ここでは白浜方面のタイドプール情報をお伝えしていきます。頻回に情報収集はできませんが、暇で体力のあるとき、さらに大潮のとき、磯へいってくる予定です。今後少しずつ追加していきます。

磯へ行った日 写真 タイドプールの実際
2004
11/23
中潮
今日初めて潜りの採集に行きました。採集家のSさんに連れて行ってもらいました。ウェットスーツを着るのは初めてで、それだけでも苦労しました。とても暖かい日でしたが、海水は冷たかったです。それでも泳いでいるとミスジやトノサマがいて感激です。なんとかゲットしようと思い潜るのですが、体が沈んでいきません。水深は2mくらいと思うのですが、底まで届かないのです。これを何回かしているうちに体力を消耗してしまいました。おまけに冷たい海水が流れ込んできて全身寒さで震えてきました。借り物のウェットなので体にフィットしていませんでした。これは限界と思いすぐに上がって着替えをしました。海を見るとSさんはまだ頑張っていました。この寒さの中凄いです。結局スミツキ2匹をゲットされていて、それを頂くことにしました。ありがとうございます!
やはり潜り採集は慣れ・根性・体力がいることがよく分かりました。
潜り採集を終えてからは岸壁採集に行きました。行った岸壁にはトゲ、チョウハン、ナミ、フウライなどのチョウチョウウオが岸壁をつついていましたが、網での採集も結構難しそうでした。ベテランのSさんも苦戦をしてなんとかチョウをゲットしていました。
この時期でもたくさんのチョウを見ることができ感激の1日でしたが、今年は昨年よりかなり少ないらしいです。来年はどうか心配です。
水槽投入後の様子は「立上げ後の経過」を参照下さい。
2004
11/17
中潮
久しぶりに海でチョウチョウウオを見かけました。ここはイカがよく釣れる場所で、今日もイカ釣りに来ていました。いつもの習性で岸壁をのぞくと、チョウチョウウオが泳いでいるではありませんか。これはなんとかゲットしたいと思い、釣り上げようと思いました。エサのアミエビを買って来てチヌ用のかかり竿で釣り開始です。
しかし、世の中そんな甘くはありません。釣れるのはきれいなベラばかりです。ナミチョウは時々つつきにきますが、食い込むまでには至りませんでした。
釣りをあきらめて網で挑戦です。しかし昼間のチョウは素早くてとても一人ではゲットできそうにありません。
釣りと網で数時間は粘りましたがゲットすることはできませんでした。
ナミチョウは大きなものもいて、越冬できそうな感じでした。
2004
8/13
中潮
2日続けての採集です。
今日は毎年行っている南部のポイントに行って来ました。まだうねりが残っていて、干潮時にもタイドプールまで波が押し寄せていました。これではいないだろうと思ったのですが、すぐにルリスズメを発見して1匹ゲットです。その後も探して回ったのですが、チョウの姿は見あたりません。仕方なくルリスズメを2匹追加してあきらめかけていました。でも嫁さんがナミチョウを発見してくれました。それも小さなタイドプールだったので、難なくゲットできました。その後もよく見て回って、またも嫁さんがナミチョウを発見です。今度は海草がたくさん生えている場所でしたので、採集は困難でした。なんとか浅場に追い込んでゲットできました。
今年はまだトゲチョウの姿を見ていません。早く違うチョウを見つけたいです。
2004
8/12
中潮
今期初の採集です。家族と串本まで行って来ました。今年の冬に採集家のSさんに連れて行ってもらったところです。冬にはツノダシがいました。
干潮に合わせて行って来ました。しかし台風の影響で外海は荒れていました。ここは広くタイドプールが出現するので干潮時は安心です。
あちこちのタイドプールにはナミチョウやソラスズメがいました。残念ながらトゲチョウの姿はありませんでした。でも久しぶりの採集でしたのでナミチョウでも大満足です。
子供もオヤビッチャ1匹とイソスジモエビ多数をゲットしていました。ナミチョウ以外には今まで見たこともないスズメダイ系を1匹つかまえました。帰ってからネットで調べると「シコクススメダイ」というのでした。
本日の採集結果はナミチョウ2匹、シコクスズメダイ1匹、オヤビッチャ1匹、シリキルリスズメ1匹、イソスジモエビ多数でした。
やっぱり採集はおもしろいです。
H15.8.10
中潮
毎年行っている私のホームグランドです。
前日の台風の影響で潮がかなり濁っていました。大きめのタイドプールも濁っていて深いところでの採集はあきらめました。
ついてすぐにあちこちのプールを見て回ったのですが、濁りのためにチョウの姿を見つけることができませんでした。それでいつも毎年コバルトがいる深めのプールに行ったのですが、ここも濁りのために何も見えません。こんな状況であちこち見回っていると、嫁さんがバケツを持って近づいてきます。「まさか…」と思ったのですが、「採れたで!」と。バケツの中を見るとかわいいサイズの(約2cm)ナミチョウが入っているではありませんか。まだ他にもいそうなので、ポイントを変更しました。
(左上)
こんな浅いプールにもナミチョウがいました。ここは20cmくらいの浅さで、本当に狭いところでした。おかげで簡単にゲットできました。かなり高い水温でした。きっと前日の台風の影響で多くの魚が入り込んできたのだと思います。
(右上)
ここは干潮時にはいろんなプールが出現します。日曜日でたくさんの人が海水浴に来ていました。一部私と同種の人もいました。
(下)
よく見ると真中に青い点があります。これはコバルトスズメです。今年は結構多く見かけました。
(左上)
息子が浮輪で浮いているこのプールは結構水深があり、毎年チョウがいます。子供が泳ぐには最適です。波なし、サメなしです。
(右上)
左上の写真につながっている溝のようなプールです。ここへトゲチョウを追い込んで奇跡的にゲットすることが出来ました。(下の写真)海草の中に入り込まれると、どうしようもありません。
これが採集の成果です。予想以上にゲットできました。ナミチョウ3匹、トゲチョウ1匹、コバルト7匹、イソスジモエビ多数、キャメルシュリンプ1匹(残念ながら☆)、石灰藻付岩2個でした。
持帰り後の様子は「17cmOF水槽」を見て下さい。
H15.5.3
中潮
ここは私がよく行く釣り場の近くです。中潮でも写真のようにひろい磯が出現して、島まで歩いて渡ることができます。この島の裏側にも磯があります。下の写真はそこで撮影してきたものです。
下左は磯お約束の「タテジマイソギンチャク」ですね。右のイソギンチャクもよくいますが、名前は知りません。タテジマは水から出ているために縮んでいます。以前2種類とも飼育したことがあります。いずれも比較的強いです。
こんな干上がった環境でも生きていけるのですね。