王塚台、それは歴史と文化のすてきな町
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伊川谷紹介


赤羽神社(伊川谷潤和)
 
 朝鮮からの弥生文化導入神話の大国主命や神武天皇についで、古墳文化導入神話の神功皇后とともに、播磨風土記には「天日槍」がよくでてくる。
 天日槍は、須恵器文化を持ち込んだ神話上の架空の人物であるが、その渡来した時に「赤石の玉」と「羽太の玉」を持ってきたことになっている。その玉をこの神社に奉納したので、“赤羽神社”と呼ぶようになったもので、平安時代の延喜式にもある古い神社である。明治以後、ー天日槍は帰化人であるーという理由で格式が下げられた。



三身山 太山寺(伊川谷町前開)・・・市内唯一の国宝

本堂(鎌倉時代)
播磨の国と摂津の国の国境、明石川支流伊川の源で素晴らしい原生林の三身山を背にして開山され、その歴史は、西暦716年藤原鎌足の子、定恵和尚の草創、藤原宇合(うまかい)の建立と言い伝えられている。播磨の国、三身山太山寺(天台宗)、当時は西国街道の裏街道、(板宿ー妙法寺ー白川ー伊川ー明石)白川街道が太山寺への街道として栄えた。
 また、天正天皇(715〜723年)の勅願所となり、その延暦年間に法相宗から天台宗に改めたと伝えれている。僧坊41を有し、播磨路に一大勢力を誇った 創建は古く伝えられているが、12世紀になってからと推定されている。現在の本堂は、市内唯一の国宝で弘安8年(1285)の火災後に再建、数回の修理が行われたのち享保7年(1722)に小屋組妻飾と檜皮葺を本瓦葺きに改修して近世まで栄えた。
 昭和37年(1962)の解体修理で屋根を建立当時の檜皮葺の形態に戻し、現在は銅板葺になっている。本堂の規模は、桁行七間(12.6m)梁間六間(10.8m)の大きさで、堂内は内外陣に分かれ、その内陣は五間×二間で周囲に脇陣と後陣があり、その内側に三間の仏壇と前に宮殿を構え、密教系本堂の標準的な間取り、堂の技法は和洋を主としているが、唐様の曲線を用いた折衷様式となっている。
《参考》資料・・・  「西区ふるさと自慢百選」等






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