WHAT'S NEW?

2006/9/23
The bugle sounds again
(RODDY FRAME来日公演

当然とはいえ、あまりに素晴らしかった来日公演日記でも書いてみようと思う。

「マシンガンをぶっ放せ」と歌ってたのは誰だっけ?
彼のギターは時折まさにそれである。
' Down the dip ' の終わり延々と二分間は弾き続けたギターの圧巻さ!。
(ステージ後ろに映った彼のシャドウはエルヴィスのようであった。)
一方で女性を扱うが如く優しく弾くロディ。
このコントラストだけで1ステージ全く飽きさせずに聴かせてしまうのだから凄い。
(とにかくギターがすげぇ!)

そう。素晴らしかった去年のサマソニ同様、今回もギター一本でのショー。
ただし単独来日、当然ながらサマソニでの演奏すら霞んでしまう完成度。
' Western skies ' でのブルースハープがまた震えたけど。
(CDとは違うイメージでまたたまらん。)

かつ、あの声!ていうか上手すぎるし、ソウルフルなんだよねー。

全てが良かったが
目新しい点でも、かなり痺れたのが ' Sun ' 。
うわああ、もうだめ・・・・何このサビのギター。
思わず「うーーー」って声出ちゃった。

そして東京でのアンコールの1曲 ' Reason for living '。
ここでのロディから出る感情に涙。>涙でた。(笑)
凄まじかった。
ジョー・ストラマーのポスターは剥がれてしまったが
気持ちは全く変わってないと確信。

東京公演アンコールラストの ' Portastudio ' >新作アルバムのラスト曲。
CDで聴くと、なんとなく BMX bandits みたいなメロだなあと思ってたんですが
(勿論名曲)
このアレンジ超泣き入ってました。

サマソニでもやった ' Rock god ' の演奏前に
ボラン、ボウイやブライアン・フェリーの名前を出し感謝していたロディ。
そっくりそのままあなたにその言葉を心の中で返したよ。


あとは思いつきで書いていきます。

先程書いた ' Rock god '
最後のリフが ' Space oddity ' でニヤリ。

お約束その一
' How men are ' から ' カーティスの ' People get ready '

お約束その二
' Down the dip ' からディランの ' It's alright , ma '

お約束その三
' The boy wonders ' でのハンドクラップ、および ♪high land , hard rain 合唱
(12弦炸裂!)

お約束その四
' Oblivious ' でのコラース合唱。(♪ハーーーアーーー)
ロディからのダメ出しで一瞬演奏ストップ。(笑)>もちろん、これはお約束ではないよ。

お約束その五
東京では違ったが、大阪での一回目公演のアンコールラストでの ' Somewhere in my heart '

お約束その六
' the bugle sounds again ' の間奏ギターでの僕が鳥肌一年分!
って、お約束の意味が違ーーう!

ショーは東京はオールスタンディングでハコも小さめで客も一体感ありました。
(思いのほか、たくさん見に来てましたね。)
逆に大阪はブルーノートで座ってゆっくり鑑賞。
本来そういうアーティストじゃない気がするが、二日目の僕にはアリでした。
大阪でのロディは声も絶好調でしたね。


1stから演奏したとかしないとか
僕にとってはもはやどうでもいいこと。
本当に音楽好きで良かったと感じる至福の時。

そろそろ、またバンドでの演奏を聴かせに来て欲しいなと。

しかし、' We could send letters ' が10代の時書いた曲ってのは
ホンマにミラクルやね。



2003/3/17
First And Last And Always

2003年3月8日

本格的にDJをするのは初体験(いい響き!)。

今回イベントにゲスト参加することになった経緯は割愛しますが
まず誘ってくれたイベントの主催者であるケンさんをはじめ他DJ陣、来てくれた方々に感謝したいと思います。
色々とご迷惑、ご面倒おかけしましたが、無事に終えられて良かったです。
ありがとうございました。

 さて、参加が決定すると割とすぐに僕は選曲に入った訳ですが、どんな曲にしたらいいのか迷っていました。
このHPの性質上、あまりド定番(って何だ?)ばかりでは不満な声が出そうな気がしたりもしましたが
おそらく最初で最後のDJだし、やっぱりある程度思い入れのあるバンドをスピンしようと思いました。
ケンさんにも相談したら、嫌味の無いイベントにしたいということで、結局王道(あるのか?)寄りの選曲になりました。

選曲を含め上手く出来るだろうかという心配もさることながら、僕は一つ爆弾を抱えていました。
実はその週の月曜日にメガネからコンタクトレンズに変え、とにかく眼が痒くて痒くてしょうがなかったのです。
だったらメガネでいいじゃんと思う人もいるでしょうが、メガネがユルユルで下向いただけで落ちてしまうほどでしたので
本番中に横山やすし状態になるのもどうかと思い・・・。
変に気が散ってたり、うわの空だったりしたのはそのせいでした。
もっと踊りたかったのですよーーーホントは!

さて、ココで話を脱線させます。
今回僕が誘った、もう1人のゲストyuuyuさん(今回、車で名古屋から駆けつけ)と僕は
ケンさんの家に金曜の夜から日曜の昼まで居候をしていました。
勿論‘お宅の晩ごはん拝見’状態のレコ棚あさりからスタート。
出るわ出るわのレア盤!
とにかく濃度が尋常ではなくって駄盤がない!
これを聴くには相当な時間が・・・って訳で、ケンさんのビールが少しずつ増えていた午前3時頃
突然ガチャーン!
コップ割れたーー。
ビール流れたーーー。
レコード濡れたーーーー。
ここまで一瞬の出来事。
問題はその際に2枚濡れたのですが、Jaywalkersのmini lpとUnwantedのオリジナルCD。
(ちなみにyuuyuさんのチノパンも失禁状態に。笑)
その時は大丈夫ですよなんて言っていましたが、次の日その話をすると真っ青になっていたケンさんがナイスでした。(笑)
大丈夫、レコは袋でほぼ守られてましたよ。
まあその事件直後、何事も無かったようにビール飲んでたケンさんはアンビーリバボー!だった。

さて当日も色んな事件があって、集合時間ギリギリで中野に到着。
30分前に入るや、速攻練習タイム。・・・・・・・。
ダメだ、もう全然何とかなりそうじゃない。
ケンさんには悪いが、もう誰も来てくれるなーーーって感じ。(笑)
もう1人の初心者yuuyuさん(しかしゲスト両方が素人って凄い!)は川中さんの次で10時から。
客がまだ2、3人ってところで順風そうにみえたSea Urchins‘Pristine Christine’・・・・・。
むむむっ何か静かな・・・・・おおっと!B面でした。(笑)
yuuyuさんがまさに’Sullen Eyes’でしたね。
本当あの選曲は渋くって逆に良かったかも。
僕は少し気が楽にはなったけど・・・。(笑)

さて23時15分、僕の出番。
僕の個人的な友人(激写しまくってたヤツらがそうです。ご迷惑かけました。)も含めて、結構フロアが人だらけやん!
さらにEverything But The Girlからの引継ぎでさらに頭の中が真っ白。
持っているだけど曲に記憶がない。(笑)
しかし、シュウさんを始め、皆さんの温かい心遣いによってなんとか一回目終了。
松本さん・エリックさんのShall We Dance(意味不明)がなけりゃ、僕はあそこで笑う余裕さえなかったでしょう。(笑)
曲の頭出しには殆ど失敗していたらしいですが、そんな記憶(余裕)はまったくなかったしなあ・・・・。
(よっ!幸せ者!!)

一回目リスト

01. Skankin Queen / The Bodines   12inch s/t 

02. I Want The One You Can’t Have / The Smiths   LP Meat Is Murder

03. A Gentle Sound / The Railway Children   12inch s/t

04. Fall Down (Like The Rain) / The Mighty Lemon Drops   12inch s/t

05. Hold On / The Train Set   12inch s/t

06. I Want To Watch / Something Pretty Beautiful   12inch Freefall

07. Shelter / The Pale Fountains   LP ....From Across The Kitchen Table

08. Deep Down / Captain Hill   LP This Is Manchester(VA)

09. 100 Different Words / The Enormous Room   12inch s/t

掲示板でも公言の通り、自分がリアルタイム世代(略しておっさん世代)であることを意識した選曲。
僕的には真っ蒼な曲群でまとめたのがこの一回目。
前夜yuuyuさんケンさん両人からMighty Lemon Dropsは相当ダメだしされていましたが、こっそり混入。
(嘘ッ!かなり乱暴に混入。)
リアルタイマーには概ね好評だったみたいですが
一方ではこれはネオアコなんですか???という質問が飛んだらしい。(笑)
誰か答えてあげたのか???(笑)

ケンさんの2セット目は
エブリチーム(誰が誰だかよくわからなかったです。すいません。>デラさん以外は)や浅見さん達の盛り上げ?によりピークでしたね。
一方で盛り上がれば盛り上がるほど、ビンビン盛り下がってるあの男がいたーーー!
もち!yuuyuさんです。(爆笑)
この絶頂のまま自分の番になったらどうしようと本気で悩んでいました。
もう何を言っても聞いてないーーーい!
一時はちびまるこちゃん状態で、おでこの青筋が見えるくらいまでになっていましたねえ。
無駄な心配でしたけど・・・・。

さてyuuyuさんのLloyd Cole‘Jennifer She Said’から僕の2セット目へ。

二回目リスト

01. Shine On / The House Of Love   LP The House Of Love

02. The Sun A Small Star / The Servants   12inch s/t

03. What Have You Ever Done ? / Mood Six   12inch s/t

04. Jade / Razorcuts   LP Storyteller

05. Speak To Me ,Rochelle / The Desert Wolves   12inch s/t

06. My Love Is Like A Gift You Can’t Return / The Man From Delmonte   12inch s/t

07. Stein / The Bloody Marys   7inch s/t

08. Never Seen Before / Close Lobsters   12inch s/t

09. White Train / The Hollow Men   12inch s/t

10. Heart Happy / A House   12inch s/t

 もうお判りでしょうか?
またもや出ました!1曲目!
これはネオアコなんですかあああああ????(笑) 
個人的にはロイドからの流れで最高!でした。>自画自賛!
まあ場の雰囲気は本日最悪って感じでしたけど。(号泣)

 しりあがりに盛り上げる選曲(巷ではPale Fountains選曲というとか・・・ウソ)で、やっぱ最後はA HOUSE!
うーーーん最高!!!
キャーひらさーーーん!(自分)

 隠し玉としてはHollow Men。
前日ケンさんyuuyuさんも太鼓判を押したまるでLobstersなこの隠れ曲はやっぱりちょびっとでも注目されて良かった。
レアではないので知らない方は御一聴を。

 という具合に、僕の珍DJ体験は終わり、
残りの時間はなぜかデラ君への人生相談のコーナーでした。(笑)
そこでの話とも少し被るけれども
やっぱり今回のイベントで最も痛感したことは人と人との繋がりの大切さみたいなものを改めて感じずにはいられなかったです。
世間的にはちっぽけなイベントかつ、ネオアコ・オンリーなんて今時流行らないイベントだったかもしれませんし
ピッチも合わせないのにDJなんて言っちゃうとか(どこかで読んだような文章ですが)そんなことは、もうどうでもいいのですよ。
そこで起きた全ての出会い、出来事が無意味じゃないことですから。
この先ネオアコを聴かなくなっても
(なるのか?)
たまにはこの日を思い出すんじゃないでしょうか。
皆さんもそうであって欲しいなと・・・。
というところで真面目に書きすぎましたかねえ?
鼻コレのことも書きたかったな・・・。(笑)
最後に来場された51人の方々、どうもありがとうございました。

 という訳で、下の写真でオチて下さい。(笑)



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