鍼灸師、不妊カウンセラーの日野朝子です。鍼灸の道に入ったのは”不妊症”に携わる「こんなところがあったらいいな」という思いからです。
私自身が経験者で、1980年代当時は専門の病院も少なく、情報を得るツールも、悩みを打ち明ける場もないという不毛の時代でした。
悪気のない、何気ない一言にもひどく傷つき、毎月突きつけられる現実に、エネルギーを失いそうになる心の情態でした。
今はその心の情態まで分かろうと活動している(不妊カウンセラー、生殖医療相談士:旧不妊相談士を養成する)団体が存在します。
東洋医学での「心身一如」(心と体を常に1つのものとして捉える考え方)に通じる、
身体だけではなく心のケアも必要であることを認識されだしたのは、妊娠率向上に向かっての大きな一歩です。
身体に関しては、西洋医学(婦人科)での受診は必須だと考えています。 卵管が詰まっていたり、ホルモンの出が悪かったりと、
物理的にどうしょうもないこと、薬の力を借りればなんとかなることは、現代医学の力を借りましょう。とは言え、
自分の力でできることは、できる限りやってみたいと思われるのではないでしょうか。
”妊娠しやすい体づくり”は個人の自然治癒力、生命力が不可欠です。東洋医学では「気・血・水」が整った、
バランスのとれた状態を目指します。またアメリカ、中国では「不妊に対する鍼灸の効果」が論文としていくつも発表され、、
効果の確率も掲載されています。
たくさんの情報が氾濫する中、できる限り根拠を明確に把握し、何をどのように選択したら1%でも妊娠率があがるのか、
それを一緒に考えていきたいと思っています。
お一人お一人の方と、じっくり向き合いたいので、施術させていただく人数も限られてくると思いますが、お一人でも多くの方が
”ざくろあん”から出る時は、気持ちがすっきりして前向きになれるようにと願っています。
取得資格
上記、不妊カウンセラーの資格認定は、5年ごとの更新制になっています。 更新するためには、最新情報を提供してくれる全国の不妊専門の医師や心理学の学会や研修会に常に参加をし続けなければなりません。 そこで得た情報により、より良い効果の期待できる治療を提供していきます。
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