コラム

社員の化学日記 −第22話 「無題」−

やっと春らしくなってきましたね。

この時期は何か新しい事を始めたくなりませんか?

3ヶ月ほど前から,脳の学校に行っているのですが,今まではある年齢で脳の成長がとまると言われていましたが,現在における研究で何歳になっても脳は成長する事がわかったそうです。 それも伸ばしたい所を伸ばす事が出来るそうですよ。

脳の枝ぶりをよくするには,【挑戦】が大事だそうです。

先日,テレビで1970年に開催された『日本万博博覧会』の事をやっていました。 活気に満ち溢れて画面から日本の元気が伝わってきました。

月の石を見るのに,5時間並んで,5秒だったそうです。

中でも携帯電話を使って海外でも国内でも無料で電話をする事が出来るパビリオンが大人気でした。 たしか3秒で自動的に切れるようになっていたようです。

ボタンを押して電話をかける事,コードがないのに,なんで繋がるのだろうとみんな不思議だったそうです。電話をかけている人達の目はキラキラしていましたよ。 まぁその当時の携帯電話はトランシーバーの様に,大きくて,携帯するには無理だと思うけど・・・。

その当時(40年前)パビリオンの責任者だった方のインタビューで,商品化するには,まだまだだった携帯電話を世界中の人々がやってくる万博で携帯電話の発表をしてしまったら,社員達が「もう後には引けない,作らないわけにはいかない」と開発に力を注いでくれたらって思っていたそうです。 そこから30年が経ち携帯電話が普及されたわけです。すごい!!

で,40年たった今では,携帯電話はあたり前の時代になった訳です。 電話以外の機能がすごくて,いろんな事が携帯で出来る様になっていますが,私には便利すぎて,全く使いこなせていませんが・・・。

40年前に未来に向けたものが,実用化されどんどん進化しています。 そこには化学の力や研究者達の思いがたくさん詰まっているだと感じました。

やっぱり挑戦ってすばらしいです。まず,やってみようと思う気持ちが,新しい発見や出会いに繋がっていくだな〜って,日々の生活のなかでも感じています。

子供の頃から好奇心旺盛で「やりたい事は,とにかくやってみる」できましたが今年は決めている挑戦があるのでワクワクしています。

大阪万博のシンボルで岡本太郎がデザインした太陽の塔ご存知ですか? 未来に向かって伸びゆく生命の力強さを表しているそうです。

私もしっかり生きようって思います(笑)。

【雪嬢(ペンネーム)】

次のコラムへ>>

<<前のコラムへ

▲このページのtopへ