TOP 賛否両論 試行錯誤 右往左往 七転八倒 十人十色 一期一会 このサイトについて プロフィール

実践!トイレトレーニング♪番外編 4歳女児の便秘と闘う!! 記事登録日:2012/06/30
最終更新日:2012/06/30
 
トイレトレーニング完了、おねしょ卒業、と着実に成長しているぺーさん。
4月からは幼稚園年中組に入園し、新しい生活が始まりました。
そしてまた、新しい問題が・・・!
今度は便秘です。
私は便秘を軽く見ていたんですが、実は色々と生活に影響を及ぼすことがわかりました(反省・・・)
今回は幼児の便秘とその影響、解消法などの体験談を書いてみます!





・便秘ガール・ぺーさんの自己紹介 ・幼児の便秘解消法
・謎の体調不良 規則正しい生活 / 食事内容 / 冷え対策 / マッサージ
・体調不良で病院へ・・・ ・幼児の便秘に・・・オリゴ糖!!
・幼児に使える便秘薬 ・便秘になった理由
イチジク浣腸 / ヤクルトBL整腸薬 / マルツエキス ・あとがき




便秘ガール・ぺーさんの自己紹介
我が家の長女ぺーさん。

性格は内弁慶。
叱られてもおちょくって返すようなひょうきんモノですが、一生懸命に約束を守ろうと努力するけなげな一面もある子です。
乳幼児期には言葉がなかなか出なくて周囲もたいそう心配していましたが、3歳を越えたある日、突然饒舌に。
何事にも慣れるまでに時間がかかるタイプのようです。

2012年春より幼稚園年中組に入園。
幸い幼稚園には喜んで行っていますが・・・・・。
相変わらず、いろんなことが起こります。

  ぺーさんのトイレトレーニングの様子はこちら → 実践!トイレトレーニング♪2週間でオムツはずし?? 〜我が家の場合〜
  ぺーさんのおねしょ克服体験の様子はこちら → 実践!トイレトレーニング♪その弐 3歳女児のおねしょとつきあう!!
長女ペーさん(4歳)
4月より本人念願の
幼稚園に入園♪

ところが、入園2週間後くらいから
原因不明の体調不良に
悩まされることに・・・





謎の体調不良
事の発端は、幼稚園入園から2週間たった4月中旬頃のこと。
金曜日の朝、幼稚園へ行くためのお着替え中に、いきなりの嘔吐・・・!!。
制服・じゅうたん・その他もろもろを汚し、家の中は大パニック!!
とりあえずこの日はぺーさんを休園させ、家で様子を見ることに。
午前中はずっと寝ていたものの、その後特に体調が悪そうな様子は無かったので、その時は新生活への疲れがたまったのが原因??という話になりました。

ところが翌日・土曜日にも、遊びに行った義母宅で二度嘔吐。
一度は昼食後。
義母のパワーに圧倒されつついろいろ食べさせられたようで、そんなこんながすべて逆流。
二度目は帰宅直前。
靴を履こうとしてうつむいた瞬間、おやつに食べたアイスクリーム等々(?!・・・。)がお出ましになったという話。
(↑食べさせたのは私ではありません、とだけ、言い訳させていただきます・・・。)

帰ってきた娘は火照ったような顔つきで、熱を測ってみたところ38度超。
食欲は無いのですが、振る舞いは元気そう・・・かと思えば具合悪そうに横になったり・・・と、
なんとも判断に困る容態でしたが、土曜日の夜間ということで、とりあえずはこのまま様子を見るという結論になりました。

明けて日曜日の朝。
相変わらず食欲が無く、熱も39度を超えていたので、
「これはきっと幼稚園でなにかの病気をもらったに違いない」ということになり、休日診療の担当病院を受診することに決めました。





体調不良で病院へ・・・
病院でもう一度熱を測ったところ、今度は40度超。
お医者様に症状を伝え、一通りの診察を受けました。

のどを見たところ風邪の症状は無いとのこと。
熱の上がり方と本人の様子から、インフルエンザでもなさそうだ、と。
とりあえずの原因は不明ですが、との前置き後に告げられたのは、
「おそらく、便秘ですね、便も溜まっているようですし・・・。」

一般に便秘が理由で40度を超える発熱をすることはないらしいのですが、39度を超えるくらいならありえるそうです。
また、子どもの場合、下が詰まると(便が出ないと)すぐに上から出てくる(嘔吐)とのこと。
嘔吐の直後以外は元気に過ごしていることなどからも、ウイルス等からくる病気ではなく
便秘が原因による諸症状である疑いが濃いと言われました。

「そういえば、ここ2〜3日は便が出ていません」と告げると、とりあえずその場で浣腸をして見ましょうということになりました。

浣腸後には「地団駄をふませて」とか「できるだけ我慢させて」とか色々指示がありましたが・・・、
初浣腸の母娘にそんな余裕は無く・・・。
(着替えなどもっていなかったので、ちょっと大変でしたよ・・・。)
半泣きの娘と共にトイレに駆け込み、出てきたのはコロコロの小さな塊が2、3個。

お医者様は浣腸の効果にちょっと不満そうでしたが、まあ、一応処置をしましたということになり診察が終了してしまいました。

他所はどうかわかりませんが、大阪市の場合、休日診療所はあくまで応急処置をするのが目的の病院なので、継続的な治療を前提とした診察はしてもらえないみたいです。
風邪などの病気でも基本的には1日分のお薬しか処方してもらえないようで、後日かかりつけ医を受診するように掲示されています。
今回のような幼児の便秘については「治療する」となると時間のかかるものですから、休日診療所の担当外になるわけです。
その場でできる浣腸くらいしか処置はしてもらえず、当然薬の処方もありませんでした。

「便秘だ」ということがわかったものの、浣腸をしてもたいした量は出てこず、今後の指示ももらえなかったので、私はちょっと途方にくれてしまいました。
まあ、便秘がわかっただけでもありがたいことなのですが、根本的には何も改善されてないわけですし、本人も相変わらず具合が悪そうにしています。
翌日かかりつけ医にかかることも考えましたが、とりあえずは市販の商品で対処できないか、と、ドラッグストアに行ってみました。

時間が遅かったので、薬剤師さんには相談できず。
とりあえず今詰まっている便を出すためにイチジク浣腸を、今後のお通じのためにヤクルトBL整腸薬を素人判断で購入。
激しく嫌がる娘にもう一度浣腸をして、それなりの量が出てきたので一安心。
浣腸のショックで食欲のないペーさんに、ほぼ無理やり整腸薬を飲ませて、今後の様子を見てみることになりました。

その後、
整腸薬のおかげか、自然のながれか、それなりにお通じが復活し、元気を取り戻したペーさん。
しかしながら、今回の件ではなんともかわいそうな思いをさせてしまいました。
今後はこんなことになる前に、きちんとかかりつけの小児科を受診しようと、深く胸に刻む母なのでした・・・。


ところで
診察の際、娘はお医者様に「ぴょんぴょん、できるかな?」と言われ、調子良く何度も飛び跳ねて見せたのですが・・・、
頭痛や腹痛がひどいときなどは元気良く何度も飛び跳ねたりはできないそうです。
幼児の場合、具体的にどこの具合が悪いのか自分で説明できないことのほうが多いと思うので、家庭でもこの方法は結構使えると思います。

この他、子どもの具合が悪くなった際の対応について便利なサイトをご紹介します。
 - 堺市ホームページ 子どもの安全と緊急時のこと(2) こんなときどうすればいいの?<休日、夜間の子ども急病ガイドブック>





幼児に使える便秘薬
ドラッグストアで購入可能な便秘薬にもいろいろありますが、3歳以下の幼児に使えるものはほとんどありません。
特に、効き目のありそうなお薬は幼児への使用不可のものが多いので、家庭では対処できないほどの便秘になった場合はかかりつけ医を受診するのが一番手っ取り早いと痛感しました。
しかし、そうは言っても市販薬を利用せざるを得ない状況はあると思います。
以下に、3歳以下の幼児にも使える便秘薬を挙げてみました。

イチジク浣腸
いわずと知れた浣腸の有名ブランド。
こちらの商品で1歳以上の子どもに使えるのが「イチジク浣腸10」です。
半量を使用することで1歳未満の赤ちゃんへも使うことができ、5歳の子どもまで使用可能。

とにかく、即効性と効果がバツグンで、その他の服用するタイプの薬に比べ価格的にもお安くつくのがメリットですが、とりあえず詰まっている便を出すためのものなので根本的な解決にはなりません。
「便秘解消の最後の手段」的なもので、日常的な使用は勧められていません。
また、使用の際には痛みを伴うので子どもにとってはトラウマ的体験になるかと思います。

イチジク浣腸についての詳しい説明はイチジク製薬のHPが参考になります。
 - イチジク製薬株式会社  赤ちゃん便秘.com

ヤクルトBL整腸薬
あのヤクルトから出ている整腸薬で、生後3ヶ月以上の乳児から服用が可能です。
消化液に強い2種類の菌を直接服用することにより、お腹の中の広い範囲で整腸効果を高めます。
ヤクルトのようなさわやかな乳酸菌系の風味で飲みやすい粉末状の薬です。
一日3回食後に1回量を服用しますので、5歳までの子どもの場合1回量は1/3袋で1日1包を服用することになります。(ちなみに、商品は36包入り)
ただ、腸内環境を良くするための整腸剤ですので、いわゆる下剤にくらべるとかなり効き目が穏やかで即効性は無い気がします。

うちの娘にも服用させましたが、飲み始めてから便が出るまでに3日かかりましたので効果があったのやら、なかったのやら・・・。
いいお値段がするだけに費用対効果としてはビミョウな感じ。
乳酸菌の補充という意味では、特に幼児に対しては、飲料のヤクルトを与えるほうが喜びますし、それだと、成分的に大差ないといわれる廉価版(ピルクルなど)のほうが経済的にも習慣づけしやすいかな?などと思ってしまいました。

マルツエキス
ベビーフードやベビー用品の和光堂から出ている便秘薬で、1歳未満の乳児から使用できます。
「マルツエキス」はさつまいもでんぷんを原料とする麦芽糖で、大腸まで届き善玉菌の栄養となることで発酵を促し、腸の運動を活発にすることで便を出やすくする、という効果を持ちます。
ヤクルトBL整腸薬が腸内の善玉菌を補充するものであるのに対し、こちらは今いる善玉菌に栄養を与えて活発に活動させることを目的としています。
一応第三類医薬品(副作用等を引き起こす医薬品を含まない一般用医薬品)で効き目の穏やかな便秘薬ですが、口コミを見る限り効果はあるようです。
こちらのページに商品についてのさらに詳しい説明があります。
 - ベビータウン きちんと知ろう、赤ちゃんの便秘


前項でも話題にしたとおり、うちの娘には浣腸とヤクルトBL整腸剤を使用しました。
浣腸は即効性はありますが、常用できないので慢性的な便秘の根本的な解消にはなりません。
ヤクルトBL整腸剤はお値段の割には効果が薄い印象だったので、正直言って継続して服用させたい意欲の湧くものではありませんでした。

 このほか、一般的な便秘薬についての情報はこちらをどうぞ↓
  - 便秘薬の効果 市販の便秘薬の選び方





幼児の便秘解消法
前項では、なってしまった便秘に対応するための市販薬について書きましたが、もちろん、そうならないのが一番です。
幼児期の便秘が習慣づいてしまうと、そのまま大人になっても慢性的な便秘に悩まされるそうです。
生活習慣やちょっとしたコツで直せる程度であれば、ぜひ実践しておきたいものですね。
そこで、便秘について普段の生活で注意すべき点とその解消法を調べてみました。

規則正しい生活
子どもの生活習慣を語る上で基本中の基本の事柄ではありますが、便秘対策においても、早寝早起きは鉄則です。
十分な睡眠の重要性もさることながら、早起きをすることで、しっかりと朝食を摂ることができ、便意を感じたときに余裕を持ってトイレに行くこともできます。
本来人の体は、眠りから覚めて胃に食物が入り、腸が活発に動き始める朝食後が一番便意を感じやすいそうですから、朝食後の排便は習慣づけるには一番理にかなっていることでもあります。

ただ、早寝早起きをしたからといってすぐに便秘が治る、というふうにはならないかもしれません。
これはむしろ、便秘にならないための生活習慣といったほうが良いでしょう。

バランスの取れた食事内容と規則正しい食事
便秘解消に効果的なのは食物繊維の多い野菜類、根菜類、豆類、海草類などを毎日バランスよく摂ること。
そして、毎日の食事をなるべく同じ時間に摂り、体のリズムを整えること。

大人の便秘解消法でも「食物繊維の摂取」はよく言われることなので、ある意味常識ですよね。
でも幼児期には、「体に良い野菜」と無理強いしてもなかなか思うようには食べてくれないもの。
食物繊維は野菜類だけでなく果物や穀物にも含まれていますので、野菜等の摂取が十分でないと感じたら、果物などから摂る方法もあります。

ただ、うちの娘などは、むしろ野菜しか食べ無い子でしたから、必ずしも野菜を摂っていれば便秘にならない、というものでもなさそうです。
今では量こそ多くないものの色々と食べるようになりましたが、野菜しか食べていなかったころの便は硬く締まっていて、見るからに排便が辛そうな形状をしていました。(今思えば、排便時に時々出血もしていたように思います。)
個人的な経験から、肉類(特に牛肉)に含まれる脂分は便をやわらかくしてくれるように感じているので、やはり、肉・野菜・穀物・果物等々偏りの無い食生活というのが便秘解消につながる気がします。

冷えに注意
子どもの場合、「おなかが冷えると下痢をする」とよく言った気がしますが、冷えることで便秘になる子もいるそうです。
おなかが冷えることで腸の働きが鈍るのだとか。
ですので、寒い季節はもちろんのこと、暑い時期にもなるべくおなかを冷やさないように注意したいものです。

うちの子たちの就寝スタイルは真夏でも腹巻が必須。
今回話題にしている上の子は、おなかが冷えるとすぐに体調が悪くなるので特に注意しています。

また、便秘っ子には冷たすぎる飲み物も、体を内側から冷やしてしまうのでお勧めではありません。
便秘対策にと、水分を多めに摂る場合も冷たい飲み物では逆効果になることもあるそうなので要注意。
これは大人の冷え性でも注意されることですが、飲み物は、特に朝晩に摂る飲料は夏でも温かい物、もしくは常温のものが良いようです。

マッサージ
これは予防法というよりは便秘になってしまった際の対処法になるかと思いますが・・・。
マッサージはおへそ周りに行います。
温めるようなつもりで軽く手を置き、時計回りに「の」の字を書くように軽くさするようにおなかを撫でてあげます。
力を入れないのがミソ。
外側から腸を温めつつ刺激することで働きを促進するそうです。
(食後すぐには行わないように注意してください)

効果のほどは、個人的にはどうかなぁ?という感じですが、マッサージすること自体は子どもはとても喜びます。
一種のスキンシップですよね。
一対一の時間をすごせることや、やさしく触れられることで、とてもリラックスするようです。
ストレスが原因の便秘の場合には一番効果的かもしれません。


この他、生活習慣を中心とした便秘対策についての情報はこちらのサイトに詳しく書かれています。
 - ジュンちゃんの救急箱
  ・ 便秘 パートT





幼児の便秘に・・・オリゴ糖!!
と、まあ、以上の点に注意した上で、さらに積極的に便秘改善に取り組む為にぜひご紹介したいものがあります。
個人的には、ペーさんの便秘にこれが一番効いているんじゃないかと思っています。
それは・・・「オリゴ糖」!

便秘対策として語られる際の「オリゴ糖」とは、「消化されずに大腸にまで達し、ビフィズス菌の栄養源になる」糖分、なのだそうです。
 「オリゴ糖」についての詳しい説明はこちら↓
  - はてなキーワード 「オリゴ糖」
腸内に住む有用菌を活性化させ、便を出やすくするという点では前述のマルツエキスと同様。
しかも、スーパーなどで簡単に手に入り、お手ごろな値段で続けられるという点がもっともオススメしたいポイントです。

でも、ネット検索で「幼児」「便秘」と入力すると、怪しげなオリゴ糖の広告サイトが沢山ヒットするので、正直言って「ちょっとなんか、ビミョウ・・・(;¬_¬) ?????」と、思われている方もいらっしゃるかもしれませんね・・・。

実際の効果のほどですが、ペーさんの場合、オリゴ糖入りのホット牛乳を飲み始めてからは、少なくとも2日に一回は便が出るようになりました。
しかも、カッチカチの痛そうな便でなく、多少緩めではありますがソフトな(笑)便で本人もトイレが苦痛で無くなったようです。

製品にもよりますが、オリゴ糖はだいたい、成人が摂取する場合、ティースプーンに2〜5杯(1杯を4gで計算し8g〜20g)を摂るのが望ましいと書かれています。
子どもの場合はおおむね半分くらいを目安にすれば良いようで、娘の場合はティースプーンに軽く1杯で十分な効き目がありました。
本当はヨーグルトなど腸内の有用菌と成り得る菌を含んだ製品と一緒に摂るのが望ましいようですが、娘はヨーグルトが苦手なのでオリゴ糖入りホット牛乳とビスコで、子どももゴキゲンの便秘対策をしています。
(ビスコには、おなかにやさしい乳酸菌が1億個(5枚当たり)入っています;商品説明より)

さて、「オリゴ糖」を選ぶ際にはいくつかポイントがあります。

オリゴ糖商品には粉末のものとシロップ状のもの、2種類があります。
使いやすく手に入りやすいのはシロップですが、より効果的に摂取したい場合は粉末のほうが有効だと思います。

シロップ状のものはスーパーでも取り扱いがあり、ガムシロップのように何に加えるにも違和感無く使える点が便利ですが、たいていは砂糖などを加えてシロップにしてあるようで製品中の「オリゴ糖」の量は少ないものが一般的です。
さらに必要量のオリゴ糖のみを摂取するよりカロリーが高くなるのが普通です。

一方、粉末のものは90%以上オリゴ糖という高純度のものが普通でシロップのように余計なものが入っていない安心感があり、それのみを摂取する場合にはカロリーも低く抑えることができますが、冷たい液体やヨーグルトなどには溶けにくい、シャリシャリした食感が残るなど舌触りが悪いことがある、など少々使いづらい点があり、純度が高い分値段的もお高めになります。

両者ともガムシロップ、又は砂糖の代わりに使うことが出来ますがいずれも砂糖ほどの甘味はありません。
砂糖と同じような甘さを求めてどんどん量を足していくと、摂取しすぎ、またはカロリー過多になりますので注意が必要です。

あと、ちょっと知っておくとより安心なのが「オリゴ糖」の種類。
ひと口に「オリゴ糖」と言っても、実は色々種類があるのです。
市販でよく見るのがイソマルトオリゴ糖ラフィノースオリゴ糖乳果オリゴ糖など。
それぞれ、トウモロコシ、ビート、ショ糖と砂糖、等々、原料が違っています。
種類が違うことで甘味の感じ方も違いますし、便秘への効果も変わります。

例えば、イソマルトオリゴ糖は消化されやすい性質の為、他のオリゴ糖と比べると整腸作用はさほど高くないと言われています。
そう聞くと、商品を選ぶ際には便秘への効果が高いものを選びがちですが、「効果が高い=消化されにくい」ということでもあり、消化されにくいものを沢山取り込むと下痢を引き起こしかねません。
体質にもよるようですが、食べ物に影響されやすい幼児に与える場合にはそのあたりも考慮して、あえて効き目の穏やかなものから試されるのもいいかと思います。

 この他「オリゴ糖」の種類と甘味について詳しい説明はこちら↓
  - オリゴ糖の成分やカロリー 

同じオリゴ糖シロップでも
商品によって味(風味?)が違うそうで・・・
商品レビューを見てみると
モノによっては味が苦手だったと
書かれている方もいらっしゃいます

写真左のオリゴのおかげ
スーパーなどでも良く見かける商品ですが
よくあるガムシロップ風でクセのない味です


写真左手の「オリゴのおかげ
写真下の辺り、赤字で記載の
「乳果オリゴ糖30.2g(100g当たり)」というのが
商品を選ぶ際に見ておきたいところ

激安販売のオリゴ糖シロップは
オリゴ糖成分が非常に少ないものも
多くあります
(クリックで拡大します)

写真右手の「おいしいオリゴ糖&食物繊維」
イソマルトオリゴ糖に
食物繊維がプラスされている商品です

一般に「イソマルトオリゴ糖」の
「オリゴ糖商品」は
その他のオリゴ糖商品に比べ
お値段がリーズナブルな気がします・・・

100g中38.6gのオリゴ糖入り
(クリックで拡大します)





便秘になった理由・・・
これまでも若干便秘気味だったぺーさん。
それが、病院を受診しなければならないほどにひどくなってしまった理由は、定かではありません。
が、なんとなく心当たりがあります。

ぺーさんは和式トイレでの排便に抵抗があるようなのですが、実は幼稚園のトイレが和式なのです。
幼稚園に通い始め、思うタイミングでトイレに行けなくなったことで便秘が悪化したのでは??と。
毎朝、朝食後に家で排便ができていれば幼稚園の和式トイレも問題ではなかったのですが・・・。
三食を決まった時間に摂り、早寝早起きの規則正しい生活を心がけていはいますが、残念ながら娘はまだ排便の時間が安定していません。

この他に便秘になる原因としては「食事」も鍵になりそうです。
野菜とお魚大好き、なぺーさん。
一見便秘とは無縁そうな食事内容ですが、「小食」と言う点では便秘度高め。
受診した病院の看護婦さんによると、小食の子は便秘傾向が強いそうです。
というか、便秘気味で食べられないから小食→余計に便秘→さらに小食へ・・・という悪循環があるそう。
排便習慣をつけることで小食も卒業できれば言うことないのですが・・・。

あとは、あんまり認めたくないですが、母親である私も原因のひとつみたいです。
幼稚園に入り、しっかりしてもらいたい一心でなにかとプレッシャーをかけていたのが娘にはストレスになった様子・・・。
子どものストレスは便秘を含む多くの体調不良の原因になるらしいですから。
プレッシャーと言っても、登園準備を一人でする、とか脱いだパジャマをきちんとたたむ、とか、生活に関するしつけのつもりだったのですが・・・。
2歳下の妹には何も注意せず自分ばかり・・・、と言うのがぺーさんには納得いかない点のようです。
これについては、よくよくコミュニケーションを取っていくしかないですね。





あとがき
娘の突然の嘔吐はこれが始めてのことではありませんでした。
ただ、その時に応じて「量を食べさせすぎたと」か、「疲れ気味だった」とか・・・それなりの心当たりがあったのでそれが原因だと楽観的に捕らえていました。
もどした後はケロッと元気になるし、「子どもはすぐ吐くからねぇ」という周囲の言葉に甘えていた部分もあったと思います。

何か他に原因があり、気をつけるべき点があると、考えたことはなかったのです。

子どものあれやこれやの体調不良の原因が便秘、というのは、私自身思いもよらないことでした。
これまで私は便秘に悩まされた経験がなかったので、正直、便秘をなめてました。

一連の便秘騒動でトイレ恐怖症になりかけたときの娘の様子が忘れられません。
これは、私の責任だ、と、かなり反省しました。
このページはその反省と自戒の念をこめて、ネットを中心に情報収集した内容をまとめたものです。

今では朝の排便習慣がつき始めたペーさん。
でも、気を抜くとすぐにおなかをこわします。
まだまだ、ペーさんの頑固な便秘と闘っている最中ではありますが・・・。

私と同じように、子どもの急な体調不良に頭を抱えていらっしゃる方、
子どもの便秘に気をもんでいらっしゃる方々へ・・・、
このページがなにかしらのお役に立てれば幸いです。




 お子様とのコミュニケーションにおススメ!!
   
フランス製の小さな陶器人形のお店「フェーブなつじかん」さんがフェーブ付きオリジナル絵本を新しくプロデュース!
オリジナル絵本のお店「まほうのじかん」として姉妹サイトがオープンしました!

まほうのじかんがお届けするのは登場人物のお名前を自由にアレンジできるオーダーメイドのものがたり。
左の写真の「だいすきだよ」は、母親からわが子に語りかける内容のお話に、お子様ご本人のお名前が入る読み聞かせにぴったりの絵本です。

製本を担当するのは、ヨーロッパ各国の製本コンクールにて受賞歴のある中尾エイコ氏。
製本工房で一冊一冊丁寧に手製本されているそうです!

お子様がママから聞きたい言葉をたっぷりと詰め込んだ、アート作品ともいえる特別な絵本に、お守りフェーブを添えて・・・
すてきな思い出の品になること間違いなしの「お名前入りオリジナル絵本」は、お子様とのコミュニケーションツールとしてもおススメの一冊です。











 この他の育児の話題 
  育児を楽にしてくれる?安心毛布の私的解釈/トランジッショナル・オブジェクトの話
  実践!トイレトレーニング♪2週間でオムツはずし?? 〜我が家の場合〜
  実践!トイレトレーニング♪その弐 3歳女児のおねしょと付き合う!!
  実践!トイレトレーニング♪番外編 4歳女児の便秘と闘う!!
     
     


このページのトップへ その他の気になる話題ページへ ホームページTOPへ

   copyright©2012-15 MAÏKO all rights reserved.