機巧奇傳ヒヲウ戦記
![]() 大混戦だった譲位に、決着がついた!の回、にしなくてはならないでしょうが、舞的には最後の部分での、4年後のヒヲウの変わりッぷりにレビュー辞めたろか!!ほどの衝撃を受けた回。いやもう、本当に。 話の展開は、良かったのよ。 外国船も黙って沈められるだけなわけもなく、仕返しにきちゃって、高杉さんが戦の命を受けて、イヤイヤ出陣して、あわや大乱戦?てなところでヒヲウ達機の民が、いさめて終わりての。 あぁ、本当にコレで譲位は終わったんだな、て見てるこっちも分かったもの。 子供達の方も、カイキ沈めた最初は「カイキ沈めたから、もう誰も戦おうとは思わないよね」て、甘い考えだったけれど、なかなか戦争が終わらないことを悟ったことで、少し学んだようです。 物語りも、ヒヲウ達だけに傷を残さず、暴君アラシぼっちゃまにも、悲くて逃れられない現実を叩きつけます。 なんと、前回ラストでアラシを庇って負傷したイシが、今回死亡! ヒヲウ達が、獄中(?)で祭してる間に!! ミンナで踊りまくっている間に!! 「そうだよ!俺たちは祭のためにいるんだよ!!」 と、笑顔で他人を励ましてる間に!! なんだろう、この落差。 ……微妙に勧善懲悪?(笑) 主人公の明るい笑顔の見えないところで、ライバルは影を背負って…って、 さぁ萌えろよ!!と挑戦状を叩きつけられたような気がするのは舞だけですか?そうですか。 アラシ側ラヴ〜(とイシ萌え)の人たちにとっては、衝撃の回になったわけです。 そこで、ふと気が付いたのですが、踊りを披露しているカラクリ人形が、マチとテツのカラクリしかありませんでした。 そうです!ヒヲウのカラクリは外人に盗まれ(笑)、シシのカラクリは三剣城の罠に散ったのです!! 過酷な旅のため、一体一体と姿を消すカラクリ人形!(笑) なんだか変なところで律儀というか、芸が細かいというか。(大笑) 時の流れを感じさせられるアニメです。 主人公とライバル側が、すったもんだしてる間に、外人VS高杉陣営が、あわや開戦!?てところで、また登場クロガネ親分(大笑)。 やたら元気です(大笑)。 そして、ハデに登場して、「外国に風陣の実力を見せつけるのだぁ!!」て吠えたわりには、外人さんの銃に撃たれた風陣側、あっけなく崩壊。 外人強ぇッ!! そこに飛び込んできたホムラが、不器用に舞って、外人さんご堪能。 以外にも、最期までからんできたのは、一時行方不明(笑)だった宮さん。 ホムラの中で刃物振り回して、ヒヲウを「異敵と戦え!」と脅迫。 それにまったく動じない機の民達ですが(特にマユ姉ちゃんが強かった)、彼らはこの宮さんが、今までも気に食わないとか、邪魔だとか思った人たちを、躊躇なく殺害してきた人だと知っていたら、対処も変わっただろうにと思われてなりません(笑)。 とはいえ、機の民も成長したのだということですね。 暴走する力をいさめる術を身につけた、ということで。 いろいろ苦労したけれども、強くなったよなぁ、子供たち。 たくましいよ!! そんな思いにふけって、高杉さんの三味線、モモスケさんたちの太鼓や笛の音やらもBGMにして、華やかにEDへ?と思いきや、舞台は4年後へ。 4年も経つと、子供の成長って著しいのよね。 あぁ、もう、まったくホントに時の流れを感じさせられるアニメです。 しかも、10歳前後だった子供なもんで、 ほのかに可愛らしさを残して、まだまだ少年、ってところなわけよ。 テツとジョウブはいい成長をしてるのよ。 な!?舞ちゃん言ったやろ!? テツはサイ兄ちゃん似の優男に成長するって!! で、ジョウブはきっとヒヲウに似てヤンチャ系やって!!(落ち着け、自分) テツってばなんで、あんなに上品に成長したんや(笑)? ヒヲウ達と同じ食事して、同じ環境のはずなのに、 やっぱりサイ兄ちゃんの育て方が、うまく反映されたんだろうな。 独りで都に行ってたみたいだし。 まったく、成長著しい兄弟です。 で、成長過程でなにかを間違ったのがヒヲウ。 もうホムラ踊って終わってよかったのに!! 時の流れは残酷だ!!キ―――――――ッ!!! 今回が最終回でよかったのに!! まだなにか続くんかい!! もう終われ―――――――ッ!!キ――――――――ッ!!! 今週のヒロイン→4年後になる前のヒヲウで。 理由は、今回が「機巧奇傳ヒヲウ戦記」の最終回だから。 というわけで、今回は「機巧奇傳テツ戦記」の予告でした(ウソです!)! |