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第17回

国際ファミリー会議のご案内

2007年3月23-25日

ローマ

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修了者の声

ファーストステップ標準コースを修了された方のご感想、ご意見を順次掲載します。読む...

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お祝いと励ましのメッセージ
ファーストステップ標準コース開始にあたって
Rafael Pich (IFFD Vice-Chairperson)

ファーストステップ標準コースが京都でいよいよ始まるとの嬉しいニュースを聞きました。心よりご祝辞を述べたいと思います。

私は、先週までリトアニアに滞在しておりました。日本で昨年10月に行ったパイロット・コース(訳者註:ファーストステップ標準コースの進行役を養成するコース)をこの国でも行うためでした。まもなくリトアニアでも標準コースが始まる予定です。昨年の日本訪問の後には、フラジル、香港にも参りました。ファーストステップを始めとした一連のファミリー・オリエンテーションコースは五大陸に、着実に広がっています。

現代は、家庭の絆を弱めようとする力がマスメディアを始め、ここかしこで猛威をふるっています。世界的に見て次のような傾向が見受けられます。

1. 家庭に留まっていては、自己実現ができないという考え方に人は影響されています。その結果、家庭で人々が集い、一緒に食事や団欒をするといったことがどんどん少なくなっています。欧米にも拡がりつつある「ひきこもり」の大きな原因として、「本物の家庭生活の欠如」を指摘する専門家もいます。

2. 子供たちが画面(テレビ、ビデオ、パソコン等)の前で過ごす時間がますます長くなっています。こうした時間の使い方で、受動的な生き方が助長される一方で、反対に実体験を通じ主体的に生きることを学ぶ機会が減っているのです。また一人でいる時間も長くなります。裏返せば、子供たちが一緒になって、たくましく育つ機会は失われつつあります。

3. 子供には好きな時に好きなことをさせよう、矯正する必要はない、という誤った教育手法が広まっています。両親の大切な務めの一つは、暖かな権威をもって規律を教え、優しくしっかりと要求することであり、これが子供に愛情を示し、安心感を与え、子供に奉仕するための方法でありうることが理解されていません。愛に関する無知が広がっています。

こうした状況に立ち向かい、家庭の絆を強め、両親を子育ての”プロ”として育成しようとするのがこのファーストステップです。ファーストステップでは初期教育、集中的刺激という2つのコンセプトが繰り返し出てきます。特に知識と徳を身につけるために胎児〜3歳までをゴールデンエージ、3歳〜6歳をシルバーエージ、6歳以上をストーンエージとし、最初の2つの時期に、如何に集中的な刺激を与え、教育的配慮をするかを、10の事例を通して学ぶのがこのコースです。

願わくは、参加者の皆様が、このコースを通じ、実践的な知識と技術、それに心構えを身に付け、いっそう「プロの親」となられんことを祈っています。

2005年6月20日
ラファエル・ピック Rafael Pich

ラファエル・ピック氏。工学博士。IFFD副会長。カタロニア王立アカデミー会員。ビジネススクール講師。国際家族財団(IDF)創設メンバー。16人の子供の父親。家族に関するコースやセミナーをするために世界中を飛びまわっている。写真は、第16回総会(2004年10月)、国連本部において講演するPich氏。