三つ葉の松
松の木と神霊
昔から神霊は松の木を伝って地上に降臨すると信じられ、松の木を神聖な木として崇めてきました。神霊が木に宿るのを待つところから、松は「待つ」が転じた名前と考えられます。更には、「祀る」「祭り」などの言葉とのつながりも考えられます。
また、正月に門松を玄関の前に置く風習も、祖先神でもある歳神様の降臨を願ってのことです。幹の表面が亀甲状やうろこ状になり風格が感じられるところから「百木の長」とも呼ばれ、鶴亀と共に長寿のシンボルともなっています。
三つ葉乃松守
ところで、日本の松の葉は普通は二葉です。三葉の松は北米大陸が原産地で、日本では数百万年前に絶滅して、現在は自生していません。
従って、我が国では非常に珍しく、身に付けていると「金運」、「夫婦和楽」、「心願成就」の御利益があると言われています。落葉した黄金色の松葉には御利益があるとされているところから「金銭松」と呼ばれたりもしています。
当社では、「心願成就」「金運ご利益」のお守りとして『三つ葉乃松守』を授与しております。