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NCプログラム例:長穴加工。
 G68、G90,G91サブプログラムで座標回転。
各円弧交点は「エクセル
の角度と斜辺で計算。
長穴加工例図
加工開始点に下穴加工済
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長穴加工法案
  長穴の加工方法として次のような加工法が考えられます。

    1) 加工ガイダンス「補間」円弧指令。この方法はФ16のエンドミルが必要となります。
     2) 4箇所をプログラム。
     3) G68+サブプログラム座標回転でプログラム。
     4) G68+サブプログラム+G90,G91モードで座標回転プログラム。

   各方法を考察します。
     1) Ф16のエンドミルが必要となる、加工手順に時間がかかる、複数個有る場合はより時間がかかる。
     2) 1箇所ずつプログラムするため、プログラムに時間がかかる、間違いも生じやすい。
     3) プログラムが簡単で、間違いが少なくなる。しかしG68の呼び出し入力がん面倒、汎用性が乏しい。
     4) プログラムが簡単で、間違いが少なくなる。3)に比べ入力が楽、汎用性が高い。

   以上の考察で、4)が最適と思います、長穴個数が多くなるほどその有利性は高くなるます。
   参考に 3)、4)のプログラム例を併記します。

      
3)G68でのプログラム例。
3)G68、G90、G91でのプログラム例。
3)に比べて、サブプログラムが追加になり一見入力に時間がかかりそうですが、注)5を変えることで、多数個に対応でき、汎用性が高いです。。
注)5
角度 変更
注)5
L 変更