遊撃釣行日誌
特に思い出に残った釣りの記録です。
お盆休みの爆釣
2017.08.11〜17
例年お盆の長期休暇は、白竜湖に遠征に行っているのですが、ここ数年
は夏の釣果が振るわなかったため、今年は別のダムで長期休暇を過ごす
ことにしました。

どこのダムがいいのか、考えあぐねて答えが出ない中、台風5号がお盆休
みの3日前に通過してしまい、長期休暇には減水も始まっているだろうと
ガッカリしながら過ごしていた休みの始まる前日夜、息子が各地の水位を
チェックしていると、「お父さん、メチャ増えてるで」と床に入っていた私に話
しかけてきました。 
夕方、局地的に降った雨で「短時間記録的大雨情報」の出された地域の近
くにある以前から開拓していたダムで大幅に増水しているようでした。 
急遽、明日の行き先にすることを息子と確認しました。
 
翌日の早朝、二人でダムに到着すると、通常満水位より2メートルの増水
で、以前息子が477を釣った時と同じ水位になっています。息子はその時
と同じポイントに入り、私は以前から増水時用に準備していたポイントに入
り、釣りを開始しました。  



この準備していたポイントは、以前に息子が増水時に良い釣りをした場所
の様々なポイント形状を最大限に模倣したもので、足元直下は1.5mの崖、
上手側は木の枝による水面カバーにしてあり、また、流れを止める倒木の
配置と流心を外れることによる反転流を予想したものになっています。
このポイントの実際のエサ打ち点は今回は水深2mの台地状になっていま
す。 
今回の釣りではこのポイントでどこまで釣果が得られるか…が最大の関心
事でした。 

推測した通り、エサ打ち点では反転流が発生し、上手側への緩い流れがつ
く中、岸際でのモジリも多数出ていました。
そして結果は・・・息子は443と412の2枚を上げることが出来ました。 



私は446、445〜39までを7枚上げることが出来ました。 



推理し、準備したポイントでの釣果になり、とても嬉しい結果となりました。 
不調だった今年の釣果を脱して、満足して二人で帰宅の途についたので
すが・・・
まだ物語は始まったばかりだったのです。


3日後、ナイター狙いのため昼から息子と再び出発。前回のダムと違い、
発電はあるが比較的安定水位を保っているダムで、昨年の実績では2.5
本の宙釣りで結果が出ています。しかし昨年の釣りでは試しに4本まで落と
した時、44pがスレで掛かってきたことから推測し、相当な深さでも魚が居
るのではないかと、今回は21尺の4〜5本を攻めてみることにしました。
息子は19尺の2.5本の宙で馴染み切りを中心に展開させて、尺ベラと形の
素晴らしい405を仕留めましたが、私は果敢に挑戦した深棚作戦が見事失
敗し、撃沈に終わりました(>_<)





更に2日後、今度は単独で出発。今回は気分を変えて開拓したダムには行
かず、室生ダムへ。
あまり来ないダムなのでウロウロ見て回りますが、どうも気分が乗ってきま
せん。
ようやく34番という所で、対岸にヘラダマがあるダムダムしたポイントに決め
て入漁券を購入して釣り始めました。
     

2時間が経過し、釣れたのはニゴイのみ。その時点でお尻がムズムズと止
めたがっています。
思い切って道具を仕舞い、今度は上津ダムの見学に行きましたが、やはり
気分が乗りません。
夕方までダム周辺をウロウロしながら、明日のダム選定を考えた結論は・・
やっぱり開拓したダムやポイントで釣るのが一番という結論になりました。

車中泊後にダム到着。このダムは今年に入ってからの開拓ポイントがあり、
梅雨〜秋にかけて狙えるポイント形状になっています。本湖が大きく蛇行し
た外側の深場に位置し、水通しが良いポイントになっています。
ただ、降りるのに一苦労します。しかし、開拓当時は道も無く、水際も樹木
が生え、急斜面になっていて、道を作り山を切り開く作業を5月下旬から進
めて何とか完成させました。
ここでは、この間4回竿を出し、まだ釣果が出ていません。7月は来れなか
ったので久々の竿出しになりました。


6時30分、第一投を開始してまずは2.5本から打ち込みます。その後棚を下
げていき、チョウチンの床近くまで探りを入れて、また2.5本に戻すと触りが
あります。10時30分、ついにウキを5pほど落とす良いアタリが出たので、
すかさず合わせを入れると強烈な締め込み。夏の宙のヘラのパワーは凄
まじい(@_@)
何とか耐えて上げたヘラは何と472もありビックリ。一人で声を上げて喜ん
でしまいました(笑)

(後ろが急斜面のため、とりあえず撮影)



(少し長手ですが、無骨な感じもまた良いですね)


その後もアタリが出続けて、昼飯も食べずに打ち続け、18時の終了時まで
に43〜40のヘラを7枚追加して終了しました。


これまで新規ダム開拓やポイント開拓をしてきましたが、ここもまた有効なポイント
になると確信できた一日でした。


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