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初の雪中ツーリング

2000.1.22

ジムちゃん初めてのチェーン

with CLIMB DOG

バイクのツーリング中知り合った4駆のクラブの人に誘われて、CLIMB DOG主催の雪中ツーリングに混ぜていただくことになった。久しぶりに無線機を持ちだし、周波数を合わせる。ジムニーがどうの雪がどうのと何やらマニアックな話か聞こえてくる。

行き先は滋賀県の方だという、凍てついた舗装道路ですでにビビリが入ってきた。林道にさしかかり4Lに入れる。普段入れることもない4Lいったいどんな風なんだろう?などと考えている余裕もないほど雪は深かった。ひざ上ぐらいだろうか?ランクルが道をつくりその後ろを2台ほどが走るとすっかり轍ができ、私のジムニーが走るころにはレールのようになっていた。途中対向車とすれ違うために、新雪の中に乗り上げ道を開ける。スコップや長靴をフル活用だ!こんな夜中に大人ばかり大勢集まって・・・・大人の不良とはこのことだろうか?

雪の中を滑りながら走る感覚というのは普段なかなか味わえないもので、例えばスリップ事故を起こしそうなときなどのとっさの判断に役立つのではないだろうか。また自分の車の性能を知っておくというのはとても大切なことだと思う。
つるつるの凍結路では、アクセルのオンオフだけですぐにグリップを失いスリップしてしまう。ハンドルもアクセルもブレーキもすべての操作をそ〜っとそ〜っとする。

1本目はなんとかクリアできたが、凍結がひどいのでとてもじゃないが帰り道の林道には入ることはできず、国道477で京都へ向かうことになった。どの辺が国道なんだと怒りたくなるほど細く険しい道だ。上りの区間で倒木のため2回ほど足止めされる、みんなきちんとノコギリや鉈などを持参している。下りの区間に入るが、ここから先はかなり傾斜がきつくだらだらと続くためチェーンをかけなければまずいといわれた。チェーンを持っていない私たちは冷や汗が出た。来た道を戻ることもできないしどうしようと悩んでいると、「余りがあるよ!」と、天の声。4輪駆動車は4輪駆動だけに最悪のコンディションの場合4輪すべてにチェーンを巻くそうだ。そのため2輪分を貸してくださるとの事。"よかったぁ〜!!"地獄に仏とはこのことだ!

チェーンとはこれほどグリップするものなのかとあらためて感動した。やっぱり雪道にはチェーンぐらい持っていかないとね!ほんとに自然の恐ろしさを体感できた一夜だった。