20031227

2003/12/27 Sat
序章

一昨年辺りからずーっと行く行く言っておきながら、いざその期間が近づいてくると金銭的都合やら時間的都合やら買いに行きたいサークルがないとか理由をかこつけて、結局一度として行った事がなかった東京まんがまつり、いや通称コミックマーケット。風の噂では年末年始イベントの中で最も野望渦巻くこのケイオスの中へ身を投じないままでは一人前のヲタになれやしない・・・とおれのゴーストが囁いたかどうかは定かではありませんが、東京で「する事」が大量にできたし都合も付いたので行って参りました。以下は写真付きの「東京レポート(コミケレポートではありません!)」です。

※例によって例の如く写真が多いので上手く表示されない場合は再読み込みして下さい
※今回は一日区切りです。また、コミケレポは28日と30日だけです。
※画像にポインタを当てていると撮影時刻が表示されます

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前日からの打ち合わせ(むしろ前日になって決めた打ち合わせ)で、27日は旅先でしっかり休んで次の日の決戦に備えようと言う事にしていたので早めに下宿を出る。とは言っても前の日に済ませておかなければいけない帰省前最後の部屋片付けが終わってなかったのでその続きをやってる内に東京行きの準備をしなければいけない時間になり、ああそう言えばサークルチェック(プリンタが無いので出力は紙へ手書き)もまだやってなかったなぁとパソコン点けたりしてたりと結構余裕をかましていて、何だかんだで朝10時出発。

10:02

朝方から雪が降っていて、近所では珍しく少し積もったので記念に一枚。早くも穴の開いた靴底から水が入ってきていたけど、これから東京へ行くと言う事でテンションも高かったので気にもせず、cgbspender君が会う人が居ると言うので一路京都駅へ向かう。

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京都駅に着いてcgbspender君も無事に用事を済ませた(大学の先輩からコミケサークルの売り子を頼まれたらしい)ので、取り合えず新幹線切符販売所横にあるカレー屋で昼飯。カレーの味は兎も角として、店員のあのやる気のなさは大丈夫なんだろうか。

11:11

東京行きの新幹線が座れそうに無かったら一旦新大阪まで戻ろうかとも算段してたんだけど、普通席もグリーン席も空き放題マークが出てたので京都から直で東京へ向かう事に。往復+学割+自由席で片道\13000ぐらいかなぁと思っていたら、往復でナント\22220と言うリーズナブルさ!イーヤッハァー!!これでエロ同人が一冊でも多k(ry

28日にオフで会う予定のKさんがこの日東京駅まで顔を出しに来てくれると言っていたので、手土産にとたこ昌のたこ焼きと、30日に病さんに何か差し入れを持っていこうと思ってたので三昇堂小倉の茶だんごを買って新幹線に乗り込む。禁煙車両で普通に座れた。

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13:17

逆側の窓だったけど富士山も見えてテンション急上昇。しかし前の席に座っていた子供連れが物凄くうるさかったのがアレといえばアレだ。何度か黙れこのボケと言おうと思ったけども、俺も昔は色々手間のかかるジャリだったと数々の武勇伝(多分後で説明します)を聞かされていたので「まぁ2時間ぐらいの付き合いだ」と我慢。

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途中でゴジラにつかまれる事も爆弾魔に乗っ取られる事も水野晴郎が出てくる事も無く無事に東京着。Kさんに電話したら「3時ぐらいにかけなおします」との事だったので取り合えず宿泊所となる汐留へ向かう。記憶にある内では始めての山手線乗車なので「これが幻覚山手線か!」と興奮するも東京-新橋間は2駅なのであっという間に下車。新橋の駅から汐留まではゆりかもめで1駅しかない距離なので歩いて行く事に。

14:27

勝手が分からないので地図を見ながら地下街をウロウロ。ここの地下道は物凄く「人工的に」綺麗で広くてすげーなーと思ったんだけども、その綺麗さに反比例するかのように閑散としてたのが深夜のニューヨーク地下道っぽくて不思議な感じだった(行った事無いけど)。そう言えば東京に行ってる間何度もここを通ったけど一度として人が溢れている光景を見る事が無かったなぁ。

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汐留に着き、地上へ出てびっくり。

14:32 14:35

「タハー、流石は東京ですなぁーーー」「こーゆーのをすかいすくれいぱーっちゅうんですなぁー」「さいでんなー」とかcgbspender君と話しながら泊まる所をウロウロ探す。ちなみに左の写真はこのへんで空を見上げた写真で、右の写真は日本通運本社ビル。俺はこう言う超巨大人工建造物とか見ると足がガクガクしてしまうひとなので恍惚の表情で写真を撮ってたら普通に置いていかれそうになった。

で、泊まる所はここ

14:39

ギャー!

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さすが噂どおりの億ションなだけあって内装も超豪華。電子ロックの玄関はまだ分かるんだけど、入って普通にロビー(机と椅子がある)があってフロントがあってエレベーターが高層階と下層階に分かれててそのエレベーター内には椅子が付いてて・・・もうなんだかワケ分からん!と一通り騒いだ後、泊まる部屋に落ち着いて暫く昼寝。新幹線疲れを取るためには一分一秒でも長く休息を、と言う訳ではなくただ単に「床暖房」なるハイエンドな設備に取り込まれてただけだったりする。

相方が寝てしまったのでKさんからの電話をアトムやりながら待ってたらniezo君からメール。

niezo君からのメール
にえぞーです。
ども。夜電話します。かみまくりどもりまくりが予想されます。よろしくお願いします

って「夜」だけじゃ時間の範囲広すぎだろ!とかツッコミ入れようと思ったけど気が付けば「いつでも良いっすよー」と返事している弱気な俺萎え。結局17時半ごろに電話があって、相変わらず初めて電話する人には一杯一杯過ぎる会話しか出来ない経験の浅い自分に泣きそうになりつつ、28日の待ち合わせ場所の確認と「お互いの声の確認」を済ませて和やかなムードで電話を切る。

電話口の印象では「なんか間延びした話し方の(オタクによくある早口じゃない)ひとだなー」と思ったけど、この意外さも字面やIMでは分からない・実際に電話をしないと知りえない"niezoと言うひとの人となり"なんだなぁと当たり前の事に気付いて神妙な顔になってみたり。対照的に俺が「ヲタク」としてストレートすぎるただけと言う話もあるけど。うぐぐ。

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部屋から見える景色が凄かった

17:03

クリックで元サイズ。三脚を持ってなかったのがここまで悔やまれる景色も久しぶりだ・・・

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ぼちぼち時間も遅くなってきたのでcgbspender君を蹴り起こして飯を食いに外へ出る。

18:22 18:24

取り合えず明日の戦いに備えてゆりかもめ汐留駅の位置と始発時間(意外と遅く朝の6時台から)を確認して、飯屋街へ向かう途中で事前に凄い建物だと聞いていた電通ビルを激写。昼間に見たときも凄かったけど、日が暮れてから見られるこの雪の結晶電飾もすげぇ!とか言いながらハァハァ写真撮ってたらまた置いていかれそうになる。そう言えばここの陸橋にも人影が殆ど見当たらなかったなぁ。

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カレッタ汐留とか言う飯屋街では人が多くて安心して店選びが出来た(まばらにしか居なかったらコンビニで済まそうと思ってた)んだけども、ここは流石シオサイト、お値段が半端じゃございません。何を食うにも4桁が基本、3桁で済ませようと思ったらマクドへ行くしかないと言う選択肢の狭さ!!いやむしろここにマクドがあるのがそもそもどうよと言う話もあるけどそこはアレ、汐留に旅行に来たひとが「それっぽっちのゼニで飯食えるおもたら大間違いじゃボケ!!」でTKO食らった後の救済策だと思えば足を向けて寝られませんよ。

回ってない寿司とか一杯1500円のそばとかはやってられないので無難にとんかつ。

18:53

周りに老夫婦とか店員が居たけど構わず激写!おのぼりさんなめんな!ちうかコレで\1360!?え、御飯おかわりとかないの!?

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何か早くも東京の冷たい風に打ちひしがれた気持ちになりつつ、すごすご部屋に戻ってめちゃイケかなんか(普段こういう番組見ないからうろ覚え)見て風呂入って目覚ましを朝5時にセットして就寝。諸事情あってベッドはcgbspender君が使うことになり、俺は床に布団を敷き、薄れ行く意識の中「あー電話かかってこなかったなぁー」と思いながらばたんきゅー。