さったこの御三方へ、筆舌に尽くし難い感謝の意をこめて。