サブシステム
サブシステム外観
別部屋のサブシステムです。

パワーアンプ、DAC、イコライザーアンプ、全て自作です。

音楽ソースは別室のネットワークオーディオサーバー(IO Data HDL-RA2HF)と
レコードプレイヤー(DENON DP-37F)です。

レコードカートリッジはシュアM95HE やグレースLEVELⅡLC-OFC等のMMのみです。ただ、手持ちレコードをデジタル化して以来ほとんど使用していません。
カートリッジはダンパー劣化で使い物にならないかと思ったのですが、f特をとってみた限りでは見事にフラットでした。
自作イコライザーアンプ
イコライザーアンプは自作です。

配線がごちゃごちゃしているのは、入力セレクターや音量ボリュームを付けたためです。
バーブラウンのFETオペアンプOPA2604を使ってます。電源は日本橋で昔買った±12Vのスイッチング電源です。

自作DAC
LANからの音源は古いノートパソコン(HP Pavilion15-n200)で受けてプレイヤーはFoobar2000を使っています。
DACは秋月のPCM2704を使用したUSBDACキットの改造版です。

このDACキットのローパスフィルターについてはいろんな改造記録が見られますが、私はオペアンプでローパスフィルターを作りました。出典は"nobu"さんという方の改造記録だったと思うのですが、今はそのページが見つかりません。30kHzあたりのカットオフです。
DAC部はUSBから給電して、フィルター部には手持ちのACアダプターで15Vの電源としています。

パワーアンプ
パワーアンプはマルツエレック株式会社の「25Wモノラルパワーアンプ D級【MDAMP-TR0803】キット」です。
これの製作記事はこちらをご覧ください。
普通のフルレンジを繋ぐと、広域が持ち上がるので、スピーカーと並列に10Ω入れてインピーダンスを下げています。
スピーカー
スピーカーはパイオニア PE-101A復刻版を指定に近いバスレフ箱に入れています。

口径10cmとは思えない低音感が気に入ったスピーカーです。
反対に高域の伸びが寂しい気がしたのでお蔵入りしていたパイオニア PT-20というソフトドームトゥイーターを追加してます。
この自作パワーアンプはステレオアンプが2台入っているので、片方はトゥイーター専用にしてます。
ただ、ダイレクト接続は少し怖いので、0.18mHと2.2μFのLCフィルターを入れてます。
年寄りの耳に気持ちよく聞こえる程度にトゥイーターのレベル上げてます。
音質
スピーカーPE-101Aはmo=4g、Qo=0.5で、バックロードホーンのスピード感が好きな人向きではありません。しかし口径10cmとは思えない低音感、帯域内のバランス等、なかなか特質すべきものを持っていると思います。
オペアンプにバーブラウンのOPA2604を使っているのと、低音あっさり目のマルツD級アンプが適度にいいバランスをとってくれていると思います。