平面加工X軸両方向切削のページで。
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データー入力項目

X軸両方向切削
　　　特徴はP（切削回数）を偶数に設定すれば、切削方向（アップ、ダウン）を揃えられます、
　　　　そのためエンドミル等の溝加工に向いています。

データー入力例

下記、加工図の溝加工を例に入力方法をガイダンス。

X軸両方向切削加工例。
（アップカット例）

Ф４０エンドミル

入力項目算出法。

　　ｴﾝﾄﾞﾐﾙ半径+ｱﾌﾟﾛｰﾁ
X＝(40/2)+5=25

　　加工幅　ｴﾝﾄﾞﾐﾙ半径
Y=-(60/2)-(40/2)=-10

P=2

　　加工長さ　ｴﾝﾄﾞﾐﾙ半径+ｱﾌﾟﾛｰﾁ
I=150+((40/2)+5)×2)=200

　加工幅　ｴﾝﾄﾞﾐﾙ外径
W=60-40=20

データー入力値。

注）
データー入力値 I (X方向）の±方向はテーブル移動方向で入力
　　　　　　　　　　W （Y方向）の±方向は座標値方向で入力。

加工時の工具軌道

①XY開始点に早送り移動→ I 点に早送り移動→R点に早送り移動→C点５．０に早送り移動
→②切削→③へ最大切削送り移動→④へ切削→Z I -Cに（45.0）移動→Z-10.0に移動→切削繰り返し
→XY④値で I 50.0までZ早送り、終了。

①

④

②

③