住吉三神は、記紀によれば、黄泉の国から脱出した伊弉諾尊が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で
禊をされたときに生じた神であると記してある。
神功皇后の三韓征伐の時に枕元に現れ「我を祀らえば、海上を鏡の如く進むであろう」と宣託されました。
そこで、住吉の神は、航海安全・人生の道案内・縁結び・子授け・安産・商売繁盛・家内安全・厄除・長寿の
ほかに受験祈願や芸事の上達を祈願する神として古来よりあがめられております。
また、神社の境内に古来より植えられております「相生の松」は、醍醐天皇(885年)の御代、肥後の
國阿蘇宮の神官友成が上京のみぎり、当社に訪れ相生の松を訪ねた時、尉姥二神が現れ夫婦睦まじく
歳久しく住み給いしという、目出度い伝説により、「幸せな結婚生活をして末永く連れ添う」という古説により
夫婦和合の神としてあがめられています。