環境設定: ファイルの読み込み
●ファイルを開く時のデフォールト指定
・文字コード系
この設定は、次のどれかで編集ファイルを開く(あるいは、読み込む)時に
適用されます。
・テキストへの書き込み禁止(編集禁止)にする
この設定は、次のどれかで編集ファイルを開く時に適用されます。
・ファイルへの保存禁止にする
この設定は、次のどれかで編集ファイルを開く時に適用されます。
・最近使った履歴に登録しない
・最近使った履歴からカーソル位置を復元しない
「最近使ったファイル」の履歴からファイルを
開いた時、その最初のカーソル位置は、このチェックボックスが OFF だと、
そのファイルを閉じた時の位置に復帰されますが、これが ON だと、
無条件にそのファイルの先頭になります。
・画面内カーソル位置
編集ファイルが開かれて、最初に編集ウィンドウに表示される時、カーソル行の
画面内の位置は、特に不都合がなければ、このコンボボックスで選択された位置に
なります。これには、次の選択肢があります。
- デフォールト
- 中央行
- 画面行数の1/3行目
- 画面行数の1/4行目
- 画面行数の1/5行目
- 現位置と同じ
- 最上行
- 上端から2行目
- 上端から3行目
- 上端から4行目
- 上端から5行目
- 最下行
例えば、「中央行」が選ばれた場合、最初のカーソル行は、画面中央になります。
但し、その画面表示でその位置が不適正なら必要最小限調整されます。
なお、ここで、「デフォールト」が選ばれた場合、カーソルをその初期位置から
目的位置まで手動で最短移動したのと同じ結果の画面になります。
この選択は、本エディタの起動コマンドで、/b.. または /o.. の指定付きで、編集ファイルが
開かれる場合には、適用されません。
●不正文字コードの扱い
編集ファイルを読み込む際に、不正な文字コードを検出した場合、どのように扱うかを
ここで設定します。
・半角不正コードの代替文字
このチェックボックスを OFF にしておくと、半角に認識される不正文字コードは、
ASCII の DEL コード(値:0x7F) に代替されます。一方、これを ON にしておくと、
ここの文字入力ボックスに設定されている半角1字に代替されます。なお、
これが ON で、文字入力ボックスが空の場合、ASCII の NUL コード(値:0x00)に
代替されます。
・全角不正コードの代替文字
このチェックボックスを OFF にしておくと、全角に認識される不正文字コードは、
ASCII の DEL コード(値:0x7F) 2個に代替されます。一方、これを ON にしておくと、
ここの文字入力ボックスに設定されている全角1字か、半角1字に代替されます。
なお、これが ON で、文字入力ボックスが空の場合、ASCII の NUL コード(値:0x00)に
代替されます。
・不正コードがあれば警告のメッセージを表示
このチェックボックスを ON にしておくと、読み込んだ編集ファイルに不正文字コードが
あった時、それを知らせるメッセージが表示されます。
≪補足説明≫
読み込んだ編集ファイルに不正文字コードがある時、その箇所を知るには、
その代替文字を検索します。その代替文字が、デフォールトの ASCII DEL コード
(値:0x7F) の場合、検索文字列の入力リストに
あらかじめ登録されている「不正コード」の項目を使えば、容易に検索できます。