ごあいさつ

会長挨拶           平成31年1月日本将棋連盟 京都府支部連合会会長 廣田 長己

京都府支部連合会会長廣田長己氏

  日本将棋連盟京都府支部連合会(略称:京都府連)は、支部間の情報の共有をし、将棋の普及発展に努め、将棋を愛する皆様の豊かな人格形成と支部会員相互の親睦と理解を深めることを目的に2006年に設立されました。以来、12年間に亘り会長を務め、今日の発展の礎を築かれた小野巖前会長(名誉会長)に私・廣田長己はその後を託されました。まさに身の引き締まる思いです。
  私は、自分の命は将棋界発展のためにあると考えております。生きている限り、京都に暮らす人々に将棋に親しみ向上してもらうため、未来の将棋界のために活動ができることこそ、真の喜びであり、最大の栄誉と考えております。
  歴史と文化の町として世界の人々の憧れの的である「京都」で将棋が注目されることは将棋界の発展にとってきわめて重要です。また文化庁の「京都」への移転は日本の文化活動においての「京都」の重要性を物語っています。
  この「京都」における伝統文化としての「将棋」の発展は国内への発信にとどまらず、世界への発信という意味でも大きな役割を担っていると考えます。
  今、京都府連13支部の会員数は発足当初の約3倍を超え約800名を目指す勢いです。小野前会長、各支部長、支部将棋指導員の皆様による熱意と努力が花開いたのです。近年さらに、新しい形の町興しとしての企画「将棋合宿イン中川」や、学問の神様・北野天満宮とのコラボイベント、大政奉還150周年記念「天神さん子ども将棋交流大会」や羽生永世七冠記念講演(将棋大会併設)など、皆様に喜んでいただける新しい企画を世に送り出しています。
  これより、京都府連一丸となり、将棋の普及・発展に努めて参る所存です。皆様のこれまでの温かいご協力に御礼申し上げますと共に、どうぞますますのご厚誼を賜りますよう伏してお願い申し上げます。