クロカンデビュー
2000.8.27
with 喜多さんジープ、藍さんＪＡ11幌
|
ある休日の朝まーくんがいそいそと用意を始めた。夏の林道へと走りだす計画を立ててしまったようだ。買ってから半年少々少しもぶつけることもなく大事に乗ってきたのに・・・、今日ついにボコボコになるのかぁ〜！ 山頂付近の広場にはヒルクライムの練習場があり、幌のジムニーを借りて練習してみた。 バイクのヒルクライムと同様に、坂の途中でアクセルを吹かすのはＮＧである。坂に見合った助走をつけ、タイヤが空転しないように確実に上がる。そのためにはまずリカバリーの練習である。坂を一気に上がるのではなく、まず上がれるところまで上がり失速したところでクラッチとブレーキを踏む、その後ブレーキをゆっくり緩めまっすぐバックで下るのだ。これがめちゃめちゃ怖い！上がるときより下るときの方が斜度を感じる。この練習で徐々に上がれる高さを増していき、坂に対する恐怖心を除いていくのだ。何度目かのチャレンジで、ついに前輪が上がった！ただしこの坂の上は、車1台分の草を切り取ってあるだけでとてもじゃないが乗り上げる勇気はなかった。午後から支線林道へと入っていく、ここでも狭い場所でのＵターンの方法や、ガレ場におけるラインどりを教えていただいた。ラインどりに関してはバイクとはずいぶん方法が違った。要は、車が水平に保てるように左右のタイヤの軌跡を考えてあげればいい。とはいうものの、自分が読んだライン通りに車を進めるためには、それぞれのタイヤが今どこに位置しているかという完璧な車体感覚が必要だ。 帰り道、ヒルクライムしたくなるような坂発見！さっき練習したところの倍か３倍ぐらいありそう。まーくんがＪＢ２３で挑戦、何度目かのチャレンジで前輪が上がった。そしてゴリッという鈍い音･････ギョエ〜〜〜！！幸いたいしたところは擦ってなかったのでホッとした。ドライバーチェンジであおいがやってみると、３度目ぐらいであっさり登りきった。すばらしくキレイに上れたらしい。これを見てショックを受けたのがまーくんである。 無傷で帰って来れてよかったね。まーくんは”打倒あおい！”と叫んでいた。 |