北近畿の草花 春の9(山)

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春の山では、こんな草が見られます。

[草の名前]

コチャルメルソウ、チャルメルソウ、ハナネコノメ、ヤマネコノメソウ、ホクリクネコノメソウ、ハリエンジュ、
エニシダ、ジャケツイバラ、ハルトラノオ、コガクウツギ、ウツギ、エゴノキ、ハクウンボク、ツリバナ、
 ウリノキ、ウリハダカエデ、ハウチカエデ、ハナイカダ、イカリソウ、ウワバミソウ、クラマゴケ、マメヅタ

コチャルメルソウ 

コチャルメルソウ

 20cm程度の高さ。花の茎が伸び出ている様子がおもしろい。山道で。ユキノシタ科の多年草。06/04/29

  チャルメルソウ


 30-50cm程度の高さ。花の茎が長く伸び出ている。山道で。ユキノシタ科の多年草で、葉は2-8cmのハート型。花期は、4-5月。 花弁は、紅紫色で長さ約2mm。07/05/21

シロバナネコノメソウシロバナネコノメソウ

山の小川のほとりに咲いていた草丈10cmほどの花。ユキノシタ科の多年草。11/04/29   

ホクリクネコノメソウホクリクネコノメソウ 

 とても小さな谷川のそばに生えていました。10cmほどの高さで葉が対生している。ユキノシタ科の多年草。11/04/30
 

ハリエンジュ

ハリエンジュ
マメ科の落葉高木。花期は春。海辺の林で見かけた。ニセアカシアとも呼ばれます。ニセアカシアは刺を持つことから。09/05/13

エニシダ

エニシダマメ科の落葉低木。花期は春で鮮やかな黄色の花がさく。緑色の枝に小さな葉がついている。新設道路の法面で見かけた。土止めに使われたようだ。09/05/21

ハルトラノオ

渓流沿いの山道で見かけた、高さ10cm程のタデ科の多年草。葉は長楕円形。葉の長さ3〜8cmで、花穂の長さは2,3cmと短い。花期は4−5月。11/04/30
ジャケツイバラ

ジャケツイバラ

 マメ科の落葉低木。花期は春で鮮やかな黄色の花がさく。茎には鋭いとげがある。蛇がとぐろを巻くように横に広がって伸びる。13/05/22。秋には大きな実をつける。14/08/11

コガクウツギコガクウツギ

山で見かけたユキノシタ科の落葉低木。アジサイのような花が咲いていた。14/05/06

ウツギウツギ

山で見かけたユキノシタ科の落葉低木。茎が中空になっている。5-6月の田植えの頃白い花が咲く。10/05/30

エゴノキ
エゴノキ

チシャノキともいう。山で見かけたエゴノキ科の落葉高木。5−6月頃白い小さな花を多数付ける。実が小豆ぐらいの大きさで、子どものお手玉の中に入れることもあった。09/05/21

ハクウンボク


山で見かけたエゴノキ科の落葉高木。5−6月頃白い花を多数房状につけるので、遠目にもよく目立ち白雲木の名が付いた。14/05/31

ツリバナツリバナ

山で見かけたニシキギ科の落葉低木。5-6月頃、枝から長い花柄を出し、黄緑色の直径6,7ミリの小さな花を複数つける。11/06/12

ウリノキ

山で見かけたウリノキ科の落葉低木。高さ3−4mで、葉がウリの葉のように浅く3〜5つに切れ込む。5〜6月に白い花が数個ずつ垂れ下がって付く。15/05/27 

   
   

ウリハダカエデ

ウリハダカエデカエデ科の落葉高木。幹に縦じまがあり、この幹の様子をマクワウリにたとえて名前がつけられた。09/04/24。
花は5月頃に咲く。14/05/04

ハウチカエデ

ハウチワカエデ

山で見かけたカエデ科の落葉高木。花が咲いていた。天狗のうちわのような形である。14/05/06

ヤマネコノメソウ
ヤマネコノメソウ 
 

 ユキノシタ科。湿気のある林の下などに生える多年草。花茎は10〜20cmで、1〜2枚の茎葉を輪生し先端に花弁のない緑色の花を開く。葉は互生。11/04/09 

ハナイカダ


里山で見かけた。高さ1mほどのミズキ科の低木。葉の中央に小さな黄緑色の花がつく。花04/05/03、実11/08/08

イカリソウ

 花が開いていないが、メギ科イカリソウ。花の下の葉っぱもまだ開いていません。よく見れば、根元の離れたところに去年の葉っぱが…。02/03/21

イカリソウ

イカリソウ

山道で見かけました。高さ20〜30cm。薄紫色の花の形は船のいかりのよう。黄色の花と白の花もあります。メギ科の多年草。14/05/04
 

ウワバミソウ


滝のそばで見かけた。雌雄異株のイラクサ科の多年草です。 こちらではミズナ、ミズブキと呼ばれる。山菜として利用される。葉を取って、茎を湯がいてからいためて味付けしても食べられる。04/05/05

クラマゴケ

クラマゴケ
 京都の鞍馬山で最初に発見されたのでこの名がある。山道で見かけた、常緑性のシダ。茎は地面をはって広がる。14/05/17

マメヅタ

マメヅタ
山の大きな木の幹についていた。ウラボシ科の常緑性のシダ。丸い葉は,鱗片(栄養葉)で、直径1、2cm。5月中頃〜6月に栄養葉の間から、へら状の胞子葉が細長く立ち上がり、裏面に胞子嚢がある。07/05/04 

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