決算委員会で上原けんさくら質問
4月20日から行われていた2010年度決算委員会は、5月16日市長総括を終えました。
日本共産党が論戦した主なものを紹介します。
野田市政のもとで行財政改革が進められ、害虫駆除や土木工営所、保育所など市民生活に必要な職員は減らされ執行体制の確保が困難になる一方で、旧同和関連施設には過剰な人員配置が引き続き行われていること。また解放同盟系生協からの物品購入や学童保育指導員の身分など法律に基づかない予算執行が行われるなどの問題が多く見受けられ、日本共産党市議団はこれらの問題点をただしてきました。
市民のための仕事ができない市役所 体制確保求める
党市議団は、野田市政のもとでの職員数計画によって、市民生活に必要な職員体制が確保できていないことを具体的に指摘、職員の確保を求めました。
特に幼稚園では、4園で国の最低基準に違反し、講師が多く配置されていることを明らかにし、来年度からは少なくとも国基準になるよう採用確保を求めました。市長もこれに否定はできませんでした。
市長交際費違法支出 上原けんさくが追及、違法認めさせ返還を約束させる
野田市長が、公明党の政治資金パーティーに公用車で参加し、会費を市長交際費から支出している問題について上原けんさくが質問。
政党の政治資金パーティーへの交際費からの支出は、02年大阪高裁で違法とする判決が出されています。我が党は、この判決を読み上げて違法と指摘、返還を求めました。市はこれを違法と認め、市長自ら返還すると答弁しました。
職員体制が少なく支障をきたしている主な部署
- 幼稚園4園で
- 国基準違反となる講師配置
- 防疫事務所
- 正規職員2名非常勤3名で 緊急の害虫駆除に対応できない事態に
- 道路・下水の補修などをする土木工営所職員
- この4年で正規職員は半減、非常勤は3倍
- 保育所調理員
- 正規職員各園1名のみで、アレルギー除去食の対応に四苦八苦。安全確保が困難に。
- 生活保護
- ケースワーカー67名不足
- 児童虐待対応の職員体制
- 半数が非常勤職員。通報後48時間以内に安全確認をする国のルールが守れない。
野田市長交際費 (政党の政治資金パーティーに違法支出)
- 2011年1月21日
- 平成22年度公明党東大阪 新春年賀会 会費1万円
- 2009年11月23日
- 民主党躍進の集い 会費2万円