北近畿の草花 春の3

ツツジやサツキの花の咲く頃、こんな草花が咲いています。

[草の名前]

トキワハゼ、ムラサキサギゴケ、ハナイバナ、ワラビ、ゼンマイ、
クサソテツ、シダ、スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、シャガ、カナビキソウ
イボクサ、ショウジョウバカマ、チゴユリ、ホウチャクソウ、イタドリ、エンドウ、レンゲ

トキワハゼ

 家の周りの敷地や畑に生えていました。薄紫色の花を咲かせています。春から秋まで咲いています。 10〜20cm程度。 ゴマノハグサ科の1年草。11/11/12

トキワハゼ

ムラサキサギゴケ

 10cm程度の高さ。田んぼのあぜなどに見かける。地面に沿って横に茎(匍匐茎ほふくけい)を伸ばして広がる。ゴマノハグサ科の多年草。18/05/08
ムラサキサギゴケ 

ハナイバナ

高さ20cm程度の小さな草。花も米粒ほどの大きさで白色の5枚に見える花びら。葉の間から花が見える、葉内花の意味らしい。ムラサキ科の1〜越年草。花期は、3〜11月。09/06/07

 

ワラビワラビ

山菜として春のこの時期に採取して食べる。葉っぱを広げると100cm程の高さ。ワラビ科。07/04/29    

ゼンマイゼンマイ

山菜として春のこの程度の大きさの時期に採取して食べる。成長すると50cm程度の高さ。シダの仲間、ゼンマイ科。11/04/24

 

クサソテツクサソテツ


 河原で見かけたシダの仲間。葉が丸まっているいる春の頃の葉はコゴミと呼ばれ、食べられる。写真の根元の赤い草はイタドリ。07/04/20

シダ

ぜんまいによく似ています。野山で見かけました。シダ植物。

しだ

 

スズメノテッポウ

スズメノテッポウ
高さ30cm程の草で乾いた水田などに生える。丸い穂を抜いて、葉を茎の方に折り返して口にくわえると草笛になる。イネ科の1、2年草。10/05/04
 

スズメノカタビラ

スズメノカタビラ
家の庭で。畑でも手入れをよくしないとすぐに茂ってしまいます。20cm程度。イネ科の1年草または多年草。
07/03/04

カナビキソウ

カナビキソウ堤防で見かけたビャクダン科の多年生の半寄生草本。高さは20cmほどで、線形の葉で茎に互生している。花は5月ころ、白い花がさく。花弁はなく、がくが下部は筒状、上部は4-5裂する。写真は、果実で長さ2mmほど。08/10/18

カナビキソウの花

09/05/04
  シャガ

シャガ

 藪などに生育するアヤメ科の多年草。11/04/24

 イボクサ

 昨年イボクサのよく茂っていた田んぼに行って見ると、稲株の間から赤い芽を出している。周りに見える緑の葉はノミノフスマ。ツユクサ科の1年草。。02/04/30

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ

杉林の下で見かけた。50cmほどで枝分かれした茎の先に薄緑色の目立たない花をぶら下げていました。ユリ科の多年草。18/05/08

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ
高さ20cm程度。太い茎の先に白または紅色の花をつける。ユリ科の多年草。葉の先に葉も根もある子供を作って増えてゆく。11/03/27

チゴユリ

チゴユリ

杉林の落ち葉の中に咲いていました。2,30cmほどの草丈。茎の先に花が下向きに咲いている。ユリ科の多年草。11/05/14


イタドリ

イタドリ
空き地に生育する。若いこの時期は山菜としても食べられる。竹のように、茎は空洞になっている。夏には高さ120cm程度まで伸びる。タデ科。11/04/30

スイバ 

語源は酸い葉かな。スイトウともいう。この時期のものは食べられる。茎の先に赤い穂が見えている。雌雄異株。タデ科の多年草。10/05/15

スイバ

エンドウ

実を食べるえんどうの花。マメ科の越年草。11月末に種まきをして、翌年の5月頃に食べられる。09/05/04 エンドウ

レンゲ

レンゲ
乾いた水田などに生えるマメ科の2年草。マメ科の植物は、根に寄生する根粒バクテリアの働きで土の中の窒素分を養分として根に蓄える働きがある。マメ科植物の後は、土の中に窒素分が肥料として残り、次の作物の生長を助ける。18/05/04

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