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               芋谷での棚田整備進む(99年8月・9月活動報告)
 大西さんからお借りした芋谷河畔の3枚の田んぽでの作業が進んでいます。
この間、これまで耕作されていた大西政次さんが色々作業をして下さいました。
 8月8日(日)は、3枚の田への導水路と畔の通路の整備、および導水作業のために芋谷川におりる梯子の製作が主な目的でした。ところが、当日までにその作業の殆どを、大西さんがやって下さってあり、大西さんがもう一度鋤いて下さるとのことで耕転機がまだ田の中に置かれてあって水も入れられず、畔草刈りをしただけで、作業は午前中に終わりました。
「拍子抜けの感じ」との、ある参加者の感想でした。(参加者井奥、木ノ本、倉田、田中、野尻、柳本)

 9月12日の例会は、本来は運動公園郷土の森での観察と作業を予定していました。しかし当日は県立橋本体育館の落成行事と重なることが分かり、また芋谷での作業となりました。この日も大西さんが来て下さって、すでに水を張ってくれてあった上の田を代かきして下さいました。今年は何も植えないけれど、保水力を確かめると共に、トンボの産卵とかいろんな生き物の住みかとなれるように、このまま水を張っておこうということになりました(後日井奥さんが訪れたときには、たくさんのアメンボが泳ぎ回っていたそうです)。
 真ん中と下の田にも水を入れる作業をしました。溝も田んぽも乾ききっているためなかなか溜まるところまではいかず、次の日まで入れ続けることにして午前中で作業をうち切り、川辺で昼食をとりました(翌目中岡が水を止めにいきましたが、全然溜まっていませんでした)。作業やお弁当の中で、この秋に中の田には小麦を、下の田にはレンゲを蒔こうということになりました。

 午後は、紀見地区公民館での「ナチュラルブレイク」実行委員会に会を代表して中西さんが、他は郷土の森の観察に出かけました
倒木等で、以前に来たとき以上に荒れていました。公園の整備には先ず倒木の整理が必要なこと、狭い雑木山なのでなるべく大きく手を加えない方がよいとのみんなの意見でした。  (参加者 井奥、木ノ本、九鬼、中岡、中西、中矢さん母娘、柳本)

 

      新しいフィールド(草刈前の田んぼ)


水を入れる


アメンボやミズスマシの楽園
アオサギの足跡がたくさん見られる

 

 

         畔の通路の整備

        緑の喫茶店(ベンチを作る)

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