遊撃釣行日誌
特に思い出に残った釣りの記録です。
強烈な締め込み、白竜の尺半上
2005.09.23
3連休を前にして、どこに行くかを悩んでいたところ、丁度親類が広島に
行くと連絡がありました。
一ヶ月前に行った白竜湖の釣りを思い出すと、またまた行きたくなる虫が
騒ぎ出しましたので、急遽広島行きを決めて22日の夜に出発しました。
現場に着いたのは真夜中の2時過ぎでしたので、様子の分かった前回の
ポイントに入りました。

今回の釣りは前回果たせなかった尺半上を取ることだけを最優先に、山田
仕様の道糸ケプラート、ハリス2.5号、針22号を掛けて挑みました。
そして竿はあの『一集』を上回る超剛竿の『鯉 最硬調15』が入手出来たので
初めて本格実戦に使う事にしました。
白竜ではこれまで何度もハリスを飛ばされてきたので、この山田仕様のタックル
しか無いと思い、それに合う竿を探してきたのですが、やっと見つかったような
気がします。
今回のポイントは上手に台地を控え、下手にミオ筋があるところの中間で、
3本チョイでトコが取れました。
トコチョイ切りでエサ打ちを開始したのですが、前回同様弱いさわりが続きます。
またしてもあのチャンマブ??と思っていると一節半ブツッと入り、40くらいの腹
パンが釣れてきました。
また前回と同じだな、と思い、今回は一節くらいのアタリはあえて見逃し、エサ
打ち回数をさらにアップさせていったところ、ついに来ました。「ドスッ!!」となじみ
際の消しこみ!!よしとばかりに合わせると物凄いパワーで引き離そうと抵抗を
してきます。今回のこの超剛竿が何と満月のように大きくしなっています。
な・なんや、この引きは・・・もうこうなるとパワーとパワーのぶつかり合いで、
両手で思いっきり引き寄せるしかありません。さすがにここまで引くと魚も抵抗
むなしく上がってきましたが、タモに入る直前まで大暴れしていました。
   

検寸すると46.7cmの白竜としては標準的な魚体のヘラでしたが、検寸台の上
でも良く暴れました。しかしやっぱり白竜のヘラはきれいな魚体で惚れ惚れします。
その後、すぐに辺りが明るくなって、バスボートが走り回るようになり、7時に
一旦竿を仕舞いました。

2日目の夕方は雨が降ったためか、夜になり水を落とし始めました。風が強く
波が海の海岸のように打ち寄せるような中での釣りになり、アタリが出ずに
23時には止めて翌日の三川に備えて早々に寝ました。
3日目の三川も台風の影響か、昼間は強風でゴミが流され、釣りは出来ませ
んでしたが、地元のKさんという方と知り合いになれて、いろいろお話を伺い、
なんとタモの柄と自作のウキを3本もいただきました。広島の人はいい人ばか
りです (^_^)
夜になって風も収まったのでエサ打ちを開始しましたが、結局ブルだけで撃沈。
いままで何度か竿を出していますが全て撃沈で、三川のヘラはホント気難しい
んだなと改めて思いました。


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