北近畿の草花 春 早春の1

雪がとけると、こんな草が緑の葉を広げています。

[草の名前]

ノアザミ、フキノトウ、オオイヌノフグリ、ツルカノコソウ、ヤマルリソウ、ワスレナグサ、
スギナ、ツクシ、アサツキ、ノビル、ショウジョウバカマ、
シュンラン、シハイスミレ、タチツボスミレ、ヤマアイ、ネコヤナギ、

ノアザミ

山道に咲いていました。キク科の多年草。高さ、60〜100cm程。02/03/16

フキノトウフキノトウ

 フキの花。キク科の多年草。フキノトウも葉柄も食べられます。11/04/09

フキノトウ

ふきのとう フキの花が伸びてきました。この茎は中が空洞なので、茎の両端を切り落とし、中に細い木を通して水車を作って遊べます。山野に生えるキク科の多年草。

オオイヌノフグリ  おおいぬのふぐり

 5cmほどの低い草で、3月の中旬には小さな紫色の花を咲かせます。朝や夕方には花は閉じる。ゴマノハグサ科の2年草。11/03/12

オオイヌノフグリ

葉のようす。2013/01/13

オオイヌノフグリ

ワスレナグサ

 山寺の境内で見かけた。ひょっとしたら、ルリソウかな。ムラサキ科。02/03/31

ヤマルリソウヤマルリソウ

 里山で見かけた。20cm程の花の茎を斜めに出している。ヤマルリソウにしては花が白っぽい感じもするが。ワスレナグサにも似ている。ムラサキ科。11/04/29

ツルカノコソウ

 イチリンソウの傍らに咲いていました。高さ50cm程度。木陰や沢のそばなど湿ったところに多いオミナエシ科の多年草。茎の一番下から走出枝(ツル)を伸ばしている。11/04/30、右は山で見かけたもの。14/05/17

ツルカノコソウ山で見かけたツルカノコソウ

ツクシツクシ

 スギナの胞子茎。スギナは地下茎で増えますが、胞子でも増えます。足元に見えているのは、オランダミミナグサの丸い葉。トクサ科。11/03/13

アサツキアサツキ

畑のあぜに、生えているのを見かけます。水はけの良いところを好むのでしょうか。丹後では「アサツキ」で覚えたのですが但馬では、「ヒイル」と言っているようです。皮膚病に効くと聞いて育ちました。50cm程度。細いねぎのような形です。4月のやわらかいときは食べられるのでネギの代わりに薬味に使えます。ユリ科の多年草。花期は、5〜7月で、ピンクのをつける。写真は、07/02/17。

08/06/01

アサツキの花

ノビルノビル

堤防で見かけた。ユリ科の多年草。葉の断面が三角です。ネギのように薬味に使えます。30cm程度。11/03/12

09/06/12

ノビルの花

ショウジョウバカマショウジョウバカマ

雪の残る里山で。葉っぱの中央に見えるのは花芽。花期は4、5月。ユリ科の多年草。花は、春の3。02/02/22 

シュンランシュンラン

杉の落ち葉の中で、細長い葉っぱの根元から白い花芽が出てきました。ラン科の多年草。02/03/16

シュンランシュンラン

杉の落ち葉の中で、細長い葉っぱの根元から白い花が出てきました。ラン科の多年草。11/04/23

 

シハイスミレシハイスミレ

 

 山で見かけた。葉の裏面が紫色を帯びていることから、紫背の名前がついた。低地から山地まで見られる。花期は、3月下旬から5月。スミレ科の多年草。14/05/04

タチツボスミレタチツボスミレ

 葉がハート型をしている。3月の終わりに山際で。スミレ科の多年草。11/03/26

ヤマアイ

ヤマアイ

山の中腹に、シャガの葉に混じってはえていた、30cm程度の草。対生した葉の付け根から花茎が伸びていて小さな 花がついていた。トウダイグサ科の多年草で、雌雄異株。花期は、4〜7月。11/03/27

 ネコヤナギねこやなぎ

 川岸に生えるヤナギ科の低木。この猫の尻尾のような花が終わってから葉が出てくる。03/02/08

早春の1 草花へ 草花春の1へ