日本共産党、不要な事業見直し・公正な執行を求める
先週に引き続き、決算委員会での日本共産党の質問を紹介します。
野田市政の解同利権野放しが次々と…
生協法違反状態の解同生協との取引やめさせる
これまでコープ長瀬(部落解放同盟蛇草地区生協)と市行政との不公正な関係が続いていました。これを正すよう求める市民の住民監査請求、裁判、日本共産党の追及により、生協法に違反する食材購入を中止するなどの改善が進んでいます。
ところが、市は裁判で問題になった長瀬のみ対応し、荒本生協からは青少年センターの食材購入を続け、高齢者の配食サービスもすすめていることが判明。 日本共産党は、コープ長瀬とは取引を中止したというが、荒本生協は放置したままか?違法な取引をやめるよう求めました。
市は調査し、現状では法違反状態にあることから青少年センターの荒本生協からの食材購入について「取引を解除する」。また配食サービスについては「利用者に生協に加入してもらい(違法状態を)解消する」と答弁しました。
旧同和関連施設職員の過剰配置、無駄な委託契約の見直し求める
施設名 | 人数 |
---|---|
長瀬人権文化センター | 11人 |
荒本人権文化センター | 13人 |
長瀬障害者センター | 13人 |
荒本障害者センター | 12人 |
長瀬老人センター | 14人 |
荒本老人センター | 7人 |
長瀬青少年センター | 21人 |
長瀬青少年運動広場 | 5人 |
荒本青少年センター | 20人 |
荒本青少年運動広場 | 8人 |
美化推進西分室 | 6人 |
美化推進北分室 | 6人 |
合計 | 136人 |
市民に必要な幼稚園、保育所や防疫事務所などの職員は削減、非常勤職員化をすすめる一方で、左表のように過剰な職員が配置されています。
日本共産党は、過剰な職員配置を見直すとともに、清掃や警備の委託の見直しを求めました。
長瀬人権文化センターでは雇用開発センターに、年間300万円の清掃業務委託がされています。我が党は荒本人権文化センターでは自ら清掃していることから、長瀬の清掃委託はやめるよう求めました。
また警備委託について、八戸ノ里老人センターでは機械警備で委託料約60万円であるのに、荒本老人センターは大門警備(解同系企業)に人的警備で委託料約360万円払っています。
日本共産党が、八戸ノ里老人センターで機械警備に支障はないかと尋ねると全く問題ないと答弁。同様の荒本老人センターでも機械警備に切り替えると約300万円の経費を削減する効果を生み出せると指摘。市は、今後も見直しをすすめると答弁しました。