府の借金は2600億円も増えた

橋下さん、よく黒字にしたと言えますね!?

 大阪維新の会と橋下さんは、住民を犠牲にして大阪を財界に奉仕する行政にするために、独裁政治をやろうとしています。

府民を欺く橋下さん 府の借金は増えたのに…

 「大阪府は黒字になった!」と自慢げに語る橋下さん。それを聞いたら、短期間によく頑張った!と府民は思います。しかし、橋下さんが知事になって4年近くで府の借金は総額で2600億円も増えて、6兆円を突破してしまいました。

 危篤状態の患者さんのいのちを救う千里の救命救急センターの補助金3億円余りは廃止。小学校の警備員予算も廃止。津波対策予算は4割もカット!など府民のための予算はカットの一方で、無駄な大型開発路線はこれまでの自民党府政以上の力の入れよう。

 借金が増えた事実については正直に語っていません。

頑張ってる橋下さん! 関西財界の大もうけが目的で公務員と府民は俺に従え!と言わんばかり

 橋下さんと維新の会は、大阪府と大阪市を解体し、「大阪都」構想をしゃにむにすすめようとしています。

 「大阪都」構想について「維新の会」は、「究極の成長戦略・景気対策」としており、そのためにすることは、空港、港湾、高速道路、鉄道などのインフラ整備、高度医療施設など呼び込み型の大型開発です。橋下氏の意向を受けた府の成長戦略には、大王製紙前会長が巨額借り入れし、強い批判が噴出しているカジノ(賭場)を誘致して、海外の金持ちを「呼び込む」ことも盛り込んでいます。

 一方、住民サービスは「都構想で具体にどうなるというのではない」といいます。

 地方自治体本来の役割である「住民の福祉の増進」などどうでもいいのです。府・市を大企業のもうけの道具へと変質・解体させるものです。

「指揮官」の意のままに

 これらを意のままにすすめるために、大阪市を解体して財源と権限を1人の独裁的な「指揮官」に集中させるというのです。

 こうして大阪都構想で大型開発の財源を捻出し、権限を1人の指揮官に任せる独裁政治をやろうとしているのは橋下さんです。その橋下さんの語る言葉や、政治の内容はすべて関西財界が仕組んでいます。橋下維新の会は財界の儲けのために府民を欺いているに過ぎません。

 府民をペテンにかけて権力を握り独裁者として権限を発揮し、財界の儲けを増やすために高速道路など開発をしても、中小企業に仕事がまわらず、大阪の経済が破綻するのは、府民は望んでいません。

これが独裁 橋下さんの本音

  • 「日本の政治のなかで一番重要なのは独裁ですよ。独裁といわれるくらいの力、これが日本の政治に一番求められる」(6月、橋下氏の後援会の政治資金パーティー)
  • 「(大阪のような)こんな猥雑(わいざつ)な街、いやらしい街はない。ここにカジノを持ってきて、どんどんばくち打ちを集めたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」(2009年10月29日)

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