行ってきました若者サポートステーション・一人で悩まないで、でかけてみませんか

　15日、上原けんさくは、うち海市議団長らとともに、高井田元町にある「東大阪若者サポートステーション」に伺い、「社会的ひきこもり状態」の若者を支援している職員さんから、現状と課題についてお話を聞いてきました。

職員さんからお話を伺う上原けんさくの写真　東大阪若者サポートステーションは、働くことについて様々な悩みを抱えている15歳から39歳くらいまでの若者が、就労に向かえるよう様々な支援をしてます。厚生労働省の委託事業として実施され、1日に4～5件、年間延べ1000件にものぼる相談を受けています。

　私が相談を受けてきた方のなかにも、「息子が急に仕事に行けなくなって、ひきこもっている」などの声をよく聞きます。

　ここサポートステーションは、無料で気軽に相談できるところです。登録した方は、仕事を探すときに悩んでいる方に心理的カウンセリングをしたり、職業体験や実習をしたり、場合に寄ったら、医療的なケアが必要な方には保健センターとも密接にかかわって広くサポートしている様子を教えていただきました。

サポートステーション内部の様子　いま少なくない若者が、「不登校・登校拒否」「ひきこもり」になっています。この背景には、激しい受験競争や会社での厳しいノルマや能力評価などで、若者の人間性が奪われ、人としての尊厳を破壊する社会の問題がよこたわっていると思います。

　こうした問題に対処して若者の自立支援をしているセンターの存在が非常に大切だと実感してきました。

　同時に、こうした活動は支援にあたる専門的なスタッフの力がどうしても必要で、この人たちを支えられるだけの行政の援助は不可欠であるとともに、もっと強化すべきと感じました。

行ってきました若者サポートステーション一人で悩まないで、でかけてみませんか　日本共産党東大阪市会議員・上原けんさく