
遊撃釣行日誌
特に思い出に残った釣りの記録です。
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5月3日から息子(下の子11歳)を連れて白竜湖へ。息子にとっては初の白竜湖であり、
私から聞かされていた体高のあるきれいなヘラブナの釣れるという憧れのダム湖でも
あり、行く前から期待で胸を膨らませていました。
GW前半戦は、ハタキ直後でもあり釣果は全くのゼロで、今回もまだ日が経っていない
ので、ちょっと厳しいのかな、と思っていたのですが、水位を確認すると日々増水に転
じて理想の水位の下限値にギリギリ入ってきており、もしかすると・・・との期待を持って
現地に到着。
到着して息子と湖面をみると、ヘチの草で魚がハタいてる。しかもかなりデカい魚。
「うわっ、何かすごいことになってるわ」と息子と話し、下に降りて確認すると鯉がハタい
ているのが見えます。「鯉だけかなぁ??」と良く観察すると沖目では明らかにヘラと思わ
れるモジリがガバガバと出ています。
いずれにしてもヘチよりに魚が大量に寄っていることは確かで、これは期待できるぞ、
と急いで準備に掛かりました。
ポイントは前回497を釣った場所の左側に、前半戦の際に作っておいたポイントがちょ
うど良い水位になっていたので入り、息子もその左に入りました。
水深は約70cmで、水底に生えた草が引っかかります。
ハタキ時期の釣りは浅場での釣りが多く、濁りがその日の釣果に大きく左右される場
合が多いのですが、人工的に濁りを作り出した場合も、これまでの経験上大きな成果
を出しています。なのでまずは写真の「イガイ取り」を8メートルの磯ダモに装着して大き
な木を回収がてらに泥を巻き上げます。
その後カマに付け替えて草を刈り取りました。

イガイ取りとカマ
息子のポイントで作業を済ませ、自分の準備に入りましたが、やはり初心者の息子、
上のヤナギに糸が絡んだやら、色んなトラブルでヘルプに行き来することになります。
それでもこれまで何度かのダムヘラ釣りの経験をさせてきているので、仕掛け作りや
エサ練り、シズ合わせやタナ取りなど、基本動作は自分で出来るようになっているの
で、以前より随分とヘルプが減りました。
私も準備が整い、釣り開始。エサ打ち何度目かでアタリが出始め、ずっと当たりっぱ
なしになりました。そしてまずは息子にマブが。おっ、先を越されて魚を釣られてしまい
ました(>_<)
しかし私も父として頑張らないと・・・「ツン」バシッ、ググッー。よっし、ほら見てみ、ヘラ
の415じゃ〜〜(^^)

初の白竜ベラを拝んで息子に力が入ります。そして10分後・・・息子の糸が上の木に
絡まるトラブル発生。それを解決に向かい、解決させた後、私が横で見ている前でア
タリに見事に合わせを入れ、バシャバシャバシャ、「ヘラやで、慎重に!!」で、タモに入り、
見ると体高のある415でした。「よし、おめでとう」「やったな」。息子も大喜びですが、私
も大喜びでした。 (息子にとってはへら釣りで初の40上です)


その後私に尺半級のヘラが掛かり、測ると447。ここは父の偉大さを知ってもらわねばと
尺半にならないかと魚をさすってみましたが、残念449にまでしか伸びませんでした(>_<)
結局その日は息子は尺ベラ2枚を追加して16時過ぎに終了。今回の遠征の目標であった
息子に40上を釣らせるということが達成できて二人ともニコニコ顔でした。
2日目は現地で初日に知り合っていた「漁師さん」と釣りをして、442が一枚。
3日目も漁師さん、地元のTさんと釣りをして、40上が2枚の釣果になりました。
これからもしばらくは息子とダムヘラ釣りを楽しめそうです(^^)
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