生活環境を考える

空調によって人工的に制御された室内は快適です。
でも、真夏の木陰にそよ風が吹く時の心地良さにはかえられません。
人が暮らす生活環境を考える時、私たちは、真夏の木陰にたたずむ時の、あの居心地の良さを大切にしたいと考えています。それは、建築物が置かれる立地条件を知ることであり、その土地の気候風土を知ることから始まります。

個性を考える

人は誰もがそれぞれの個性を持っています。ですから、住宅もそこに住まう人に寄り添うそれぞれ個性が必要です。
私たちが設計する住宅には、一つとして同じものはありません。
私たちは、住まう人の嗜好性や生活習慣といった、個々が持つ個性を大切にしたいと考えています。
住まう人の個性と、提案者として私たちの個性が、それぞれコラボレーションしながら住宅の計画は進んでいきます。

コストを考える

建築に要する費用は、一般の方から見れば、とてもわかりにくいものです。
私たちは、こうした建築の費用をできるだけ詳細にご提示し、ご説明することを心がけています。
また、建設業者から提出される「建築工事請負金額見積書」には、詳細項目までの明示を求め、これを厳しく精査します。
更に、同等の性能を維持しながらも、工法や使用する材料を追求し、総合的な建築コストの削減を目指します。