おいやんヘルパー奮戦記

2005年10月20日
ヘルパー日記がなかなか更新できていません。
ヘルパーには守秘義務があります。
利用者さんのことを匿名ででも書くと、狭い街なので「あれはどこそこの人や」なんてことになりかねません。
そんなことで、なかなか書きづらいところがあります。


【ヘルパーの仕事】

介護保険制度で介護サービスを受ける場合は、まず介護認定を受けます。
介護不要の「自立」から、いちばん軽い「要支援」「要介護1〜4」いちばん重い「要介護5」の7段階に認定され「自立」以外はそれぞれ定められた単位のサービスが受けられます。

介護保険制度が始まってから数年後に再評価したとき、この認定レベルが上がっている人が多いそうです。
「要支援」の人が「要介護1」に、「要介護1」の人が「要介護2」にのように。

これは、今までなんとか自分でやってきたことをヘルパーにやってもらうことで、動かなくなり考えなくなることが原因だそうです。

勤めている事業所に依存性の高い利用者さんがいますが、所長から「ヘルパーは絶対に手を出さないように。自分でできますから見守るだけにして下さい」と命令されています。
実際に利用者さんのところで「怖いから手を持って欲しい」と言われますが「頑張って歩いて下さい」と言って励まします。
でも辛そうにされると、ついつい手を出してしまい、反省することがあります。

介護を受ける時は、このことをしっかり考えている事業者を選びたいですね。
やさしく親切だけではだめなんです。

利用者さんの介護レベルを下げるような、へルパーを目指したいと思います。
2005年09月21日
【オルガン】

今日応援で行った、デイサービスの家にオルガンがありました。
それも足で踏むやつで年代ものです。

童謡くらいなら、左手でコードを右手でメロディをひくことは少し出来るので、合唱の伴奏をしました。
演奏を人に聞かせることはとても出来ませんが、伴奏であれば間違っても良いので勢いで
やってしまいました。
「やっぱり伴奏があるといいなあ」と職員さんや利用者さんに喜ばれ、うれしかったです。
何がどこで役に立つかわかりませんね。
2005年09月16日
【不定時間勤務】

長年、朝7時半になったら会社に出かけ、土曜と日曜は休みという生活でしたが、ヘルパーになったら
今日は13時から仕事、明日は16時から仕事というように仕事に行く時間が異なり、帰る時間もバラバラです。

朝から出発時間が気になって、落ち着かない時間を過ごしています。
これも慣れてきたら、どおってことないようになると思いますが。

空いた時間を上手に使って、畑や釣りを楽しもうと思います。
2005年09月11日
【ほんとのデビュー】

今日は一人で利用者さん宅を訪問し、身体介護や家事援助を行いました。
本当の意味のヘルパーデビューです。

知的障害者の方の散歩介護が1件、同じく入浴介護が1件、それに独居寝たきりの方の昼食調理援助が
1件でした。
知的障害者はボランティアの経験が生かせ、コミュニケーションが結構出来ました。
入浴介護は暑くて汗びっしょりになりました。夏場は大変です。

調理は「○○を作って」と言われたら何とか出来る自信がありますが、何でも良いからと言われると難しいですね。
今日はパンとコーヒーで良いと言われたので助かりました。

明日、事務所に「あのヘルパーはお断り」の電話がないことを祈ります。
2005年09月10日
【就職先が決まるまで】

御坊のハローワークに行って、ヘルパーのパートをパソコンで検索しました。
なんと3件しか求人がなく、職員に相談すると「こちらは大阪に比べると求人が少ないですよ」と
まず釘を刺されてしまいました。
条件の合った1件を紹介して貰いましたが、結局「男性はちょっと」と断られました。

しかたがないので、電話帳の介護サービス(在宅)に載っているところに順番に電話をしました。
1軒目はやはり「男性は募集していない」と断られました。
ホームヘルパーはやはり女性が多い職種で、男性は難しいなと思いました。

2〜3軒目は留守で4軒目でやっと「面接しましょう」という事業所に当たりました。

次の日事務所を訪問し、所長さんとお話しをしました。
知的障害者施設でボランティアをしたことが良かったのか、好感触でその日は履歴書や職務経歴書などを
提出しました。

後日「デイサービス」の施設見学の後、採用が決定した次第です。

後で聞いたら、男性の場合は料理や洗濯が出来ないのではないかと思われるようです。


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