![]() | 屋根は、瓦ではなく、カラーベストコロニアルという石の板みたいなものを釘で打ち付けます。完成後、 小屋裏(2階天井裏) にあがってみたらその釘が合板を突き抜けていたけど、いいのかな? ところで、なぜ瓦じゃないのかというと、この工務店の標準仕様が カラーベストだったというだけで特に深く考えていませんでした。あとでいろいろ調べてみると屋根葺きの材料としては瓦のほうが長持ち するらしく、カラーベストの色はやがてはげるらしいですが、一方では瓦より軽いので地震の時は有利だとかあったので、まあ別にいいや という感じです。 2階の押入から小屋裏にあがるとかなり暑いですが、構造がよく見えるのでそれなりにおもしろい場所です。 屋根の形は 切妻 です。これも決める時は何にも知らずなんとなくでしたが、寄せ棟よりは換気がいいみたいなので納得してますが、たぶん 寄せ棟だったらだったでそっちのほうが格好いいとか丈夫だとかで納得していたと思います。まあ、要するに適当ですね。 |
床下換気口が見えますが、この家ではこれ以外に基礎と土台の間に基礎パッキンという厚さ2cmくらいのゴムのような板をところどころ挟んで隙間をあけて います。写真で銀色の部分は、その隙間用の金網です。基礎パッキンの効用の1つは床下換気口がなくてもよいから基礎が丈夫という話でしたが、両方つけたら その意味ないじゃん?。でもまあ床下に確かに風が通っているみたいだし(完成後、台所収納庫からちょっと床下に入ってみました・・・そこまでするか?) いいかなと思ってます。また、この写真から床板が土台に直についていることがわかります。隙間を少なくした 改良軸組構造 になっていますが、 気密シート は張っていません それでも隙間相当面積は3cm2/m2くらいかな?(この話は詳しくはこのページの下でしましょう) |
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天井と小屋 天井は比較的細い角材を格子状に組み合わせてつくっているようで、ここらへんは、さすがに大工さんでちゃんとまっすぐに丈夫についてます。 なんで丈夫だとわかるかというとあとで2階の天井裏に上ったときにその格子の上に何回か乗ったからです。(大丈夫か?) この2階の天井には、 石膏ボード の裏に断熱材(ウレタンかスチレン)が15mmほどついた天井板をとりつけます。この石膏ボードは画鋲とか、 ヒートン(額とかとめるときつかう?マークみたいなやつ)が利かないので好きじゃなかったのですが、なんで使うのかと思ったら防火性がある らしいです。つまり壁や天井をすべて石膏ボードにすると火事にならない?!そうです。 実はこういう写真をとりだした初めの動機は、ここにネジとかクギが利かないので、写真とっておいて木の位置がわかったら便利だろう というものでした。 あとから構造に興味がわくとは予想していませんでした。 |
1階の上げ下げ窓が右端に見えます。向こう側に掃き出し(出入り口兼用の床まである窓のこと)と台所用の引き違いが見えます この他に西側に三角形の出窓もつけてみましたが、隣家と近いのでほとんど表からは見えません。図面で自分の家だけ考えていると失敗しますね。 この他に窓には縦滑り出し、横滑り出し、台形出窓といろいろ変えてみました。はっきり言って統一感がありませんが、なんかいろいろ間取りを考えている うちにだんだん変わってきました。窓枠はすべて白ですが、 断熱サッシ で内側はプラスチック、外側はアルミです。ガラスはペアガラスなので冬の結露が とりあえず窓については少ないはずです。といっても引き渡しが4月だったので、まだ実証されていませんが。 あと、ペアガラスの掃き出し窓はかなり重たいです。よく考えたら当たり前ですね。ガラスが2枚はいっているんですから。 |
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[断熱と気密] この話題に関してホームページ上で住宅関係の検索をすると、非常に数多くでてきます。 我が家については、結果的に外壁が断熱材つきパネル、窓がペアガラス断熱サッシとなっていますが、天井や床は高断熱というほどではありません。 気密性は新車と同じで、今のところ割と高いみたいで、窓をほとんど閉めて、1階でドアを開け閉めすると2階の開いた窓から風が出入りします。 もともとは、そういうことにまったく知識がなくとりあえず、冬窓につく水滴と窓際の寒さが嫌いというか、こたつを使いたくないので部屋を暖めたい すると結露するというのを防ぐために、窓をなんとかして・・・というのがだんだん進んだようです。 結局、換気のために1階に湿度センサー、2階に温度センサーつき換気扇を各部屋につけていますが計画換気ではありません。 と、ここまでかくと、そんな中途半端なのが一番いけないとしかられそうですが・・・・ 一応、あまりその話題をご存じないかたのために説明しますと、住宅の断熱について大きく分けて2つの派があって、一方は高断熱・高気密派で、 気密といっても窒息するようなものではなく、熱を無駄に逃がさない、水蒸気を壁体内に逃がして凝結させないという考えと、もう一方は日本古来 の風通しのよい、夏を旨とした住宅派があります。当然インターネット上では、前者が論理的に勝っているのですが、本などを読みますと後者もまだまだ 多く、また私のいる町では、いまでも竹小舞で土壁(昔からの伝統的工法)で新築!を作っている家を見かけます。 また、私たちの親の代に断熱性を よくしてヒートショック(急に寒いところにでて血圧があがるなどの症状)のない家を勧めても、まったく受け入れられないような雰囲気です。 そういうわけで、この話題はなかなか興味深いのですが、とりあえずこんどの家は、夏は別に涼しくはないです。まあクーラーはよく利いているようにも 思うのですが、引っ越しの時に新調したものなのでよくわかりません。 だいたいよく考えたら、普段、温度とか湿度を測って暮らしている訳じゃないので、快適かどうかはほとんど主観ですしね。 新築にすんでたら、たいていの人は快適だろうし、よくわからないですね。
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