腰痛について

腰痛の原因

まず、腰痛とは病名ではなく総称です。五十肩もそうです。肩が上がらなくなると五十肩とひっくるめて言われますが、その原因は様々です。
腰痛もまた、総称である為様々な原因があります。腰椎椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症など聞いた事ありますよね?
でも、実はこのような病名が付く腰痛を患っている方は、腰痛と言われる人の中でもかなり数が少ないです。ぎっくり腰(急性腰痛症)=(急に腰が痛くなった)も病名が付く腰痛ではありません。では、大半の人が患っている病名が付かないような腰痛は何が原因で起こるのでしょうか。
病名が付かないような腰痛はレントゲンに映らない軟部組織(筋肉など)に原因があるのではないでしょうか?もともと人類は4足歩行でありましたが、手を自由に使えるようにするため2足歩行へと進化しました。それが肩や腰に過度な負担をかけ腰痛や肩こりなどの原因になっているのではないでしょうか?
実はこのような病名のつかない腰痛の治療を東洋医学である鍼灸や柔道整復術(接骨院や整骨院で行われる施術)は得意とします。さらにこれら国家資格を持つものは一定の医療知識も持っている為、病名のつく腰痛に対して検査などもできます。病名のつくような腰痛がある際は病院へ行く事を勧めたりもできる為、腰痛があれば一度接骨院で相談するのが良いかと思います。

腰痛を放っておくと

腰痛は前述した通り、病名のつくものとそれ以外のものに分けられると言えます。しかし、病名が付かない腰痛とは病名が付く前の腰痛とも言えます。何かがきっかけでヘルニアや脊柱管狭窄症などを起こしてしまうかもしれません。
ちなみに腰痛は放っておくと痛みがそのうちなくなる事が多いです。痛いところを筋肉で固めてしまうのです。その硬さを放置しておくと徐々に腰痛の頻度が上がります。そうやって我慢ができなくなってから来院される方の体には過去の腰痛の跡のようなものを感じる事が多いです。痛めた時はできる限り早めに施術する事をお勧めしますが、痛みがなくなった後でも施術を受ける事をお勧めします。

腰痛体操について

ぎっくり腰などになった時にネットで検索すると最近は腰痛体操などが簡単に見れるようになっています。
腰痛体操は簡単に分けると2種類「腰を反らす」か「曲げる」か。でも、動画などで上がってくるのはほとんどが反らす方です。なぜかと言うとそっちの方が当たる確率が高いから。反り腰より猫背の人の方が多いから腰を反らす方が有利になりやすいのです。
代表的な体操として反らす方の体操がマッケンジー体操と言い曲げるほうがウィリアムス体操、この単語で検索をかけてもらえればやり方などは出てくると思います。
マッケンジー体操の適応がヘルニア、すべり症・腰椎前弯が弱くなっている(猫背の人など)場合に使います。逆に脊柱管狭窄症や腰椎前弯が強くなっている(反り腰など)場合に使います。
ただ、自分で判断するのではなく普段診てもらってる先生などに相談してからやる方が安全なので、相談するか来院してから体操などは初めてください。

腰痛の予防法

「病名のついてない腰痛」が「病名のついてしまう腰痛」になってしまう事を防ぐために腰痛の予防は大切だと思います。これもまた先ほど述べましたが、「病名が付かない腰痛」の原因の多くは筋肉にあります。
悪い姿勢や、偏った体の使い方などにより一部の筋肉が硬くなります。この硬くなった筋肉をそのままにしておくとそれがまた体の歪みに繋がったりして神経などを刺激して痛みが起こります。
要はこの硬くなった筋肉をそのままにしておかないのが予防法と言えるでしょう。体操やストレッチを日頃から心がけておくことが腰痛予防に重要と言えます。
しかし、この硬くなってしまった筋肉を伸ばすというのは非常に難しいです。やわらかいところの方が伸びちゃうので。なかの接骨院ではマッサージは行いませんが、このような硬くなった場所をなくしてから骨格を整えます。日頃のケアと併用していただければ効果的に腰痛を予防する事ができるとおもいます。

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