2001年9月11日午前8時45分頃、アメリカ・マサチューセッツ州ボストン発同国カリフォルニア州ロサンゼルス行きアメリカン航空11便ボーイング767-223ER(N334AA)が、ニューヨーク州ニューヨーク・マンハッタン島の世界貿易センタービルノースタワー(第1ビル)に墜落した。
この事故で乗員11名、乗客81名(日本人1名を含む)、計92名全員が死亡した。ノースタワーは衝突の1時間43分後の午前10時28分頃に倒壊した。
同機は午前7時59分頃ボストンを離陸した。離陸後間もなくハイジャックされ、ハイジャック犯自らの操縦によりビルに激突した。ハイジャック犯は5名と見られる。
なお、アメリカではこの日、本件以外に以下の3件のハイジャック事件が発生した。
上記3件のうちユナイテッド航空のボーイング767については、本件事故発生の18分後の午前9時3分頃に本件墜落現場の隣のビルである世界貿易センタービルのサウスタワーに衝突し、午前10時5分頃サウスタワーは倒壊した。世界貿易センタービルの2棟倒壊による地上の死者・行方不明者数は約3600名に達した。
本件を含む4件の同時多発テロによる死者・行方不明者の総数は3800名を超える模様である。